吉田鋳造総合研究所
鋳造所長雑文録
2015/11/09◆1週間のお休みをいただきました
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3月に入籍してるのですが、披露宴なんてやらないし、でも披露宴を行わない場合は「両家親族を招いての食事会」をもって『結婚休暇』取得の基準日にしてよいというのが弊社の就業規則の解釈。というわけで、11/7に新宿で食事会を行うこととし、その前後にどかーんと結婚休暇。これで堂々と(爆笑)砥部球に行ける。決勝Rを含めての今回の4会場はすべて踏み済みだけど、砥部球だけ写真がなかったんですよね。なにせ2001年にJFLで観て以来、14年ぶりの訪問だ。


前日の昼過ぎにゆるゆると岐阜を出て、米原から新幹線で岡山へ。これまで謎だった「GoogleChromeで見ると全社トーナメント表が綺麗に出ない」理由が、CSSの余計な設定1センテンスなことが判明し、やれやれ。でも、「じゃあどうしてFireFoxでは綺麗に出てたの?」ってことになるのだけど、それは考えないことにしよう(笑)。

当初の予定では、宇多津『おか泉』で“冷や天おろし”の大→丸亀『一鶴』で“ひなどり”とビールという完璧なルート設定だったのだけど、なぜだどうしてだ、瀬戸大橋線に乗っても空腹感が来ない。しかも重い荷物背負って宇多津から歩くのはシンドい。「認めたくないものだな。自分自身の、老いゆえの体力と食欲の低下というものを……」という状況で、丸亀の骨付鶏に絞ることを決断。鋳造が香川県を訪れてうどんを喰わないなんて有史以来なかったことだ(笑)。かつては1日に8軒まわって16玉を喰いきったこの私が。

『一鶴』に着いたのは木曜の午後6時過ぎだったけどそれでもちょっと待たされたのには驚いた。“ひなどり”にかぶりつきビールで流し、おにぎりを千切って皿に残った脂を拭って食べる。嗚呼、なんという至福。『おか泉』を切ったのは正解だった。ゴキゲンになって宿に入り、あとは部屋呑みしながらネットで時間つぶして終了。

2015年11月6日

朝6時半に丸亀を出て金蔵寺へ。ここから10分ちょっと歩くと高速善通寺のバス停がある。ここから松山インター口まで行き、乙井橋から路線バスで陸上競技場まで。いつものように公式プログラムを買う。表紙がかつてのデフォルトに比べて相当オシャレになってて驚いた。
スタンドに宇都宮さんがいたので、ちょっと雑談。そこに愛媛県協会の方が見えて、宇都宮さんが「この大会を誘致した意義」をストレートに質問したところ、「国体を控えてるので、大会運営のノウハウは持っていたほうがいいとの判断」とのお返事。つまり、県協会としては“プレ・プレ大会”という位置づけで呼んだ、というわけか。でも申し訳ない、「そう答えざるを得ないよね………」====ThisIsTheErrorMessege====というのが個人的な感想です。あくまで個人の感想ですからね!

地域決勝1次R
福井 1-0 和歌山

福井はさすがに前回大会で決勝R4位。サポも大勢来ていて和歌山は劣勢。で、試合内容もそのまま……って感じ。身長194cmの梅井+左SB亀井のロングスローは「これだっ!これが『空中戦』だっ!」という感じ。福井が攻め込んで、和歌山がサイドに蹴り出して逃げても、それがほとんどFKやCKを与えたことと同じ効果になってしまうのだ。これをネチネチやられると和歌山は徐々に消耗していく。
決勝点はその流れからなんだけど、意外なカタチで。亀井のロングスローがGKを越えてそのままゴールイン。直前に和歌山DFが触ったか?がポイント====ThisIsTheErrorMessege====で、主審が副審に確認してゴール認定。後半になって福井はゆっくりではあるけど明らかに運動量が落ちたんで、和歌山はサイド深くまで持って行って中に戻して逆サイドへ……を繰り返して消耗させれば打開の芽はあると思ってたんだけど、結局はアーリークロスと中からの突破の繰り返し、これでは福井のDFが破れない。内容を考えたら福井の1-0勝利は「順当」としか呼べないものだった。

第2試合の前のスタンドを移動。こっち側はバリィの応援席になりそうだったんで、テレビクルーが鬱陶しい(苦笑)んだもん。するとそこには大クラの“独り応援団”君が。持ち込んでいるのは『和太鼓』で、実に年季が入っている。訊くと、「関西学生リーグの際にも持ち込むもの」だそうだ。第1試合に負けた和歌山のサポも大クラ側へ。関西リーグの“ノーサイド文化”はここでも健在。

地域決勝1次R
阪南大 0-1 今治

はっきり言いますけど、バリィは「恐れるほどのチームじゃないな」との印象がしっかり固まった感じがある。四国リーグの現状を考えたら、余裕で千切れるぐらいじゃないと地域決勝を抜ける戦力とは言えない。選手の技術は大クラの方が上だと感じたくらい。しかし、大クラは“技術”を“結果”にするスキームが不足してたかな。ここらが関西リーグで6位だった部分なのかもしれない。
一方のバリィ。ヤマタク====ThisIsTheErrorMessege====が守備時はボランチに下がって、攻撃時は両SBを思いっきり上げてヤマタクがフォアリベロになるやり方は面白かった。中盤のヤマタクの相方のスペイン人が大クラの最終ラインまですり抜けていくという不気味な動きで、どこが主な仕事場なのか全然わからないんで、『能動的クラゲ』と形容してしまった(笑)。にしても、やはり怖いところはここだけって感じで、「四国リーグをギリで抜けた程度」のチーム、ですかね。大クラはずっと左SBが中に絞り気味で、途中交代で入った今治の選手に綺麗に使われてしまって、この一瞬だけだった。まあ、この勝ちでバリィは砥部は通過できるかもしれないけど、春野を通過するのはおそらく無理だろうなあ。

試合後、岡田オーナーに群がるメディア。もしかしたら、大クラが勝っていてもメディアは岡田オーナーに群がったんじゃないだろうか?帰宅してスカパーの放送の録画を視て「象徴的だ」と思ったのが、スポンサーボードの前でインタビューを受けたのは岡田オーナーだけで、木村監督や選手は普通にその場でのインタビューだったことだ。まさに私たちスポンサーは「FC今治ではなく岡田オーナーをスポンサードしています」という宣言ではないか。サッカー観戦者として違和感がべったりと残った。スポンサーがどういう要望を出そうが外野がどうこう言う話じゃないのだけど、『稲村ジェーン・メソッド』====ThisIsTheErrorMessege====よりタチが悪いような気がする。

バスで松山市内に戻り、機場バスまで時間があったんで市駅前のP屋にふらふらっと入ったら勝ってしまった。鋳造は愛媛県内のパチで勝つなんて、おそらく有史以来なかったことだ。なにせ、かつては愛媛県内では、あの『さわやかヤクザ』氏が「複数の選択肢があった時、ぼくは敢えて困難な方を選ぶ」というようなコピーのP屋のCMが流れていたという“魔境”なのだ。それって、要するに「複数の店がある時は『出ない』ウチの店に入りなさい」って意味でしょ?(爆笑)
機場バスの時間が近づいたので待合室に行って、貼ってあった県総合運動公園の日程に「地域決勝」が入ってなかったことに少々眩暈を憶えつつ、松山から羽田に飛んで、蒲田のホテルで轟沈。

2015年11月7日

結婚休暇のメインイベント、両家の食事会は無事終了。出席者にノンベさんがいなかったことで費用も若干軽めで済みました。しかし、いわゆる「個室ダイニング」的な店なのだけど、立地にしては料理もバッチリ。弘前『豊盃』に奄美『長雲』が置いてあったんでマジでびっくりしたよ。

これで、6月からの鋳造転居計画で用意した予算はすべて執行終了です。90万円くらいの剰余金を出せました。大きかったのは、やはり前居住地の修繕費で覚悟していたのがまるっとナシになって敷金から返還金まであったこと。ありがたやありがたや。

2015年11月8日

雨ざんざの中、『岐大通』を配ってから仲間と地域決勝や大分戦をチェック。刈谷のWCには驚くしかない。開催県のチームであるテツブン・松江・バリィはすべて2勝しているけれど、2勝の1つはPK勝ち。けれど、刈谷は1敗はすみざりーんだったけど2勝がすべて90分勝ちだった。得失点差マイナスでワイルドカード。20年ぶりに地域決勝で“刈谷”に逢えるよ。====ThisIsTheErrorMessege====
で、大分。ラスト2つが大宮と磐田という重いトコを抱えてるので、この日も含めて2勝1分が限界、と仮定すると岐阜はあと勝ち点1、引き分け1つでかわせる計算になる。しかし「あと引き分け1つでいいんだから」とサポ仲間が言うと「ヤだなあ~、引き分け1つを狙って獲れるチームがこんな順位にいるわけないじゃないの~♪」と笑ったり。twitterから大分がラストプレーでボールがゴールを割っていたか?で乱闘発生!と流れて来て、ってことは乱闘の相手は審判?なんて、短文での意思疎通はこうして誤解を産むのであった(苦笑)。

J2
岐阜 0-0 岡山

ウチはたかちっちが出場停止だったけど、雨でべしゃべしゃのピッチ条件だと中盤省略どっかんこのサッカーになるのでラッキーだったかもしれない。いやあ、ナベちゃんよく耐えた。ヘニ兄が退場になってから岡山はナベも沸騰させて岐阜を9人にする戦術で来たように見えたくらいだけど、押谷が先に沸点超えてくれていなくなって、あとは狙い通りの泥試合。しかし、雉さんはあんなにエゲツないサッカーやるチームだったかなあ……。
ま、これで勝ち点1つ稼いで、栃木も勝てなかったので岐阜隊は自動降格回避確定。大分が「狙って勝ち点を獲れるトコはここ」と思われてたZ→新横で連敗というラックもあって、勝ち点5差で残り2試合。ん~~~、なんとか、最終戦『岐大通』にはJ3順位表は載せなくて済む……かな?

あ、双方のゴール裏で出てた“方言ダンマク”ですが、ギラQの反クラブ勢力が主張する『言葉狩り』が、ローカル・アフェアーからネーションワイドに、つまりリーグ管轄事案となって全国的な(ギラQの反クラブ勢力が主張するところの)『言葉狩り』に至る事態に発展したとしても、問題をネーションワイド化したのは仕掛けた自分達なんだから、“自業自得”ってことで覚悟しときなさいね。ま、ぼくはメイン族だから関係ないし。

帰宅してのMDJで確認した、栃木のラストプレー。安全工学に『スイスチーズモデル』という概念====ThisIsTheErrorMessege====があるのだけど、まさにそれを視覚的に示したものみたいだった。2試合の、ラストプレーで失った勝ち点4。自動残留はなくなった。でも、大分の残り対戦相手を考えれば、入替戦に滑り込めるチャンスは十分ある。


では、大変心苦しいのですが(大苦笑)、地域決勝予想大会の総括。『馬単』予想なので、いつものように「2位のみ的中」はハズレとしてあります。

 Grp:AGrp:BGrp:CWC
1位2位1位2位1位2位
正解浦安鐵大分青森刈谷福井今治刈谷
ジュニア氏浦安加古川刈谷青森和歌山福井加古川
Sun'sSon氏加古川鐵大分青森刈谷今治和歌山鐵大分
元常務理事氏家氏加古川浦安松江岩手今治福井浦安
宇都宮徹壱氏加古川浦安刈谷岩手和歌山今治今治
おくだ隊長閣下浦安鐵大分刈谷松江和歌山福井福井
コミュサカ氏浦安鐵大分岩手松江和歌山福井松江
無料試合S氏浦安加古川青森刈谷和歌山今治加古川
ナカヲ氏加古川浦安松江刈谷和歌山福井浦安
ココジェイ龍星氏浦安鐵大分青森岩手福井和歌山岩手
関西L豊浦主事加古川浦安青森岩手和歌山阪南大阪南大
吉田鋳造浦安加古川松江青森和歌山福井福井

単勝2的中+馬単1的中のココジェイ龍星氏の文句なし優勝です。おめでとうございます。今回は全ハズシが3名も出ました。で、今年もWC的中者はなし。見返してみると、WCの的中者が出たのは実に5年前の大会でジュニア氏が本牧を当てただけで、それ以降はWC的中者が出ていないんですね。


ここ最近、雑文のペースが著しく落ちてますが、それでもこれが記念すべき500本目。ご愛読ありがとうございます。来年は来年でまた別の方で『節目の年』になりますし、ペースが落ちたのは否定しませんけど、まだまだ老けるには早い!ってとこですかね。行けるトコまでがんばりますよ。

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