吉田鋳造総合研究所
鋳造所長雑文録
2016/05/08◆ぼくはこんな風に今年のGWを・その2
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5月4日

無事に帰宅出来た喜びで前日夜に白ワインを4合近く呑んでしまい、残念ながらヘパハイ投入も効果なし(苦笑)。「これはアタマも動かん」と昼過ぎまで近所のパチ屋さんでパチ『ガルパン』打ったりスロ『化物語』打ったりと堕落した時間を過ごしてしまった。ま、こういう風に「ナニナニしなきゃ!」というミッションから解き放たれる時間も休養のウチ、なんだけどね。
でも、さすがにそれだけではなあ……と、せっかく石川西部緑地のピッチ写真も手に入ったんで組み込むかと作業を始めてみたら、金沢周辺の『競技場印象録』の地図が軒並み激古いということが判明。これではいかん!とばかりにスイッチオン。そのままの勢いで“雑文書き”や“回春作業”も始めてしまう。

5月5日

4時前に目覚めたんで活動開始。雑文書きの仕上げと写真貼りとかも一気に終わらせて公開させてしまう。UEFA-CLはウンゴル選手の登場で決勝はマドリード・ダービーに。以前もあったよなあ。====ThisIsTheErrorMessege====ま、最後の方しか視てないけど、この試合の結果は妥当だった気もするね。シティはケガ人が多過ぎだ。

朝飯を喰って、吹上へおでかけ。すっごい愉しみにしていた、『シャフト』40周年記念・「MADOGATARI」展。自分としてはこの年のGWのメイン・イベントと言ってもいい。入場は3分割の時間制で、ぼくは10:00~13:00の最初の時間帯。大抵の展覧会と同様にラストに“物販コーナー”があるのだけど、「毎日の在庫更新はしますが毎時間の更新はしません」と明言されていたので、欲しいものが売り切れたらイヤだなあ、と。
果たして、9時50分に到着したらすでに「視ろ、ひとが蛇のようだ」状態(笑)。「だいたい11:30~12:00の入場になります」と宣告されるけど、まあ想定内。想定外だったのは“女性率”で、もっと文字通りの意味で「男クサい」状況を想定してた(苦笑)んだけど、どうだろう、3~5%くらいは女性だったんじゃないか。一方、“シニア率”の方は相当なもの(笑)で、だいたい0.3~0.5%くらいだったんじゃなかろうか。ぼくと同世代のひとは3人くらいしか見かけなかった。

列の方は順調に進んで、11:10くらいに展覧会の中へ。もちろん内部は撮影禁止なんで雰囲気しか伝えられないけど、とにかく良かったのが、当たり前のことなんだけどこの展覧会が“物販イベントのおまけ”じゃなくてちゃんと“EXHIBITION”になっていたことだ。
「MADOGATARI展」というだけあって『物語シリーズ』と『まどマギ』が中心なんだけど、『まどマギ』コーナーでは登場人物の変身シーンを「原画でアニメにしたもの」と「完成版」を流して比較するとか、細かな指定がいっぱいしてある原画やコンテの展示も。『物語シリーズ』コーナーでは、原作者・西尾維新さんの書き下ろし1ページものを登場人物が話すところだけアニメつきでその人物の声優さんが読むコーナーとか、制作現場を知っているひとなら当たり前のことばかりなんだろうけれど、プロフェッショナルな“アニメーションの制作過程”を展覧の対象にするという構成にとにかく圧倒されてしまった。ガラスケース内に台本も展示してあったけど、並べるだけでなく開いての展示があればなおよかったんだけど、これはあくまで『アニメ制作会社』の展覧会で『作品』の展覧会じゃないから無理だったのかな。
展示を観終えるころに、ぼくは「物販コーナーではカネをつぎ込む」ことに決めた。見事に『シャフト』の策にハマッたな鋳造(笑)という言い方も出来るだろうけど、「これだけの“クリエイション”と“プロダクション”の両輪のクオリティを維持する」には相当の人的コストがかかっているはずで、やはりそうした部分にはキチンとカネがまわっていくべきだという認識を強く持ったのだ。クリアファイルとかバッグとかTシャツとか、「使うもの」を中心に1万円以上。まったく後悔はないです。いやホントに、よく名古屋で展覧会を開いてくれました。本当にありがとう。

5月6日

ヨーロッパ・リーグはリバプールとセヴィージャの決勝に。よかった、CLもELもスペイン勢同士じゃ、ちょっとね。と言いつつ、鋳造もじゃからんも思いっきりセヴィージャ推しです。りゃんりゃん====ThisIsTheErrorMessege====がいるのでね。
日中は普通に仕事。これまでアタマを悩ませてきた問題に光が当たった。これで月曜から本気出せる!……お願い、いまだけ言わせて(笑)。

5月7日

この日はレンタカーを借りてじゃからんとドライブ。名古屋で返す予定なので、借りるのも一宮で。

高速使ってまずは土岐『どんぶり会館』へ。ここは全国の“道の駅”と提携して地場物産の販売をやっている。ちょっと変わった調味料とかを手に入れることが出来る。愛用の梅酢ほかをどかどか購入。
次の目的地は春日井市。ぼくが入社して初めて入った独身寮があったところだ。寮には食堂がなく、居住者は近所の定食屋に行く。で、いつの間にか「結婚が決まったらパートナーを連れてその定食屋に行く」というのが暗黙のしきたりになった。寮は10年くらい前に取り壊しになって土地も売却され跡形もなく。定食屋もなくなっていた。しょうがないね、20年経っているんだもん。でも、とりあえず『約束』は果たしたよ。

次の目的地は川名の『萬寿食堂』。あの「ごはんリレー」で小泉エリちゃんがゴールした店だ。「わかりにくい」という話だったけど、駐車場はわかりにくかった(苦笑)。もう暑くなってくる季節だけど、ここはキチンと『北斗の拳』を読みながら====ThisIsTheErrorMessege====待って“味噌煮込みうどん”を食べないとね。麺が細くて食べやすかった。
続いて向かったのが藤前干潟。じゃからんが「干潟大好き!」人間で、この日の名古屋港の干潮が12:30近くだと知って、ならば行くしかない!と。行ってみると、ホントに「そこに干潟があるのが奇跡」という景観だったね。しかし、どうして干潟って「音まで吸い取ってしまう」んだろう。野鳥の姿はほとんどなかったけど、いいの。ぼくらも目的は“野鳥”じゃなくて“干潟”だったから。
ちょっとドライブで流して、クルマは泥江町で返却。那古野エリアを散策。昔ながらの家を改造した“レトロおしゃれ”な店がいくつかあって、変わろうとしている感じ。柴犬と同じくらい「コーギー大好き!」なじゃからんが見つけた「カフェ・ド・リヨン」へ。狭い店なんで予約しないと入れないかもと言われたので予約しておき、2人でパフェを。『チョコパ』を頼んだのにイチゴがどっさりで驚愕。でも、じゃからんが頼んだバニラ系の方が好みだったな。次はそっちにしよう(笑)。
最後の目標は、円頓寺商店街の東端にある『どて焼五條』。典型的な名古屋の昔からの大衆酒場で、「吉田類 名古屋 アウェー」で検索すると引っかかるほど。「GWは5/5まで休み」との貼り紙があったそうで、心配になったじゃからんが6日の仕事帰りに店に寄って訊いてきた。

じゃからん「明日はやってますか?」
「やってるよ」
じゃからん「何時からですか?」
「5時からだよ」
じゃからん「予約とか、できますか?」
「5時半までなら余裕で大丈夫だから」

以上、すべて答えたのは大将でも女将でもなく常連客(爆笑)。どうよ。

5時開店と同時に入店。すると、10分くらいで満員になってしまう。話、違うじゃん(笑)。赤味噌こってこてのおでんに串焼きに。酒も焼酎も銘柄なんて出してない、ホントの大衆酒場。2人とも思ったんだけど、最後に頼んだ串カツは、大阪・新世界のモノよりずっと旨かった。ぼくらの隣のカップルが2人で8本頼んでペロッと喰ってしまったのも、わかる。

というわけで、疲れもあってヘロヘロで帰宅。J2のナイトマッチをなんとか視たところで沈没。Zさん初勝利おめ。「ファーにクロス飛ばされるとCBがかぶる」というレノファの弱点を一発で見事に衝いた。ウチにもその策があれば……と考えてしまう。

5月8日

レスター、勝って初優勝に花を添える。試合開始前の“Guard Of Honour”====ThisIsTheErrorMessege====に感激してしまう。レスターの選手たち、まさか自分たちが「ガードされる立場」になるとは思ってなかっただろうなあ。
で、問題の『マッチ・オブ・ザ・デイ』====ThisIsTheErrorMessege====なんだが、番組放送と同時にtwitterのTimeLineに流れまくる失望の濁流(笑)。でも、「来季の第1回放送では『やる』」という情報もあるので、待ちましょう。英国紳士が「やるやる詐欺」なんかしないと信じてます(笑)。

午後から住んでいるマンションの大規模改修説明会があるので、東海リーグの観戦はなし。『岐大通』の配布もじゃからんにお願いして、それまでの間はこの雑文を書いたり(笑)九州遠征の計画立て直しとか。九州リーグの「1回戦総当たりに変更」は、状況から考えて想定内。「全社九州」はどうするのかな?と思ったら、“シードチーム決定リーグ”の開催====ThisIsTheErrorMessege====とは、これは読めなかった。計画の立て直しで九州にもう1回行かなければならなくなったけど、これはもうしょうがないね。

で、清水戦。まさかこんなに白熱した内容になるとは思ってもみなかったよ。そりゃ同じJ2だから『同格』さ。でも、なんてったって“あの清水”だからね……という先入観はあった。カルベッチの簡単なパスミスからファールになってサックリFK入れられたし。でも、レオロシャのFKからゴールで同点。あとは、投入した攻撃陣が機能しない清水に、カラダを張って守るだけでなくフィニッシュまで持っていく岐阜の攻撃陣。最後の方は西住みほ殿が「ミナモさんチーム、『きもち作戦』開始します!」って叫ぶ====ThisIsTheErrorMessege====って感じだったけど、それが十分に観客に伝わってくる、いい試合でした。結果はドローだったけど、もし勝ったら決勝点が誰でもMoMは田中達ちゃんだっただろう。GWの3連戦、レノファ+ゼルビー+清水で勝ち点2なら「及第点以上」です。
問題は清水かな。以前だったら、岐阜くらいの「寄せ」だったら簡単にあしらってたと思うんだけど、出来なかった。まあ、それが出来ないからJ2に落ちたんだし、それが出来ないからJ2でも上の方を走れないのかもしれない。

こんな風に愉しいGWでした。明日からがんばって仕事しよ!

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