吉田鋳造総合研究所
鋳造所長雑文録
2015/03/03◆第12回・J1/J2入れ替え予想会議
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今年も恒例のJ1・J2の予想大会でございます。今回も『ワイルドカード』予想は“なし”。

【J1】下位3チームを予想(順不問)。オプションは、ヴィッセル神戸の順位を。
【J2】上位3チームを予想(順不問)。オプションは、ファジアーノ岡山の順位を。

今回も1回でまとめて掲載!では、例によって到着順に。

柏サポ・Sun's Son氏の見解。

J1
湘南 山形 松本 神戸=3位

マジで今年はそのままお帰りコースなのではと思ってます。強いて挙げれば仙台と甲府が絡むくらいでしょうか。
湘南はぶっちぎりでの昇格ですが、かつての柏やG大阪みたいにJ1を見据えたサッカーをしていたようには見えない。松本の昇格は「勢い」の部分が否定できないし、補強はいいけどそこまで入れ替えていいの?という初めて昇格したときの川Fを彷彿とさせます。山形については、「持ってる男がいた」。以上。今年も持ってるとは限らない。
神戸は3位にしました。少なくともACLのプレーオフ圏には行くと思います。「カネを持ってるクラブが確実に計算できる指導者を得たらどうなるか」を見せつけられる1年になると思います。

J2
千葉 C大阪 札幌 岡山=5位

永年にわたる迷走の末に一気にパズルのピースが埋まって、最後の一つをはめようとしたら、山形に吹き飛ばされたのが去年の千葉。今年もはめ終えたピースの大半は残っていると思うので、例年のような苦労は少なくなるでしょう。もし今年上がれないとすれば、それは山口智の呪いなのではないかと。
C大阪は、前述の柏・G大阪のポジションになるのでしょう。外したくなる性分ではあるのですが、フォルランとカカウが残った上に玉田橋本関口茂庭って、J2でどうこうできるレベルじゃない。
札幌は、ナザリトさんの移籍先として気になったというだけで挙げてみました。ラモスの下で1年間つつがなくできたのですから、上がバルバリッチになろうともパフォーマンスには影響しないでしょう。
岡山はだいぶ変わった印象がありますが、ここはクラブの、というより企業としてのロードマップにブレがないと思ってますので、プレーオフ圏内の5位には入れると思います。そして、個人に依存しない組織としての経験値を持ってますから、プレーオフになったら、地域リーグ決勝大会を勝ち抜いたノウハウが活きるのは間違いありません。


鳥栖サポ・LiveOnNet牟田氏の見解。

J1
山形 清水 横浜FM 神戸=7位

ここ数年プレーオフ昇格とここ数年の低迷期、そしてびっくり枠が来つつある様に思えます。 鳥栖は15位以上でしょう。

J2
C大阪 千葉 京都 岡山=11位

「何で俺はここに居るんだ」に気づかないといけないクラブが多いと思えるのですが… 。J1勢同士の対決で引き分けじゃ無く勝ち切ったクラブが上がるでしょう。


岐阜サポ・ジュニア氏の見解。

J1
山形 松本 名古屋 神戸=9位

例年のパターンで言えばPO昇格は降格フラグ。今年は劇的昇格の山形になるんだけど戦力面でも見ても厳しいなぁ…申し訳ないですがここでまず1枠。
次に候補なりそうなのは甲信のどちらか…なんだろうけど帰って来い。長良川の動員の為に。松本。夏場で息切れすると思いますよ。春先で勝ち点積めれば残れるかもしれないけど。
あと1つ。名古屋。理由。死ぬほど嫌いだから。以上。
神戸は微妙ですね。落ちることは絶対ないと思うけど躍進出来るイメージがどうにも出来ない。見せ場は作れるとは思うけどタイトル、ましてやリーグとなるとなぁ…9位。カギを握るチームにはなるでしょう。

J2
C大阪 千葉 京都 岡山=7位

「普通に戦れば」桜はここに居たらあかんチームだとは思います。色々とチョイスをミスって流れ乗れないまま落ちてきましたけど…流出がクソガキだけでほぼ済んだので怪我人帰ってきて真面目にやれば帰れるでしょう…。
2つめ。J1知ってるとこにはなると思うけどどこも決定打不足。なら指揮官込の総合力で千葉ですかねぇ…磐田は去年のアレみたらちょっと推せん。
3つめ。化けそうなのは岡山。けど開幕でうちに叩かれ出足につまづき…と言うことで除外。それなら京都か徳島になるけど京都にしようかな…3~6位は今年も縺れそう。ここにはうちも入れる可能性はなくはない。
岡山はハマれば自動もありえる思います。ハマればね。ただ展開の流れがいるよなぁと。去年の松本ほどの爆発力はないかと。案外下位に取りこぼすっていつものパターンで最後脱落で7位と。
おまけ:岐阜は岡山の下位互換になる位置づけだと思います。ハマれば躍進。けどその可能性となるとなぁ…名古屋戦見ても取りこぼしは今年も多そう。14位。


山形&栃木サポ・無料試合のS氏の見解。

去年は当てすぎました(爆)。これを2年続ける力は持ち合わせていないので…今年も「願掛け」いきます!

J1
山形 仙台 甲府 神戸=8位

山形…去年24位のチームですぜ。攻撃陣補強ゼロですぜ。贔屓目に見ても残留は厳しいです。でも聞きたい、シーズン終了後の「ざまあみやがれってんだ!」を!====ThisIsTheErrorMessege====
仙台…ちょっと引き抜かれっぷりがよろしくない印象。ウィルソンの復調次第か。何より営業上とても重要なお隣さん、残るも落ちるも一緒だぁ(笑)。
甲府…もともと守備のチームが佐々木・青山のレギュラー2人を失い補強も十分でないのはキツい。さらに樋口さんって確実に戦力相応の順位を残す印象が…
神戸…有三が抜け高さのなくなったFWにやや不安はあるが、ネルシーニョならうまく立ち回りそうな。上位は難しそうだが、中位グループの上の方くらいには期待。
※今年は「意外枠」は自重しました。

J2
大宮 大分 千葉 岡山=13位

去年は散々たる出来でした!わぁい…。これを2年続ける力なら余る程持ってます(苦笑)。もっとも今年のカオスっぷり、1つ当たれば御の字かなあ。
大宮…さすがに降格組から1つは戻るだろう。我軍との練習試合@大宮高木(観戦未)を非公開にしてくれた恨みはあるがマイナス要素の少なさからここが最有力か。
大分…選手の入れ替わりは大きいが、一昨年を除くと2位に意外なチームが入る傾向があるので。いい補強ができた上に田坂政権も長く、何より去年の悔しさがあるので。
千葉…鉄板。以上。
岡山…岩政・加地の経験値より上田・石原のスペシャリティを補えていない(ように見える)ところに不安が。もう少し上にいるかもしれないがPO圏内は難しいか。


関西サッカーリーグ・豊浦総務主事の見解。

はい。好き嫌いで予想するのって。本当に楽しいです。今年も好き嫌いが相当入りますので、どうぞよろしく。
…という訳で予想です。

J1
鹿島 松本 清水 神戸=8位

鹿島:嫌いだから。(これだけはどうしようもない)
松本:まずは相当取っているんだけど、J1で坂井・大久保・酒井辺りのメンツの守備でどうやって守れというのだというかなりしんどいだろうことが予想されるディフェンス(坂井はしんどいだろうな…と同情を禁じ得ません)。是非とも横浜FM戦でモンバエルツ監督にフランス仕込みのウィットに富んだコメントをして欲しい…と思ったりするのは私だけだろうかと思ったり(相当人が悪い>私)。あ、ソリマチ君はその程度では堪えんか(苦笑)。まあ、しかし、J2オールスター臭くメンツを揃えて、あのサッカーでどうなんだろう…という疑念は拭えませんな。
清水:ノヴァコと高木おにいちゃんぶっこ抜かれたらしんどいでしょう。おまけにここも守備がしんどいとなるとねぇ…。大榎監督が貧乏籤を引く羽目になるのは何ともお気の毒ではあるのですが、正直、べったんこということもありますぞ。
神戸:どんな監督を獲ろうが、どんな選手を獲ろうが、多分、この辺りではないかと。渡邊千真とミッチェル安田は補強としては最高に近いとは思うんだけど、ここほど補強が功を奏しないチームもそうそうないので、順位的にはこの辺りが妥当かな。昨年より上にしたのは、マルキ&PJ逝っとけサッカーに千真が加わったことで、外国人2人のうち誰かが抜けてもとりあえず、フォローはできるようになるのかな…と思ったこと。それぐらいです(苦笑)

J2
C大阪 京都 北九州 岡山=5位

セ大阪:当たり前です。超J2級のチームが上三つに入らない訳がない(笑)。さっさと上へ上がって、施設委員を悩ませることのないやうに願いたい(超願望)。
京都:そろそろ上がってもらわんと。工藤が抜けたり、オ・スンフンが抜けたりしたけど、ここほど雨後の筍の如くにょきにょき若手が生えて出てくるチームはないですから(笑)。原川が帰ってきたのもチームにとっては大きいですね。和田ボンにはちょっとぐらいはええ目を見させてあげないと、不憫でしょうがない。
北九州:三番手が一番難しかったけど、あえてギラQ。ここはどれだけぶっこ抜かれようがやるサッカーが徹底している(柱兄はそういう人だからねぇ)ので、シーズン当初はちょっと出遅れても、しっかりと挽回してきそうな感じがするねぇ。昨季も三浦ヤスのようなあかんたれの時と違って、ライセンスの有無を問わずにPO圏内に食い込む活躍で意地を見せたことも高評価。しつこくPO圏内を目指して欲しいと思いますよ。こういうチームは…。
岡山:長澤監督がどういうサッカーをするかは見物だけど、若手選手に加えて、加地と岩政が入ったというのは大きいと思う。やはり経験ある選手が入ってチームに勢いだけではなく安定感をもたらすだろうと思うので。とはいえ、一気に上昇ではなく、まずはPO圏内に入ってもらうのが一番いいのかな…と思いますね。ということで5位。

…というわけで、予想と願望を込めて。


多摩県民・P氏の見解。

昨季は国立で1試合観ただけという、記念すべき年でした。いくら本業が楽しくなってきたからといって、「趣味をおろそかにするのはよろしくない!」ということで、今年はせめて月に一日くらいは土日祝のどっかを休みにできるように善処します(願望)。

J1
山形 清水 甲府 神戸=10位

山形:プレーオフ枠は押さえておくべき!と、教わりました。
清水:胸スポンサーが新聞各紙を賑わし、○○をイラつかせる昨今いかがお過ごしでしょうか?親亀が揺れると子亀が動揺するサッカークラブ、結構あると思います。
甲府:リアリスト城福さんが消え、実績はある樋口さんが監督に。すっかり堅守速攻が板についてきましたね。ところで、私はそろそろ横浜FMが不安です。
神戸:ネルシーニョ監督って、初年度から結果を残す系でしたっけ?ジャンプアップは無理でも、ね。

J2
徳島 大分 千葉 岡山=6位

サッカーにおいて、クラブの予算と順位には相関関係があります。J2には大宮、C大阪、千葉、京都、磐田とバックがはっきりしているクラブがあります。ただし、サッカーは“スポーツ”というか“ゲーム”ですので、チームとしての心理面が成績に表れます。自信を失ったチームに「お前らのもともとの力をもってすればもっとできる“はずだ”」ではポジティブになりません。根拠はなくてもよいので、良いイメージを植え付けないと。そういうチームが、上記のうちにいくつあるか…。
一方、チームとして団結していればゲームには勝てます。そんな訳で、継続性とチームとしての自信と少しの予算面を考慮してこの3チーム。
岡山:そろそろプレイオフ圏内にくるんじゃないかな?的なアレです。


仙台サポ・freemind氏の見解。

仙台のJ1生活も今季で6年目なわけですが、いよいよ本当に崖っぷちです。核となる赤嶺真吾、太田吉彰、角田誠が移籍を決断し、長年クラブを支えてくれていた渡辺広大や中原貴之らがチームを去るなど、今オフの大量流出はチームの一体感の無さが露呈したような気がしてなりません。予想外に良い補強が行われ戦力的には整った感はありますが、監督が未熟な渡邉晋ですし、柱となるべきキャプテンが富田晋伍ですから、不安は募るばかり。デジっちでの纏まり感の無さも半端なく、長いシーズンを意思統一して戦えるのか、杞憂であれば良いのですが、さてさてどうなることやら…。

J1
山形 松本 清水 神戸=6位

というわけで、仙台以下のクラブ探しということになりますが、まずは、山形。プレーオフからの奇跡的な昇格でしたが、奇跡が毎試合毎試合続くとは考えられません。
次に、松本ですが、オビナとドリバの2人のブラジル人補強が未知数ではありますが、反町康治の特異なチームスタイルがJ1で通用するというイメージが湧きません。船山貴之や犬飼智也が抜けた影響も大きいでしょう。全体として戦力的に厳しいという評価となってしまいました。
最後に、清水です。甲府・湘南・新潟・仙台との比較となりましたが、清水は攻撃・守備ともにポジティブな要素が殆どなく、ノヴァコビッチと高木俊幸の放出は大きなマイナスとみました。PSMを眺めていましたが、明らかに状態が悪く、課題であった守備の立直しも完成されていない印象でした。早期の監督交代が予想されますが、引き受ける監督が清水出身者の可能性が高く、残留は難しいかなと予想します。
神戸ですが、わたしはネルシーニョ信奉者なので、昨季の11位よりは上位予想となってしまいます。大きな補強は行われていませんが、安田理大の加入は好材料かな。森岡亮太の更なる成長に期待しています。

J2
大宮 C大阪 札幌 岡山=7位

相変わらず難しいですね。ほとんど好みの選択となってしまいます。昇格候補は降格組の大宮・C大阪・徳島、補強をしている札幌・千葉・京都・岡山・熊本あたりでしょうか。磐田と大分は厳しいでしょう。個人的には福岡を応援する1年となりそうです。
この中で、大宮とC大阪は戦力的に抜けている印象です。大宮は守備のセンターラインが大崩れが無さそうな事に加え、ムルジャと家長昭博と計算出来る攻撃陣の残留で、勝ち点の上積みは容易と思われます。C大阪は意外に選手の放出が少なく、何と言っても関口訓充の加入は素晴らしく、茂庭照幸は頼りになりそうです。
札幌は中原彰吾ら若手が充実しつつあり、都倉賢の残留、新戦力ナザリトやベテラン稲本潤一の獲得、それに小野伸二が噛み合えば優勝も有り得るかなと予想しました。
最後に、長澤徹監督に代わった岡山。ディフェンスラインに岩政大樹と加地亮が入り安定感が増した印象ですが、ゲームメーカーの上田康太が磐田に移籍してしまい、その他主力3選手も松本に移籍するなど不安要素もあり、プレーオフ圏外としました。


吉田鋳造の見解。

J1
甲府 山形 松本 神戸=12位

甲府のJ1って“賞味期限”がありそうな感じがしてて、そろそろかな……と←ここまで文面は昨年のコピペ(苦笑)。で、今年は山形と松本がいるので今年は新潟の入る空き枠がない(笑)し、もっと残念なことに名古屋の入る空き枠もない(爆笑)。山形はさすがにラッキーカードを使いきったでしょう。昨年の松本は『対J2・反町スペシャル』というチームを作り上げることであの成績を残したと思ってるんで、『対J1』となると話がガラッと変わってくる。まあ、1年で戻ってもサポさん達のあの物量はあのまんまでしょうから、岐阜隊としては集客的に(限定)歓迎です(笑)。
神戸は、どうしても第3グループの先頭を走ってるという絵しか浮かんでこないんだけど、なぜだろう(苦笑)。

J2
千葉 徳島 大宮 岡山=8位

桜花をはずしたのはただの“意地”ですので気にしないように(笑)。果たして大宮と桜花とどっちが先にJ2の戦い方に馴染めるかというと、大宮なんじゃないかなー、と。磐田は、昨年の戦い方と名波さんの“サッカー哲学”をメディアとかで伺うに、しばらくJ2にいらっしゃる方が日本サッカーのためになるんじゃないか(笑)という気がしてならなくてですね。ホントはギラQを推したかったんだけど、さすがにトモキーを抜かれちゃうと厳しい。札幌は、ナザさんがいるってこともあるけど、社長のコレクターっぷりが気に入らないので、リスト外に。
雉さんは、岩政&カジさんという“昔の名前”でどんだけJ2でやってけますかねー……と岐阜サポに言われたかないわなあ(爆苦笑)。


さあ全員分が出そろいました。敬称略で一覧を。

J1
Sun'sSon 湘南 山形 松本 神戸=3位
牟田 山形 清水 横浜FM 神戸=7位
ジュニア 山形 松本 名古屋 神戸=9位
無料試合のS 山形 仙台 甲府 神戸=8位
豊浦総務主事 鹿島 松本 清水 神戸=8位
多摩県民P 山形 清水 甲府 神戸=10位
freemind 山形 松本 清水 神戸=6位
吉田鋳造 甲府 山形 松本 神戸=12位

まあ、山形の絶大な人気はしょうがないかなあ……と。あとは結構“割れた”なあ……という感じ。

J2
Sun'sSon 千葉 C大阪 札幌 岡山=5位
牟田 C大阪 千葉 京都 岡山=11位
ジュニア C大阪 千葉 京都 岡山=7位
無料試合のS 大宮 大分 千葉 岡山=13位
豊浦総務主事 C大阪 京都 北九州 岡山=5位
多摩県民P 徳島 大分 千葉 岡山=6位
freemind 大宮 C大阪 札幌 岡山=7位
吉田鋳造 千葉 徳島 大宮 岡山=8位

す、すげえ。桜花よりチャイバの方が人気がある(笑)。こっちも、あとは結構“割れた”なあ……という感じだけど、磐田を誰も挙げていないなんて、皆さん冷徹だなあ(笑)。

さて、どうなりますか。

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