吉田鋳造総合研究所
鋳造所長雑文録
2012/10/29◆ここ最近のことを
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イスタンブール旅行記は鋭意執筆中(長くなるよ~っ)ということで、ここではそれ以外の話を。

1.岐阜国体

いつも球技ばかり観ているので、こんな機会でもないと観ない競技にしよう。というわけで、街中・金町で行われた山岳競技を観に行きました。“山岳”競技というと厳つい印象もありますが、ぼくが観たのはリード====ThisIsTheErrorMessege====の成年女子決勝。競技内容は以下の通り。

『コース作成』。登頂コースになる、手や足をかけるポイントはその場で作り上げる。→『インプレ・タイム』。出場選手は前記「コース作成」作業を見る事が出来ない。完成したコースを「せーのっ」で決められた時間だけ見ることが出来て、その時間にどのコース取りで頂を目指すかを考える。→『登頂』。2人ペアで各々が制限時間内に頂を目指す。共同作業ではないので個人の技量が勝負だけど、2人の登った高さの合計で競われる。だから、1人がテッペンまで行ってももう1人が早めに脱落してしまうと上位に行けない。もちろん、これから挑戦するチームは前のチームのコース取りなどを参考にすることは出来ない。

8チーム16人が挑んだのだけど、テッペンまで行ったのは茨城県の1番選手だけ。彼女、余裕でした。でも、2番選手がコース取りで失敗したかで早めに落ちてしまった関係で優勝は岐阜県チーム。2人揃って結構いいところまで登ったからね。
それにしても、やっぱりすごいよなあ。ぼくのような“重量系”の人間(苦笑)には考えられない。彼女たちは細いながらもしっかり筋肉質で、まさにアスリートでした。ただ、競技の性質上、バストのある方はちょっと登りにくそうにも見えました(苦笑)。

2.東京全社

完全にピッチ原理主義で小石川・三鷹大沢・府中朝日で1試合ずつ。ビルケア×レノファは、その戦いぶりからレノファはツラいだろうなあと思った。福原がいるかいないかの差しかなかったんだもん。そうしたら、やっぱり次の試合で消えてしまった。厳しい話になるけど、そろそろ夢をミッションに格上げするか/夢語りのままにするのかの決断が要るのかもしれない。
十勝×アミさんは、松島がCBやってる====ThisIsTheErrorMessege====段階で眩暈がしたし、眩暈のままに失点を重ねてしまって、でも後半から交替でDFが出てきて「いるじゃん」(笑)。やっぱり北海道の第3代表は全社では家賃が高いかもしれないなあ。
日曜はコリア×大阪。最終的にこの大会で優勝するコリアはこの試合ではPK戦までもつれるのだけど、フィジカルの強さを活かしたコリア隊のサッカーは短期集中戦向きかもしれない。

3.地域決勝の組み合わせ

JFA公式サイト====ThisIsTheErrorMessege====を参照のこと。ぼくはピッチ原理主義に基づき郡山西部しか選択肢がない(笑)ので、そこに行きます。個人的にはコリア隊に郡山に来てほしかったんだけどなあ。赤福×コリアは観たかった。

敢えて書くまでもないのだけど、地域決勝に出るということはコリア隊は全員外国人選手だけどJFLに参戦可能。どこで有料試合となるホームゲームを行うのかも含めて、運営に関しては未知数だけどね。もし柿泊までたどり着くことがあったら、半島系スポーツメディアは取材に来てもいいのではないかと思う。

詳細は例によっての予想大会まで。忙しくなるぞ~、旅行記もあるのに(苦笑)。

4.SAGAWA SHIGAの廃部

この報せに触れた時はもちろん衝撃だった。衝撃だったけど、憤りはなかった。西濃で経験しているから。
企業のサッカー部は、強化指定を受けているなら遠征費用もある程度出るだろうし勤務配慮をしてもらえるところも少なくないし、練習場も企業で持っているところを使える。給料だって結構いいだろう。でも、企業の方針でどのようにでもなってしまう。
滋賀協会だって受け入れ先とかについて動いたと思うよ。佐川という企業からしたら“企業保有”からはずしたいだけであって、チームに恨みがあって問答無用で消滅させる!というわけではないんだもん。でも、佐川もMIOももともと滋賀のチームだったわけじゃない====ThisIsTheErrorMessege====のだし、県協会が調整するのもむずかしかったのかもしれない。

ただ、この件に関しては別チームのサポさんから「潰れるクラブをリーグが守ってくれないなんて…」なんて泣き言を目にしたのだけど、二つの意味で勘違いをされているような気がする。
まず、佐川はカネがなくて脱会するわけではなく、ぶっちゃけて言えば『会社としてやる気がなくなった』だけの話。守る/守らないの次元の話じゃない。もう一つ、『リーグ』が守るものはあくまで『リーグ』であって『クラブ』じゃない。岐阜隊がJリーグから借りたカネも名称は「公式試合安定開催基金」。リーグ戦の安定催行のためだ。今回、Jリーグが推進した“クラブライセンス”だってリーグを安定させるための制度だもん。

とにかく、佐川本体としての活動は今年で終了になる。かつて長居スタ(第2じゃないぞ!)でJFL・佐川大阪×佐川東京なんてやったのも昔話。正吾はどうするんだろ、トシもトシだから引退しちゃうのかな……。奈良輪や清原や鳥飼とかは争奪戦になるかもね。

5.岐阜隊

東京全社の2日目を1試合だけにしてメドウに駆けつけた山形戦はスコアレスドロー。でも、松本と京都に連敗しちゃって、引き分けても残留確定という状況で町田戦を迎えることは出来なかった。
勝てば残留決定だったのだけど、0-1で敗戦。せめてドローで……との願い叶わず。というか、これで町田に「まだ行ける!」という気持ちを持たせてしまったのが、どう出るか。「岐阜が2連勝すればよいのだ」と強がる岐阜サポもいるけれど、ここで2連勝出来るチームが32試合やって21位にいるわけないじゃん(苦笑)。残留してくれるなら他力でもなんでもいいよ。はうう。

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