吉田鋳造総合研究所
鋳造所長雑文録
2015/11/04◆お待たせ!地域決勝予選通過チーム予想大会(その1)
 home  index  prev next 

今年もこの季節がやってまいりました。

え~~~~~~~~~~第22回~~~~~~~~~~
「地域リーグ決勝大会予選勝ち抜けはどこになるのか会議」~~~~~~~~~~

Aグループ:中津(大分)開催
九州1位新日鐵住金大分
全社枠バンディオンセ加古川
関東1位ブリオベッカ浦安
北海道1位札幌蹴球団
Bグループ:浜山陸(島根)開催
全社枠ラインメール青森
中国1位松江シティ
東海1位FC刈谷
東北1位ガンジュ岩手
Cグループ:砥部球(愛媛)開催
北信越1位サウルコス福井
関西1位アルテリーヴォ和歌山
全社枠阪南大クラブ
四国1位FC今治

もう22回もやってるんだぁ~………とはいえ、niftyserve時代からの通算ではあるのですが。
昨年と同じく3グループで、各グループ2位のうち最優チームにワイルドカード枠があるというレギュレーションになっています。今回は決勝ラウンドも春野陸だし、昨年と違って西ばっか(笑)。それでは、スタートです。


●岐阜サポ・ジュニア氏の見解。

今年もご招待いただきありがとうございます。恐らく高知には行けないだろうと思われるので皆様に会えないのが残念です…。

●Aグループ:浦安→加古川
本命浦安、対抗加古川。これは動かない思います。
全社の大敗で株が暴落した鐵大分だけど、去年の結果考えたら無抵抗の勝ち点供給マシンにはならんはず。どっちかは噛まれる可能性有り。鐵大分に噛まれたほうが脱落になると思います。札蹴は那須には勝てるけどここでは…ってレベルかと。去年の十勝みたいにここから何点取れるかになる可能性大かと。その十勝を3日目に攻めあぐねて2点止まりでWCすら取れなかった昨年大本命の浦安。今年は札蹴が初戦なんでここで勢いつけたいとこだなぁ…当たる順番も含めて一番有利なのは浦安で間違いないです。鐵に噛まれた方が脱落とは書いたけど日曜決戦になる可能性のが高いと思います。ですので浦安→加古川で。

●Bグループ:刈谷→青森
刈谷vs松江vs北東北連合になるんだけど、北東北2つの力が読みづらいんですよ。本命は刈谷ですがどこが抜けてもおかしくない「裏」死の組だと思ってます。個人的には今年の刈谷なら一昨年のマルヤスや去年の鈴鹿よりは全然目があると思ってます。全社で和歌山に負けこそしましたが負けたのが月曜なので3連戦の感覚掴むって最低限のノルマは果たした。土日に和歌山相手で負なら大減点してたとこですが…期待込みで刈谷本命。爆発力ありそうな青森で。

●Cグループ:和歌山→福井
またキッツいなwここに刈谷入ったら泣いてたぞ。
金曜で8割決まると思います。つまり和歌山と福井の勝ったほう。これがPKになったら今治にも目が出てくるかなぁって感じの予想をしてます。岡ちゃんの影響もあってか本邦史上初の「地域決勝スカパー中継」なんてわけわからん事になった今治だけど、戦ってるステージ考えると割引必要だし、地域3冠取った釜玉と比べたら茹で立てうどん頭からかけられるくらい差がある。あの録画だけでもそれは感じ取れた。今治に関しては9も0もあり得る。今治来たらゴメンナサイ。
阪南は秋冬マイスターって話だし和歌山とは勝負付け済んでない。(リーグは1勝1敗)一発の魅力は今治よりある。後は福井の見極めになるけど最後に出るのは「戦ってるステージの地力」になるかもね。福井は去年の件もあるし推したいんだけど、ヒキがまずかったなぁ…ファイナルの1枠はここ勝ち抜いたとこになると思います。和歌山→福井で。

●ワイルドカード:加古川
今年もボーダーは「7」でしょう。つまり90分負けダメゼッタイ。有力どころでPKになる可能性高いのがAの浦安vs加古川。金曜の和歌山vs福井。これに敗れたほうじゃないかな?そうなると大量点取れそうな相手抱えるAのが断然有利。加古川でお願いします。


●柏サポ・Sun'sSon氏の見解。

●Aグループ:加古川→鐵大分
リーグ2位という成績も悪くない上に全社枠ということで、1位は加古川と予想します。例年と同じく総得点が少ないのですが、失点が14試合で11点と非常に優秀で、1位のアルテリーヴォ和歌山よりもいい数字です。短期決戦は得点力と同時に失点しないことが重要性なので、ここが本命。「熊谷の悲劇」以来の姿を観てみたいものです。
2位争いは浦安と大分ですが、数字的には似たようなものでどちらが上とも言えません。こういうときには九州を推しますね。公式戦でPK戦を経験している====ThisIsTheErrorMessege====のはどこかで必ず活きます。
え?もう一チームはどっしたかって…? 聞かないでください。

●Bグループ:青森→刈谷
読めないなあ…。 1位はAグループと同じく全社枠となりました。適当に入れてるわけではなく、士気が最も上がってるのが青森だと思うんです。勝ち点1差で権利を逃す→全社で勝負駆け成功。短期決戦のリハーサルにもなったところが大きいですね。
岩手は得点数こそすごいですが、各地域のトップが集うこの大会ではそんなに点が入るわけがない。そこで「こんなはずでは…」という焦りが出てくるのではないかと。グルージャ盛岡もそうでしたが、東北リーグを圧倒したチームって地域決勝で足踏みするイメージがあります。
そんなところにすべりこむのは松江か刈谷か、過去のノウハウが完全に消滅していないことを願って刈谷とします。

●Cグループ:今治→和歌山
今治は2位との差は得失点でしたが、最終節の「絶対負けられない試合に勝って優勝」という点で、プレッシャーに強いというイメージを持っています。このクラブはどうしても「岡田武史」という名前がついて回りますが、「地域リーグレベルでこの人ほど勝負に対するリアリストはいないだろう」という点では評価点の方に回させていただきます。
和歌山の2位は、加古川と同じ理由です。失点の少なさは短期決戦でモノを言うでしょう。組み合わせ次第では一位抜けというか、今回の一位抜けの可能性も十分射程圏内だと思っています。

●ワイルドカード:鐵大分
ワイルドカードが出るパターンのうち、明確な「2強2弱」のグループがないので、得失点差勝負になるとみて、Aグループから出ると予想しました。


●初登場!某県協会・前常務理事、氏家氏の見解。

●Aグループ:加古川→浦安
浦安とバンディの争いになるのは間違いないのだけれど、どうも新日鐡大分が昨年同様やらかしそう!どちらかのチームの足を引っ張りそうな気がしてならない。そう考えると被害を被るのは、浦安か?申し訳ないけれど、北海道のチームは選外になるので、ここに如何に得点を取るかで決まってくるし、ワイルドカードはこのグループから出ると予想する。

●Bグループ:松江→岩手
ここは、松江が鉄板と考える。なんせ、10月に就任したGMが私の友人だから!というどうしようもない理由ではあるが……。東北2チームもそれ相当の力はあると思うが、痛み分けしそうな予感。刈谷もチームに近い人に聞いたら、それなりに環境も整ってきており、今年は期待しているとのことだが、まだ力不足のような気がする。

●Cグループ:今治→福井
ここは、がらがらポン状態。全くわからんけど、巷では死のグループとか言ってるみたいだし、どこが抜けてもおかしくないから、地元の利を生かすということで今治を押したい。福井も和歌山も今年は必死で上がりたいだろうけれど、PK勝ちPK負けが多そうなので、残念だけど2位チームのワイルドカード抜けはなさそう。

●ワイルドカード:浦安


●宇都宮徹壱氏の見解。

ご無沙汰しております。流浪の写真家・ノンフィクションライター、宇都宮徹壱でございます。週末は2日しかないのに、昨年から全国リーグのカテゴリーがさらに増えてしまったため、最近は地域リーグの現場になかなか足を運べていません。ただ、今年から仕事でFC今治を追いかけるようになりましたので、奇妙な盛り上がりを見せている四国リーグと今年の全社の取材で得た情報をもとに、予想を立ててみます。
それぞれの1位には、いずれも先月の全社で印象に残った3チームを挙げてみました。関西勢の躍進が目立った今大会でしたが、その余勢は地域決勝でも続くと見ています。

●Aグループ:加古川→浦安
Aグループの加古川は、全社枠で久々に勝ち取った地域決勝に深い思い入れがあるはず。全社の3決で見せた闘争心と強運に賭けてみたいと思います。2位の浦安は、全社で関東勢が総崩れした経緯から決して評価は高くないのですが、逆に関東リーグ王者としてぜひとも意地を見せて欲しいところです。

●Bグループ:刈谷→岩手
Bグループの刈谷。全社の準々決勝では和歌山に敗れましたが、カマタマーレ讃岐とレノファ山口で全社優勝を経験している飯塚亮が腕章を巻いて躍動する姿をカメラで追っていると、何とも言えぬ高揚感を覚えました。1次ラウンドは愛媛に行くので、決勝ラウンドでも見てみたいチームとして挙げておきます。2位には、なぜか全社に縁がない岩手に、妙な胸騒ぎを覚えたので入れてみました。

●Cグループ:和歌山→今治
Cグループの和歌山は、スタメン8名が不在の中(ほとんどが本業とのバッティングだったそうです)、それでも権利持ちにもかかわらず見事優勝した気概を買いました。図らずも選手層も厚くなったわけで、チームマネジメントさえしくじらなければ高知にたどり着けると思います。今治はかなり苦しいグループに入りましたが、対戦順(阪南大クラブ、和歌山、サウルコス福井)で多少恵まれたかなと。特に、若さゆえの勢いと回復力の早さでアドバンテージにある阪南大クが初戦というところに、彼らの強運を感じます。

●ワイルドカード:今治
さて、悩ましいのはワイルドカード。状況的には、AとBが接戦になりそうですが、あえてCグループ2位の今治が高知に行くと予想。いや、予想というよりも願望ですね。仕事うんぬんの話よりも、このチームはいろんな意味で来季も四国リーグでいるべきではないと考えているので。


●重鎮・おくだ隊長の見解。

この4月から学生やってます。望んだ道なので文句言えませんが、こんなに忙しいとは思ってもいませんでした。ノリや気合いと真逆な世界なので、ほんと、サッカーどころではありません(苦笑)。全社に5日間ベタで張り付けた去年が夢のようです。
さて、今年も全国地域サッカーリーグ決勝大会がやってきました。5部から4部に上がるための大会が、局地的とはいえこれだけ注目されるスポーツは他にありません。4部はアマチュアトップの全国リーグであると同時に、Jリーグを目指すクラブにとって「最後の」試行錯誤や体力涵養が許される場所です。3部(J3)になったらとにかくお金です。お金がないとライセンスが下りません。JFLを目指すクラブとそのファン・サポーターの皆さんには「覚悟して行かれよ」と申し上げておきます。

●Aグループ:浦安→鐵大分
近年稀に見るハニーなグループ。
原稿執筆時点ではまだ伝わってきていないが、鐵分はJFLを指向していないし、予算規模や選手の素性から考えて札蹴もJFL指向はない。となると、浦安か加古川のどちらかになるし、縦ポンサッカーで全社枠を勝ち取った加古川はちょっと力不足。普通に考えて浦安の有利は動かない。
ただ、浦安も相手との力関係をみながら全体のバランスを取っていくタイプの選手がいないのが気がかり。全社1回戦で九州三菱自動車に足下を掬われたのもそれが原因。昨年のこの大会で清水康也が大けがを負った後遺症から立ち直れていないのが気がかり。それでもこのグループは浦安ってあたりがなんともハニー。
全社初戦で8失点食らった鐵分だが、地元開催の大会で無様な負け方をする訳にはいかない。初日の加古川戦にきっちり照準を合わせてくるはず。一方の加古川、正GKの日野が全社最終日に一発退場処分を食らって地決初日は出場停止。加古川を推せないのにはこんな理由もある。また、実力的に1.5~2カテ劣ると言われる北海道リーグだが、札蹴、初日はそこそこ強い。二日目以降はダレるけど。

●Bグループ:刈谷→松江
近年稀に見る粒の揃ったドングリたちのグループ。強いとは言わないが似たようなレベルのチームが4つ集まったので、どこが抜けてもおかしくない。
そんな中、僅かな差を見出すとすれば監督の存在。4チーム4人の監督の中で、私は石田学さんを推す。
この方、サウルコス福井を最初に地域決勝に導いた監督(2012年)だが、チーム作りに時間がかかるタイプで、とくに両サイドバックと守備的な中盤のパッケージが独特で、相手に応じてではなく、いかに自分たちのスタイルに相手を引き込むかに重点を置くので、すぐに結果を求める(気の短い)チームだとなかなか本領が発揮できない。刈谷の監督に就任して2年目、東海リーグをぶっちぎったというよりライバルが腰砕けになっていった感は免れないが、初日からゴリゴリ来るであろう岩手をしっかり受け止めることができれば抜け出せると思う。
対抗は地の利がある松江かな。全社は1回戦でPK負けだったが、この試合は田平が欠場。田平抜きでは機能半減のチームなので、全社の結果はあまり参考にならないというか、田平と実信のどちらが欠けてもチームが機能しない(選手層が薄い)という厳しい現実がはっきりした。
青森は、北信越リーグ時代のアルビレオ新潟DFを支えた葛野さんが監督。懐かしいなあ。東北リーグ1部で岩手に負けていないが、初出場にはきつい大会。

●Cグループ:和歌山→福井
1次ラウンドで最も注目を浴びているグループ。関西リーグだけでなく全社まで優勝してしまったのには恐れ入った。手の内をさらけ出してなお得られるものの方が大きいことは言うまでもない。だから和歌山を一に推す。
次は福井。実は、初日の和歌山戦がPK戦まで行くと読んでの二番手推し。佐野監督も学生の恐ろしさは体験済みだし、昨年の奈良クやFC大阪レベルまで行かないとこの大会を勝ち抜くことが不可能だと骨身に沁みてわかっただろうし、そろそろ上がってもいいだけの経験値は得たと思う。
さて、問題は岡田武史率いるFC今治。四国リーグ終盤での逆転優勝、監督は岡田さんの早大同期で育成型の木村さん、会場は地元愛媛。誰が考えてもアドヴァンテージがあるように思えるが、スタジアムもサッカー熱もない人口16万の小都市と岡田さんとの結びつきが理解できない。そう、今治である必要がこれっぽっちもない。SOLATO(太陽石油)、大王製紙、今治造船といった地元県東の有力企業はみな愛媛FCの有力スポンサー。岡田さん、どうするつもり?そんな訳で、岡田さんがどこまで本気で「今治」と付き合うつもりがあるかを試したいという好奇心から、もうしばらく四国リーグでトラスターやアイゴッソと三つ巴の戦いを繰り広げてほしいと思う。
個人的には阪南大クラブに注目。去年の流経大ドラと同じことが起きるとは思っていないが、西日本の大学サッカー関係者でその名を知らぬ者はない名将・須佐徹太郎さんが送り込んでくるBチーム(社会人登録)。そして監督は本田明さん。黎明期の阪南のNo.10でアイン食品の中心選手でもあった方。アインがたった1回だけ天皇杯の大阪代表になり3回戦まで進んだ時の中心選手でもある。このレベルのサッカーに経験値があるし、全社で勢いに乗った感もある。日陰者と見られがちなBチームが明るい場所に出られるかも知れない一大チャンス。若さの躍動を期待する。

●ワイルドカード:福井
Cグループ初日第1試合がPK戦まで行くと書いた手前、福井。


●「コミュサカ」管理人氏の見解。

今年も参加させて頂いて光栄です。昨年の予想大会で私が書いた内容について知人から「意外と真面目なんだね」とかいう別の闘争心に火がつきそうなご意見を頂いたのですが、誘惑に負けないように何とか今回も真面目に予想したいと思います。

●Aグループ:浦安→鐵大分
キーワードは「底力」。
札幌蹴球団が面白そうだと思ったのですが、北海道のサッカーファンが嘆いたリーグ戦最終節での伊藤の大怪我の影響が大きそうなので今回は着外へ。また全社で3位のバンディオンセ加古川も全社からの上積みを考えて着外としました。鐵分と浦安については、リーグ戦と全社ではメンバーが大幅に入れ替わっていたので全社の結果は参考外として、全国でまだ底を見せていない浦安、鐵分の着内として、2年連続の私の故郷千葉のチームを1位に押します。エレクトリカルパレードを全国の舞台で響かせながら、そろそろ関東から一つ上がりましょう。

●Bグループ:岩手→松江
キーワードは「火力」。
このグループは私の見立てで攻撃力上位の岩手と松江を着内としました。リーグ戦で得失点差+96と圧倒的な火力を誇る岩手は、監督自ら今年はベストメンバーで戦えると発信するほど状況が良いようですね。刈谷は日頃大変お世話になっている軍師がサポートしている手前とても悩みましたが、1日目に「私より先に」さっきーと会っちゃうのかと思ったらちょっとイラっとしたので着外にします。また青森は、初戦がホーム松江との対戦、そして3戦目で東北ダービーという、何とも言えない巡り合わせから着外としました。松江はWC抜けで押すので後述します。

●Cグループ:和歌山→福井
キーワードは「話題」。
一番話題性の高いグループですね。メンバーを落として全社を獲った和歌山が、頭一つ抜けているかなという印象があります。つづく福井は2戦目、そして全社リベンジとなる3戦目で勝利して2位と予想。冬のカップ戦マイスターこと阪南大は、初戦がホーム今治ということで着外にしました。最後に、対戦するとスカパー中継と有名ライターのコラム掲載という魅惑のオプションがついてくることで話題のFC今治ですが、2戦目で和歌山に敗戦して色んなものをへし折られると、3戦目はしんどいのかなと思い着外にしました。地域決勝敗戦後に岡田さんが地域リーグのカテゴリーでクラブをどう立て直すのかにも興味があるんですよね。。

●ワイルドカード:松江
WCは松江と福井で最後まで悩みました。松江ダービーで2000人近い観客を集めた松江と、地域リーグで有料試合を開催しながら1000人近いアベレージで観客を集める福井。私が超法規的措置を立場ならどちらもJFLに行かせてあげたいクラブです。松江は監督自らコミュサカツイートをしてくださり親近感がかなりありますし、また、鳥取でミスターと呼ばれたレジェンド実信選手は、このカテゴリーでは無双です。もう一度全国の舞台で見たいという願望と、私が作った地域決勝非公式PVにFBでいいね!してくれたことがとっても嬉しかったのでWCにとさせて頂きます。

過酷な日程になりますが、選手の皆様は怪我なく、ファンの皆様は事故なく、大会が無事に終了することを願っております。


●無料試合のS氏の見解。

去年の予想大会では、10人中ただ1人的中ゼロを成し遂げることができました! ! ……はぁ……
今回は4年ぶりの的中目指し、ちょっとがんばってみます…。また諸般の事情により、注目選手紹介は今回ナシで。

●Aグループ:浦安→加古川

    今年の観戦実績と印象:
  • 鐵大分=3勝(鹿児島US、J宮崎=PK、鹿児島US) J宮崎戦は苦戦、劇的同点弾からのPK勝ち。去年の地決の時ほど河野のインパクトがなくなっているのが気掛かり。
  • 加古川=未観戦
  • 浦安=1勝(つくば)1敗(順天堂大) つくば戦は開幕しかも浦安陸上初開催、歯ごたえある相手に苦戦。天皇杯予選の順大戦は優勢だったが…大怪我から復活した清水がこの試合でも途中出場、どこまで復調したか?
  • 札幌蹴=4勝(札大GP、トヨタ北、新得、那須) CB飯田-MF石井-FW黒田のセンターラインが充実、N北海道や十勝よりパスワークに優れたチーム。全社では守備重視の ”内地仕様”を披露した。
好印象を持ちたくなる2チームを推せないのは、ともに全社での惨敗ぶりが影響。ただし札幌はメンバーをやや落としての敗退であり、全国大会で戦い方を変えることができていてダークホースか。大分は去年いい意味で裏切られているが今年はどうか…。加古川の得点力の低さもあり、浦安が抜きんでている印象が強い。グループ最終戦(加古川-浦安)の勝者が勝ち進むか?

●Bグループ:青森→刈谷

    今年の観戦実績と印象:
  • 青森=4勝(SENDAI、八幡平、今治、三菱水島)1分(岩手)1敗(水戸) 中村・アラン・西村の3トップが強烈。要所のベテラン勢も効いており、天皇杯水戸戦も一歩も引かず大善戦。
  • 松江=未観戦
  • 刈谷=1勝(九州三菱) エース中野が別格。全社では九州三菱に完勝を収めたが、守備力を測るにはやや物足りず。このブロックではどうか?
  • 岩手=1分(青森) 特にMF石本、SB濱田の左サイドは攻撃力あり。去年の地決を経験したメンバーもかなり残り、全社に出られなかったが経験値はある。
ここは4チーム横一線か?松江の失点4は驚異的だが現在の中国Lの状況を見ると楽観は禁物、東北2チームの得点(以下略)。刈谷は中野以外の得点が少ないのが気掛かり、ここを抑えられると苦しいかも。全社では出番が限られたアランの復調次第では青森が頭一つ抜け出す可能性あり。

●Cグループ:和歌山→今治

    今年の観戦実績と印象:
  • 福井=1勝(東御) 攻撃力ある東御に対ししっかり受けて横綱相撲の印象。梅井の高さと亀井のロングスローは相変わらずで、全国でも通用する。
  • 和歌山=2勝(枚方、アミティエ=PK) リーグ序盤の関大FC戦では心配したが、秋口の2戦では納得の内容。特に全社で山道、三本菅ら抜きで勝ち抜いたのは大きな自信になったはず。
  • 阪南ク=1勝(九州三菱) きっちり守り勝つ印象あり。観た2戦ともGK(渡辺健・杉森)が安定し、大崩れしない。
  • 今治=1勝(R・VELHO)1敗(青森) 序盤のリーグ戦では不安定だったが、全社では攻撃力の高さは垣間見えた。山田加入による変化は不明。
この大会で全社優勝チームが強いのは定説。勝ちグセを覚えた和歌山が一強か。去年決勝Rまで進んだ福井だが全社での今治戦の負け(メンバーは落としていないように見える)はやはり気になる。今治も2年前の地決経験者は少なくない。重鎮山田は3連戦はきついと思われ、2戦目の和歌山戦のマネジメントがカギか。阪南は正直読めない…

●ワイルドカード:加古川
おそらくAかCのどちらか、勝ち点6と想定。得失点差まで考慮するとグループ内の力量差で加古川か?


続きは次回に。2回で終わります。

 top  prev next