吉田鋳造総合研究所
鋳造所長雑文録
2008/09/21◆セカンドとサテライト、そしてアビスパ襲撃事件
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先週の土曜の夜に、天皇杯2回戦を取材に来るカメラマン氏から「晩飯でもどうです?」と打診あり。ぼくの辞書だと、これは「呑みましょう!」を意味するので、受けて立とう!と同じ店で7時間(笑)。セカンド系サポも混じって、セカンドの経緯とかに話が咲いてしまいました。おかげで日曜日は9時半まで寝てましたね。

で、メドウの天皇杯1回戦。FC岐阜セカンド×阪南大学。あら、あなたも。あら、そこのあなたも。って感じで、地域決勝で見かける『物好き』な方々が。そんな中、普段は草津系で取材をされているライターさんと興味深い話をする。即ち「サテライトとセカンドチームの保有の価値」について。
FC岐阜というクラブそのものは初めからJを目指していたわけではなく、西濃運輸の解散をきっかけに県内の社会人サッカーが弱体化して国体成年代表にチームを送り込めなくなった対策として、県協会主導で生まれたもの。そこに森山泰行が加入することで一気にJにシフトして行くのだけれど、2012年に岐阜国体を控えている以上、当初の目的も当然視野に入れなければならない。====ThisIsTheErrorMessege====そこでセカンドチームだ。それはいい。
問題は、FC岐阜がサテライトリーグに参加していない点。ベンチ入り出来ない選手の戦闘能力維持に苦労する要因でもある。だから、純粋に『Jクラブ』としてみれば「セカンドよりサテライト」という意見が出るのは理解できる。

さて、ザスパ草津は逆の状況を抱えているらしい。J加盟後は前橋が実質的拠点のよう。ザスパ草津チャレンジャーズを名乗りサテライトに参加するU-23チームも、草津での試合は年1回だとか。“草津”を名乗る理由が急速に希薄になっているという危機感を一部関係者は持っているとのこと、そこで「サテライトよりセカンド」となる。かつての“温泉街で働きながらサッカー”の図式の継承者として草津町をベースに群馬県リーグから再び上を目指す、というのが彼のアイディア。その彼にFC岐阜セカンドはどう映ったのだろう。

試合。0-1で阪南大。実に悔しい試合だった。阪南大はに「お前らこれで関西学生L首位って嘘だろ」って内容でしかなかったし、でもそんな阪南大を相手に自分たちの長所を発揮できないでいるセカンド隊。勝たなきゃいけない試合だったとは思わないが、勝つことは出来た試合だったという点で非常に悔しい。なぜなら、この試合に勝てば次の2回戦の相手はHondaFCだったからだ。県2部のチームがホンダとガチで試合出来る機会なんて数えるほどしかない。思いっきり胸を借りて、社会人サッカーの雄の実力を味わうことが出来たのだ。


月曜、養老の日。トップは長良川で桜花戦だ。昼までP屋で遊んで、昼飯を喰ってから『岐大通』の配布だと単車で長良川に向かう。普通の街中、片側2車線の環状線の交差点で信号待ち……いてててててっ!
急に、右大腿部に鋭い痛み。視ると、長さ3cmほどの昆虫が一生懸命スラックス越しに腰を振っているではないか。腹部に、黄色と黒の横縞模様。スズメバチ?!
もうびっくり。とりあえず指先で弾き出して単車で走り出すも、ものの数分で笑うしか堪えきれない痛みがジワジワと。119に電話して情報センターを教えてもらい、紹介された病院に電話。単車で数分のところだ。注射を2本打って、飲用薬を4種類と軟膏を1つ処方してもらった。感謝。は、いいのだけれど。

どうしても気になるので書きます。診察可能かを問い合わせた電話で、事務さんだかはぼくにこう応えたのだ。
「外科の先生ならお見えになります」

ぼくも病院勤務者なんだけど、ウチの看護師も何人かは患者さんからの電話で平気でこういう敬語の使い方をする。もう数年前になるけど「先生が診察してくださるとおっしゃってます」とまで言った奴までいて、この時は本当にびっくりした。

医療の世界における医師の立場って、通常の企業における上席者のそれとはまったく異なるということは知っている。いわゆる御侍史/御机下====ThisIsTheErrorMessege====というヤツだ。ただ、それは医療の世界の“常識”であって、サービス業者としての医療機関を考えれば、

「外科の医師ならおります」
「医師が診察しますと申しております」
と応えるのが筋なのではないか。

話をスズメバチ襲来に戻すが、なんでも今年はキイロスズメバチ====ThisIsTheErrorMessege====が大発生しているのだそうで、濃い色の服は着ないほうが無難らしい。
それにしても、27日に長良川で岐阜戦があるのに先制奇襲攻撃とは、アビスパめ許せねえ!27日はぐっちゃぐちゃにしてやる!(←違います)
しかし単騎1匹で敵方に突っ込んで相手サポに損傷を与えるとは!単騎駆けこそ戦の華よ!「前田慶次だぁーーーっ!」って、パチンコのやり過ぎ。====ThisIsTheErrorMessege====こないだ2,000円で揃えたのに最初の会戦でいきなり敗北→殿モードがストレート終了にはヘコみました。


と、一生懸命にヘコみをパチンコに転嫁しようと無駄な努力をする鋳造でした。岐阜0-6桜花。2試合で1得点13失点。さすがに試合後の会場は当たり前ですが雰囲気悪かったですね。G裏には“縛り”があるのか、思ってたより大人しめ。それでも罵声は飛んだそうだけど、メイン側にはそうした制限がないんでぼくの周囲では「アホーッ!」「ボケーッ!」など言いたい放題。いやあ、さすがに競輪場のある街の親父はヤジの質が違うね。スカパも、放送の最後に「この試合は、岐阜メモリアルセンター長良川競輪場からお伝えしました」って言えばいいのに(苦笑)。


昨日は仕事で七北田には行けず。『べ』サポに「岐阜が七北田に来るのはしばらくないから絶対に来い」と言われてたけど、なんか来年も普通に行けそうな気配(苦笑)。0-1で敗戦も、岐阜隊もここんとこのテイタラクは峠を越したかのような内容だったらしい。でもほらそこはAwayAdvantageなクラブだから、23日の甲府戦でいい内容を続けても、27日長良川のアビスパ戦でマトモな試合をしない限り信用しないぞ。

………………。
あーっ!スズメバチのこと思い出したらまた腹立ってきた!実はいまだに爆心地の周囲半径数センチのあたりが赤く腫れているのだ。アビスパめ絶対許さねえ!27日はぐっちゃぐちゃに(←だから違うって)。

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