吉田鋳造総合研究所
鋳造所長雑文録
2010/11/19◆お待たせ!地域決勝予選通過チーム予想大会(その2)
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Aグループ:ひたちなか(茨城)開催
九州1位HOYO ELAN
JFA優遇SC相模原
中国1位RENOFA YAMAGUCHI
関東1位Y.S.C.C.
Bグループ:藤枝総合(静岡)開催
東海1位Shizuoka.藤枝MYFC
東北1位グルージャ盛岡
関西1位三洋電機洲本
北海道1位札大GP
Cグループ:春野球技(高知)開催
全社枠福島ユナイテッド
四国1位カマタマーレ讃岐
北信越1位長野パルセイロ
関東2位さいたまSC


●地域決勝予想初登場:鳥栖サポ・LiveOnNet牟田氏の見解。

お誘い、ありがとうございます。
●Aグループ:HOYO→相模原
HOYOが九州のチームだから、元鳥栖の選手が居るので心情的にというのがありますが、PK勝ちが4戦中3勝と美女軍団の応援が異質という理由で、推します。

●Bグループ:盛岡→藤枝
4チーム共に各地区の1位なので激戦になるのはここでは無いかなと。藤枝が刈谷に苦戦、天皇杯県決勝で敗退、全社で初戦敗退と負けっぷりが良くないので盛岡を推します。

●Cグループ:讃岐→長野
讃岐が12チームの中、公式戦での失点率(26試合で10失点、0.38)が低いこと、山口全社で全て完封と、怪我さえ無ければ推すしかないでしょう。長野と福島は組み合わせの運の無さに尽きるかな。どっちが2位になるとなれば何かを仕掛けてくる要田を率いる長野が有利かと。

★ワイルドカード:長野


●地域決勝予想初登場:北九州サポ・妖しいまでに各地に出没する『maison de kota』kota氏の見解。

はじめまして。九州北部および中国西部を中心にひっそりと観戦活動====ThisIsTheErrorMessege====をしておりましたところ、縁あってこのような晴れがましい場に参加させていただく運びとなりました。甚だ分不相応ではございますが、みなさまお手柔らかにおねがいしまする。

★ワイルドカード:山口
難敵揃いのAグループで2位になれるのか怪しくもありますが、他グループと違って草刈場がないのも気にはかかりますが、そうも言ってられません。なぜなら「打算」だからです。福岡県民としては近場にJFLを観戦できる環境が欲し…ごにょごにょ。

●Aグループ:Y.S.C.C.→山口
組合せ決定前までは過去の実績を軸にYSCCと山口を本命視していたので、両チームが同居したことには困りました。しかも相模原までついてきちゃうし…。
ひとまずHOYOについては堀の存在が脅威ではあるけれど、堀が本調子でなければor抑えこまれればガクンと力が落ちるはずなので外します。今回は経験の年として、来年以降での勝負とみたほうがいいのかなと。次いで山口…を切らなきゃいけないところなんですが、先述のとおり「打算」のために残します。かといって不定期に発生する「不安材料」が2つほどありまして…そこが1位に推しきれない理由。相模原は齋藤こそ今大会最強FWとは思うのですが、反面ちょいと守備陣が綻びを見せそうな気が…加えて地域決勝での経験値や天皇杯予選決勝(YSCCに2-4で敗戦)を考慮のうえ切ります。ということで、消去法によりYSCC。

●Bグループ:藤枝→盛岡
4位は札大GPの指定席として、残り3つでめっさ悩みました。なんといっても三洋洲本が、リーグ終盤で失速し、全社でも大敗し、KSLカップでも持ち直してるとは言い難く、そこをどう判断すべきものか…。藤枝も「内容よりも結果にこだわるタイプ」でありながら「最大の敵は己の慢心にあり」という印象で、中途半端なターンオーバーから足元をすくわれたりしそうな危険性をはらんでいそうだし…。盛岡も昨年2勝してた(グループ2位になった)とはいえ相手が札大GPとNTN、それ以前を振り返っても決勝ラウンド進出チームが決まった後の消化試合でしか勝ちがないもので実績としてはあまりアテにできないのが引っかかるし…。
などと、考えれば考えるほどわかんなくなってきたので、こういうときは安易に結論付け。元北九州組(盛岡には市村、藤枝にはアラン)がいないって理由だけで三洋洲本をちょいと低めに、「地元開催の利」の分だけ藤枝をちょいと高めに見積もる。終わり。そのうえで決勝ラウンドでは静岡FCのDNAが(中略)という展開が待っているのではないか…なんてことを。

●Cグループ:讃岐→長野
長野はさすがに2年前のように先制点をとったくらいで浮き足立ちすぎるようなことはないと思いますが…全社決勝での磐石な守備を観ちゃうと、長野の攻撃陣が「5連戦の5日目じゃなく、もっとコンディションがよければ」という点を差し引いてもなお、讃岐以外を1位に推すのがちょいと難しい。さいたまは突破はできずとも、何かしらの傷痕は残せるのではないかと…長野の勝ち点を幾つか削っていただけないと「打算」的に苦しくなりますし…。あ、もう1チームについては…強いチームよりもまず、愛されるチームとなり得る素地を作りましょう。地域決勝を突破するうえで重要なのはピッチ内外の“総合力”、今の彼らには決定的に欠けているものがあるように思えてなりません(意見には個人差があります)。


●いつも多忙、でも今年は特に多忙。宇都宮徹壱氏の見解。

ご無沙汰しております。今年はワールドカップイヤーということもあり、なかなか地域リーグの現場に伺うことができませんでした。さすがにこれではいかん、ということで何とかスケジュールをやりくりして山口での全社を2日間取材。やっぱり行ってよかったです。このカテゴリー独特の現場の雰囲気を堪能すると同時に、しばし離れていた間に勢力図がどう変化していたか、その一端をキャッチアップできたから。で、その時の印象をもとに自分なりの分析を加えて、今週発売のサッカーダイジェストに予想させてもらったのですが、ここでは補足するような形で以下、理由を述べさせていただきます。

●Aグループ:相模原→山口
飛び級&元Jずらりというチームゆえ、つい意地の悪い見方をしたくなる気持ちは誰もが抱くと思います。が、讃岐との準決勝までの手堅い勝ちっぷりとそこで得た経験値(そして悔しさ)を考えると、多少は苦しみながらも順当に上がってくると思います。初戦が同じ初出場のHOYOというのも恵まれましたね。

●Bグループ:盛岡→藤枝
4チームとも、今年のチーム状態を見ていないので、経験値で選択。ここ数年、盛岡の残念なシーンしか見ていなかったので、ぜひ敵地藤枝で歓喜を爆発させてほしいところ。で、ホームの藤枝ですが、東海リーグで圧倒的な強さを見せていながら、全社で1回戦敗退というのが非常に気になります。両者が対戦する緒戦の結果は注目ですね。

●Cグループ:讃岐→長野
いつも思うのですが、地域決勝の組み合わせはどのように決まるのでしょう。全社ベスト4のうち3チームが同組となり、しかもファイナリスト同士の対戦が3日目というのは狙ったとしか思えません(誰が喜ぶのか知りませんが)。「死のグループ」はどこかと問われれば、間違いなくここでしょう。ここを突破するには、しっかり守備ができて、チームコンセプトに揺らぎがないことが条件。その意味で讃岐が有利と見ます。

★ワイルドカード:長野
今年から「最も成績のよい2位」も決勝ラウンドに進出できることになったのは、個人的には好意的に捉えています。ほんのちょっとの差で、武運つたなく2位で涙を飲んできたチームを少なからず見てきましたから。今回の2位候補で、最もワイルドカードを与えたいチームとなると、やはり長野。はい、ここは願望です(笑)。


●関西リーグ2部京都紫光クラブ・豊浦太郎監督の見解。

今回も予想大会というよりは、願望入りなのではありますが…。

●Aグループ:山口→HOYO
相模原にはまだまだ敷居は高いと思うですねぇ…。全国社会人での成績はともかくとしても、2年はしっかりと関東で揉まれて頂いて、しっかりとこの大会へ出てくる(全社で勝ったら1年か…)のがいいかと。希望枠で簡単に上がれるほど簡単な大会じゃないと思いますしね。
相模原を除いた3チーム。Y.S.C.C.も捨てがたかったんだけど、今回は西日本2チームで。HOYOは今季のKyuリーグを飛ぶ鳥を落とす勢いで優勝したけど、大会となるとまだまだそう簡単にはいかないかも。そこで、経験の点でレノファを推したい。中国のレベル云々は抜きとして、全社をホストとして最低限の義務を果たし、しっかりと調整はしているはず。半ば常連となった大会で、少なくとも静岡FCのようなことはないだろう(笑)。そう考えるとレノファが固いと思う。
いや、Y.S.C.C.も捨てがたいんですよ。でもね、多分ね、前回大会でかなり消耗したんじゃないかと思うんですよねぇ…。だから、あえて外しました。

●Bグループ:洲本→藤枝
願望入りですが何か?そりゃ、1位は三洋洲本以外にないでしょう。1位に上がる、上がります、上がらせます…。夏の兵庫カップで関学クラブに負けてからの大崩れはこの大会に向けてのカモフラージュ。KSLカップでテクノネットと引き分けたのも本命視する相手の目を逸らすため。
グルージャも経験値ではかなり上だと思ったけど、西が初戦で出停====ThisIsTheErrorMessege====なのが痛い。全社の退場処分を引きずったら上がれないという前例はその昔にアインがやった====ThisIsTheErrorMessege====しねぇ。札大GPというのは一部方面では評価もあるみたいなんだけど、正直それほどとは思えない。すると…消去法で静岡藤枝。ただ、正直な話、藤枝とグルージャの初戦次第かなとは思いますが…。

●Cグループ:讃岐→長野
かなりの団子レースになると予想。ただ、福島Uがすんなり行くとも思えない。さいたまもそれほどとは思えない。となると、長野か釜玉か。釜玉は攻撃は普通だけれど守備には絶大なる自信を持っている。逆に長野は攻撃力があるけど、守備は普通。短期決戦となればやはり守備を重視する必要があると思うので、釜玉を首位に推したい。とはいえ、最終的に順位を決するのは3日目の直接対決かな。かなり難易度は高い。

★ワイルドカード:長野
WCは激しくなるであろうグループから出ると予想。となると、グループCの2位である長野ということになる。

予想というか願望が大だったりもするんだけど…ね。


続きは次回に。3回で終わりますよ。そうしないと間に合わない(笑)。

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