吉田鋳造総合研究所
鋳造所長雑文録
2011/03/23◆スポンサー様に1万円払った話。
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岐阜隊スポンサー様に1万円を支払った。なにかを購入したわけでもないし、代償として何らかのサービス提供を受けたわけでもない。というのも……というわけで2月下旬に時計を戻そう。

何度も書いてるけど、ぼくは週末に出勤が入る代わりに平日に休みが来る『シフト勤務』に就いている。だから、平日の試合で観戦ピッチが稼げるのなら喜んで動く。
で、この時期に平日でピッチを稼ぐなら……ACLだ。今年、韓国から出場する4クラブ====ThisIsTheErrorMessege====の本拠地は、いずれも未観戦ばかり。ふはははははは完璧じゃないか明智君。
さて、どの週で行くかを検討しよう。4月第1週は…ダメだ。新人の入社研修で先生をやらねばならぬ。第2週は…ここもダメ。行けないことはないが、第3週の週末にデカい点検作業って全員出勤になるのでその周囲で分散で休まないといけないが、第2週のなかばにぼくが連休とか組むと他のみんなの勤務が組めない。5月第1週は…GWだ。「平日休める=安く動ける」がメリットなのだから無意味。====ThisIsTheErrorMessege====となると、1次R最終節の5月2週だ。韓日戦ではないけれど、ここしかない。5/10に全州、5/11に済州西帰浦。完璧だ。
全州に5/10の夜なら、当日の朝イチKE====ThisIsTheErrorMessege====で飛んでいけばいい。機場バスだと4時間かそこららしいから、余裕だ。というわけで5/10~12の3連休を組めばいいな…と思いながらAFC公式サイトで確認すると

15:00開始だとおおおおお

うぐぅ、さすがにそれでは当日入りでは間に合わない。5/9の午後も休んで、OZの夕刻便で行かねばならぬ。みんなに迷惑かけるなあ……。でも、なんで平日なのに15:00開始なの?と思ったら……ぐはあああああっ韓国は潅仏会も祝日なのか!なるほど、祝日なら当然だ。
翌日の行程を考えよう。全州から済州に行くのにわざわざソウルに戻るなんてやりたくない。木浦から船だ。木浦。「モクポでは」「テチューヘでは」====ThisIsTheErrorMessege====のモクポだ。日本式家屋も結構残っている====ThisIsTheErrorMessege====という話。全州から木浦へ行って観光して、船で済州、バスで西帰浦。完璧だ。
と、ここまで心の中をカタめておいたところに飛び込んできたのが、キドンの開幕戦2ゴール====ThisIsTheErrorMessege====だ。そうかあ光州かあ……待て待て、twitterだかで「韓国もリーグカップを始めた」とかの呟きを読んだような…?
さっそく光州FCの公式サイトへ行ってみる。もちろん、日程も出ていた。Kリーグカップ1次リーグ最終節、光州×蔚山。5/11。

あ、終わった。逃げ場がない。C'est un Cul de Sac。出口なし、袋小路なんです。

かくしてプラン確定。

5/9の夕方のOZ便で常滑→仁川。ソウル泊。
5/10、高速バスで全州まで移動。ACL観戦。全州あるいは益山泊。====ThisIsTheErrorMessege====
5/11、朝から鉄路で木浦。観光して昼過ぎに光州に移動。Kリーグ杯観戦。
5/12のOZ便で常滑着。翌日からの勤務に備える。

ぶはっ、ぶはっ、ぶはははははははははまさに完璧じゃないか明智君。というわけで、航空券と9日夜のソウルの宿を確保。航空券は決済まで終わらせてしまった。

翌日。出社して構想を話す。ここで休みをもらうからね。すると、職場の若い衆から「あの、そのあたりは、ぼくも……」と上目遣い。へ?

奥さんがカイザー====ThisIsTheErrorMessege====ですか!

それは休みが欲しいのは当然だ。しかし、こちらも既に航空券を決済してしまった。なんとか双方を立てる勤務プランは出来ないものか。とりあえず保留にして、その日は通常勤務。

その夜。九州リーグの日程が公開されたとの情報が。確認すると

あ、眩暈が。…………貧血かな?(バタッ)

なんだ、この5/15の会場は!
鳥栖北部に姶良だとおおおおおおおっ

それに、たしか前日の14日には関西Lが田原本で1試合組まれていたはずだ。そうかそうか、よくわかった。直前に韓国など行っている場合ではない。5/9~12の韓国観戦遠征は中止だ。生命の誕生に快く譲ることにしよう。その代わり14と15の週末は休むぞ。韓国往復はかなり安いPEX運賃だったので払戻手数料が1万円かかるが、幸いなことにぼくが購入したのはKEではなくOZだ。岐阜隊のスポンサー様ではないか!もう、何の躊躇いも必要ない、喜んで1万円を払おう。キドンとの再会が遅れるが、彼もわかってくれるだろう(笑)。

(涙声で)
『ごめんよ……ぼくにはまだ日本で塗れるピッチがあるんだ……こんな嬉しいことはない……わかってくれるよね?……キドンには、いつでも会えるから……』

申し訳ない、実はこれが書きたかったんです(笑)。

と、3/11の午後まではこんな風に進んでいたわけだ。つづく。

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