吉田鋳造総合研究所
鋳造所長雑文録
2017/05/11◆鋳造のGW・その1
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4月30日

「ワルプルギスの夜」====ThisIsTheErrorMessege====である。なんでも、クリスマス、バレンタイン、ハロウィーンに続いて日本でもお祭り日(というか夜)にしよう!という動きが……ホントにあるの?商魂逞しいのは結構なことだけど、なんでもありだなあ(笑)。イブイブとかよりは256倍くらいマトモだとは思うけど。

「ワルプルギスの夜」は北欧にもある習慣だけど、鋳造家では昨年から「ドイツの夜」として晩飯はドイツ絡みの食卓にしている。今年は、せっかく時間もあるのだしと1週間前から自分でザワークラウト====ThisIsTheErrorMessege====を漬け込んだし、穂積にあるドイツ・パン屋『バックハウス・ブラウ』に行ったり、揖斐川にあるドイツ・ハム&ソーセージ屋『森本工房』に行ったり、鏡島時代に世話になった酒屋でモーゼルワイン====ThisIsTheErrorMessege====を調達したり。
森本工房さんは長良川に屋台を出すので岐阜サポにも知られている。ぼくが「岐阜サポです」と名乗ると、店の兄さんは「長良川の屋台に並ぶお客さんの会話が昨年と今年で違う」と教えてくれた。「去年は『誰々(選手)が悪い』とか、ネガティブな会話しか聞こえてこなかった。今年は、会話の内容がポジティブ」。こういうところにも今季の岐阜隊は変わったということが出てくるんだね。
じゃからんが昨年同様にジャーマンポテトを作り、都通のドイツ菓子屋『エイトリイ』で食後のデザートも買ってきて、しっかり「ワルプルギスの夜」を愉しみました。仮装したりはしなかったけどね(笑)。

5月1日

ドイツ素材の調達をした時に、前回の雑文でも書いたヤーコン====ThisIsTheErrorMessege====を本巣の農産物販売所で見つけてしまい、とろろ芋====ThisIsTheErrorMessege====と一緒に買ってきた。さあ、どう調理する。前回はツナ缶と和えてサラダにしたけど、同じじゃ面白くないな……と調べたらハンバーグにしようというレシピを発見した。そんなにむずかしくなさそうだし、やってみますか。

ミンチをボウルに放り込んで、塩胡椒を入れてねちょねちょこねこね。荒くみじん切りしたヤーコンと卵と片栗粉を放り込んでさらにねちょねちょこねこね。しっかりねちょねちょになったところで、丸く取り出してフライパンで焼きながら醤油や酒でアレンジした和風ソースを用意して、弱火でゆっくり焼いたところにぶっかけて馴染ませたら終わり。いやあ、簡単。クックパッド偉大なり(笑)。
つけあわせは残ってるザワークラウトもあるけれど、豆苗があるのでエノキと玉ねぎと和えてみた。「あるので」というのは半分正しいが半分は微妙。この豆苗、最近ではスーパーで普通に見かける食材なのだけど、大抵は豆から根を生やした状態で売られていて、切り取った下の根をそのまま水につけておくと切り取った茎の脇芽からまた生えてくるので再利用が出来るんだとか。じゃからんが職場の仲間に教えてもらったのだ。で、4月26日に使った豆苗の残り部分を器に入れて水を張ったのが写真右の中。水は1日1回交換。2日めくらいで脇芽のあたりから茎がちょろっと出てきたのが確認出来て、「出てきたよ出てきたよ」とまるで初めてのこどもが「目を開けたよ」とか「笑ったよ」とかで微笑む若夫婦のように喜んでいた。のだけど。

6日後にはこの有様(写真右の下)。なんなんだこの生命力。というわけで、ついに“収穫”までやってしまった次第。この豆苗、2回までは生育が可能らしい。次は何を作ろうかしら。

5月4日

だいたい半期に一度のじゃからんドライブ・デー。今回は岐阜近郊でクルマがないと行きにくいところをチョイス。

まずは『モネの池』====ThisIsTheErrorMessege====へ。GWだからおそらくそこそこ混んではいるだろうけど、まだ朝9時過ぎだし、池の脇はともかく入口の駐車場くらいは空いてるだろ……と向かって「なんだあこりゃあああああああ」。いきなり駐車場難民になりそうなところだった。GWナメてましたごめんなさい。池のまわりは「見ろ、観光客が●●のようだ」としか言えない。でかるちゃあああああああ。
こりゃあゆっくりなんかしてられんわ……と近くのフラワーパークに行ってみたらダンスパーティー====ThisIsTheErrorMessege====の鉢があって、ついにじゃからんが「私、わかったの。育てたい花を見つけたの」(鹿目まどか)状態になって、購入。

じゃからん「これで来年はオリーブよ!」
鋳造「はいはいワロスワロス、まずはそのアジサイをキチンと咲かせてから言え」

さらに北上して、板取にある喫茶店『四季路とTri kocky』。ぼくが初めて『モネ池』を訪問した時に「さらに北にある板取川温泉がお勧め」と言われ単車で向かった時に見つけた、チェコ料理&喫茶の店だ。板取ってスイスじゃ……?====ThisIsTheErrorMessege====と思いつつ、気になってたんで初訪問。紅茶もケーキもしっかりチェコしている。岐阜から結構遠いけれど、『モネ池』に訪問される際には足を伸ばしてみるといい。
じゃからんが行きたかった『高富大竜寺』、鋳造が行きたかった『伊自良湖』を経由して、ちょっと遅めのランチを食べてから、羽島『竹鼻分院』で“ふじまつり”。藤棚の下に入るといい香り……なんだけど、花から花へと飛び回る蜂が……でかっ!あんなの視たことない。黒くてずんぐりしてて、小型のカブトムシが飛んでるみたい。帰宅して調べてみると、あれこそがアビスパ即ち「クマバチ」====ThisIsTheErrorMessege====なのだそうだ。なるほど、黒いもんね。
大垣に移動して「奥の細道むすびの地」。ぼくはまだサッカー観戦にハマる前に、「旅に生きて旅に死ぬ」とはどういうことなのかを考えて河合曾良の墓を視に壱岐・勝本まで行った====ThisIsTheErrorMessege====ことがある。「旅先に自分の墓があるのも悪くないな」と思った。その時は。「奥の細道むすびの地記念館」は有料だったので入らなかった(笑)。『聲の形』パネルがたくさんあって、大垣市しっかりプッシュしてますね。
夕方になったので、最後の目的地・関ケ原のうどん屋『やまびこ路』。ここでは「関東風」「関西風」の2種類のダシが用意されて====ThisIsTheErrorMessege====いて、テレビで何度も紹介されているのだとか。駐車場にもしっかり「ここが境界線」なんて看板も用意してて、“それ”を売りにしている感ありあり。もっとも、午後6時前にしては麺が死んでなかったのは好印象。じゃからんは「関東風」、ぼくは「関西風」でともにシンプルにかけうどんを頼んだのだけど、うどんなら「関西風」の勝ちで一致。ネタになるから行ってみるといい。あとは普通に1時間かけて岐阜駅まで戻ってきた。

5月5日

3月に初訪問して「マイ・ベスト・リンク」に認定====ThisIsTheErrorMessege====した、モリコロパークのアイススケート場に再訪問。やっぱりいいわあ、ここ。天然光だし、夏もやってるし、周回リンクとフィギュア練習用リンクが分かれているし、フィギュア練習用といっても大須や港みたいに“なんちゃって”じゃないフィギュア・スケーター少女がくるんくるん飛んだりもしていないし。あれ、結構コワいんだ。こっちに技術がないから(苦笑)。

鋳造もそれなりに場数だけは踏んでいる(苦笑)ので、さすがに「俺の世界は壁から1mまで、そこから内側は異世界だ(笑)」ということはない。それでも、まだスムーズに瓢箪====ThisIsTheErrorMessege====が描けたりはしない。“なんちゃって”フィギュア・スケーターのじゃからんが「足首を曲げて加速するとよい」と教えてくれるのだけど、それをやろうとするとすぐにケツから落ちてしまうのだ。落ち方が悪いとそのまま氷に後頭部直撃となってしまう。西京極で1回ハデにコケたが、ヘルメットしていなかったら危なかった。なもんで、滑る時はいつも軸足の交替時に旧・軸足を後ろに流しながら蹴って加速していた。ある意味“力任せ”。たしかにスピードは上がるが結構疲れる。“力任せ”だからね(苦笑)。疲れると軸足移動時にブレードの先端が氷に引っかかって「蹴躓く」ことも多くなる。
ところが、この日もじゃからんに言われて「足首を曲げて加速」をやってみると……あれ、出来る!前に進む!しかも、いままでのような後ろ足で蹴り進む時のようなイヤな氷を掻く音がしない!軸足移動の前に重心移動で加速するからか、ブレードの先端も気にならない。
この局面に相応しいアニメのセリフは「クララが立てた!」だとはいまになると思うのだが(笑)、この時の鋳造のアタマの中は「私、わかったの。叶えたい滑りかた見つけたの」(鹿目まどか)だったんでごめんなさい。その後も、「やり方さえわかっちゃえば簡単なもんだね」(美樹さやか)だったり「もう、何も怖くない!」(巴マミ)だったり、元ネタが『まどマギ』だらけで申し訳ないが、要するに高揚していたわけだ。調子こいて何周も何周も何周も何周も何周も。また来ようっと。スキーよりずっとお手軽でリーズナブル。どうして岐阜市内にリンクがない====ThisIsTheErrorMessege====んだろう……。

5月7日

じゃからんが『モネ池』横の花屋で買ったダンスパーティーの植え替えを実施。土質によって咲かせる花の色が変わる====ThisIsTheErrorMessege====らしい。どんな色に咲くのやら。店員さんは「アジサイ、簡単ですよ」と言っていたけれど、さすがに多肉植物級の簡単さではなかった(笑)模様で、室内に1日置いていただけでかなり萎れてしまった。どうやら水をたっぷりやらないといけないらしい。まあ、オリーブに至るまでにしっかり場数を踏んでくださいな。ちなみに、このアジサイ鉢には『五十鈴華』という名前がつきました。いや、だって花だし(笑)。
一方、鋳造のパソコンデスクの憩いであるフィカスプミラ・サニーホワイト、通称『かーべーたん』は順調に芽が出て葉になって別のトコから芽が出て葉になっての繰り返しでわさわさと増殖を続けている。今度はしっかり根付くことが出来た模様。よかったよかった。
で、ペットボトル苗床に植えて挑戦した挿し枝だけど、1本は残念ながら夕陽。残りのうち2本を湯呑み型植木鉢に、元気のない1本の挿し枝をジョーロ型植木鉢====ThisIsTheErrorMessege====に植え込んでみた。まだ根が生えてきていないけれど、そこは生命力に期待。


岐阜隊以外のこと、いっぱい書いた。岐阜隊に絡むあたりは次の雑文で。

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