吉田鋳造総合研究所
鋳造所長雑文録
2018/01/07◆おたのしみはこれからだ(笑)
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皆さん「コミケ雑文」をお待ちのことでしょう。ええ、承知していますとも。それを承知で(笑)、まずはその前後の年末年始のイベント雑文を。いやあ、引っ張るねえ(笑)。

まずはKSLアウォーズ(と、その前)

本の製作が佳境の時期に公開された「ガルパン最終章」。安全スローガン『ガルパンは入稿が済んでから』を掲げていたので、入稿が済んだ12月16日にKSLカップ決勝をブッチしてようやく梅田で観た。わけなのだが。なんか違う。「ガルパンはいいぞ」のお題目が心から自然と出てこない。なにが違うんだろう……と思ったのだが、たぶんエンジンに問題が……おっとここからは自主規制(笑)。自分の中では納得してます。

アウォーズ。つらかった…………眠くて(苦笑)。しかし、そんな眠気を吹き飛ばすイベントが会の開始時と終了時に。終了時のヤギちゃんの挨拶で、19年ぶりに県リーグに降格してしまうディア奈良の名物GM武田氏を壇上に呼んで喋らせるとか。降格するチームだぞ?ヤギちゃん、アンタは鬼か悪魔かヒトデナシか(笑)。
で、もう一つの大イベント(当社比)は、乾杯前の来賓紹介。普段は特にどうということもなくするーしていくのだが、北信越リーグのゲストはアブラだとおおおおおおおおおおおおお
なんとなんと、鋳造のアイドル、元アローズ北陸のFKの名手・油谷秀隆氏ではないか。これは理性をそこらへんの廊下の端に投げ捨ててアタックするしかない。会がお開きになってから直撃しましたですよ。「北信越リーグ時代の新潟戦のFK、視てましたよ」というと、本人は照れるでもなく「あのFK、スゴかったでしょ」。会心のキックだったんだね。もちろん記念撮影をさせていただきました。

大晦日は巣鴨へ

浅草でちょっと時間をつぶしにロック座の前あたりまで行ったけど、まあホントに外国人の多いこと。イスタンブールのスルタンアフメット地区====ThisIsTheErrorMessege====みたいなもの、なのかもね。

南千住でじゃからんと待ち合わせして、三ノ輪橋から都電で庚申塚に行き、ジジババの聖地・巣鴨とげぬき地蔵へ。ここで、2人揃って強烈な勘違いをしていたことが判明。とげぬき地蔵はカラダの悪い箇所や気になる箇所をこすって洗うと治癒するという言い伝えがあることは知っていたけれど、だから地蔵像を洗うのだ====ThisIsTheErrorMessege====と思い込んでいたのだ(笑)。年始はとんでもない人出になるのだろう。ところで、巣鴨駅に向かう参道でも数人の外国人観光客をすれ違った。とげぬき地蔵って、日本の、東京の観光を考えたら、セカンド、いやサード・チョイスくらい、「東京はもう何度も来ているし……」って感じの旅人が選択するレベルだと思うんだけど、そのクラスの玄人がもう現れているってことなのか。いやいや、すごいねえ。

いつものようにぼくの実家に移動して、姉一家もやって来て年に1度の賑やかな語らい。熱く『ビルド』を語るじゃからん、熱く『ガルパン』を語る鋳造、それをじっと聴く義兄。ごめんよアニキ(笑)。
姉一家が帰ってから少し寝て(笑)11時過ぎから、いつもの年越しそば。『ゆく年くる年』も年が明けるまでは視たけれど、最近の「作ってます」感がどうも合わないんだよね。セシウム原子時計====ThisIsTheErrorMessege====が懐かしいよ。

初滑りは『炎のさだめ』とともに

元日。今年は天皇杯を回避したので、午前中は暇。実家でだらだらと過ごし、多摩単軌→西武と乗り継いで東伏見へ。さっそく、今年の初コーギー→今年初なでなで→今年初ひっくり返しの3点セットを一気にクリアー。

で、訪れた東伏見のスケート場。かつての西武アイホチームの本拠地。自分が試合を観たリンクで滑るのは滋賀県立以来だ。ここは完全にアイホ競技に特化した設計になっていて、だから一般のスケーターは観客席からリンクまで降りていくことになる。氷はカタめでよく走るのもアイホ向きの仕上げなのかな。前の方で少年が「パパーっ!パパーっ!」と悲鳴を上げている後ろで「パパも余裕ないんだよ!」。いやあ、微笑ましい(笑)。で、じゃからんもぼくも舌を巻いたという鼻を巻いたのが滑走後の着替えで使った更衣室。要するに選手のロッカールームで、ホワイトボードには作戦を示した跡もうっすらと……というより、部屋全体を支配する、むせかえるばかりの、湿布のニオイ!「湿布の~、ニオイ染~み~つい~て~、むせるぅ~」と歌うしかないではないか(笑)。
東伏見から電車を乗り継いで本川越へ。国分寺から本川越への直通電車があることを知って眩暈がする。本川越から川越まで歩き、大宮へ。そごうでスヌーピー博という名のグッズショップをやっていたので冷やかす。ぼくは岐阜隊の、じゃからんはベイスの磁石つきクリップを購入。最近、スヌーピー・グッズをそこら中で見かけるようになったと思うんだけど、版権使用料が安くなったのかな。

恒例の元日宴会、今年は大宮開催。じゃからんが手配した酒場に行ってみると、BGMが柏原良恵『春なのに』とか石川ひとみ『まちぶせ』とか桑江知子『私のハートはストップモーション』とか、普段はマイ・チームの自虐ネタをだらだらどよどよと話す宴なのに、この夜はイントロクイズ状態に。なかなか新鮮で愉しい夜だった。もちろん、この時には『ベ』に庄司を剥がされるとは露知らず(苦笑)。

もう死ぬまで喰えないだろう

2日はじゃからん実家に挨拶に行く日。箱根の往路を見ながら、義妹の一家もやって来て美味しく昼飯をいただく。30日に某所でビール→31日にぼくの実家でビールとワイン→1日に大宮でぐだぐだハイボール、と呑みが続いているのでこの日は酒はナシ!と決めていた。のだが。

そこに登場したのが『初乳チーズ』====ThisIsTheErrorMessege====なるもの。単純にフライパンで焼いただけの「焼きチーズ」と、単純に醤油と砂糖で煮ただけの「チーズの醤油煮込み」。もうね、こんなに破壊力のある食べ物は近年クチにした経験がない。「焼きチーズ」を一口食べた瞬間に「お義父さん、酒ないですか」と言ってしまうくらいの危険物(笑)。食感はしっかりした歯ごたえのあるハンペンなんだけど、口の中は濃厚というより芳醇という表現が相応しい、“洗練されていない”ナチュラルな上品さ。「醤油煮込み」は、これはもうきっぱり“肉豆腐”。チーズなのに、豆腐の食感。肉系はダシでも何も使ってないのに牛肉の味がする。なんなのこれ。で、これが最強の破壊力なんだけど、食感はハンペンや豆腐だからハイペースで食べちゃうんだけど実態は濃厚なチーズだからしばらく経つと腹にずしーん!と重みが来る。遵法的にはどんだけカネを積んでも食べられない====ThisIsTheErrorMessege====モノだから、読者の皆さんも食べるチャンスにもしめぐりあったら絶対に食べなきゃダメ!な一品。帰りの電車の中で、じゃからんともう死ぬまで喰えないだろうね……と至福の時間を振り返ったのだった。

せっかく上京しているのだから、と東京駅近くの美術館でやっているロートレック展を観ていく。写真撮影OKコーナーがあるのはよかった。でも、先月に名古屋で葛飾北斎を観てしまうと、あの鮮やかな青がない分だけ色彩的には不満。もちろん、フォントの処理とかは刺激になったけどね。で、ぼくらが一番敏感に反応したのが、出口のところにあった当時のパリの案内地図。係の方に「これは撮影してもいいんですか」と質問しちゃった(笑)。新幹線に乗って、岐阜に戻ったのは22時くらいだった。

そして1本もいなくなった

三が日・最終日は岐阜で。年賀状の整理をしてから、もう掃除も再開していいだろうと年末に途中だったグリル・フィルターとコンロの五徳を洗剤入りの風呂残り湯につけてからじっくりと洗う。チャレマ経由のオーダーで振込確認出来た方には本の送付を、オーダーのみの方には振込口座のお報せを。それからコミュバスで加納水薬師→加納天神のハシゴ……と思ったら、水薬師が完全に年末年始お休みモードでびっくり。そそそそういうモンなの?天神様はさすがにそんなことなかった。祈祷提灯には近所のお店や企業が奉納する。ちょっとオシャレな鉄板焼屋、お世話になってる自転車屋、インパール戦の舞台にもなった和食チェーン店、近所の5スロ屋。そして、この提灯群の中に異彩を放つ…………ないっ!『岐阜特殊浴場防犯組合』の提灯が、ないっ?!2年前は3本もあったのだ、それが昨年は1本になり、ついに1本もなくなってしまった。かつては名声を轟かせていた岐阜の地場産業であると勝手に思っている『特殊浴場業』は、加納水野町4丁目交差点近辺====ThisIsTheErrorMessege====の店の撤退&道路拡張工事と激しい攻撃に晒されている。いったいどうなってしまうのだろう。ちなみに鋳造はお世話になったことはありません(笑)。


と、ここまでは年末年始のあれこれ。ついに、次の雑文から同人誌・コミケ編が始まるよ!おたのしみはこれからだ!……引っ張るねえ(笑)。

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