cyic.co.uk 吉田鋳造総合研究所
鋳造所長雑文録
2007/11/05◆その後の1週間のいろいろ
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10月28日 日曜日

ぼくは日勤だったのだけど、この日の九州リーグ最終日にはコジコジじゃからん嬢が本城に行っていた。前日の時点で1位はロック、2位が北九。この段階で地域決勝の九州枠はロックと北九に決まっている。
最終戦、ロック×長崎。1−0でロックがリード。長崎サポが「俺たちに残されてるのはあと10分だから!」と叫ぶ。すると、ここから2点を上げて長崎逆転。PKで長崎が勝ち越すと、第1試合ですでに勝ち点3を積んだ北九の選手達はメインスタンドで人目を憚らずに壊れたそうな。試合が終わると、ロック選手達は憔悴しきったような、まるで地域決勝の出場を逃したような表情だったとか。それはそうだ。この先の組み合わせのこともあるだろうけど、それよりやはり『優勝を逃す』というのは大きいのだと思う。地域リーグは地域決勝の“予選”ではない。
岐阜隊は美作で逆転勝利。陸電がソニ仙に完敗したので“4位以内”奪還成功!…と喜んでもいられない。だって、岐阜の次の相手がそのソニ仙だから。日曜だからチヂミ屋は休み。第一次帰還サポ組は駅前ベースキャンプ『びったれ家』で呑んでいるので合流。ビールも焼酎もうまいねえ。でもね、3杯目にジョッキ入りの焼酎オンザロックは、キツかったです(笑)。

10月29日 月曜日

夕方に地域決勝の組み合わせが出る。九州2チームは、明暗くっきり…なのかな?刈谷開催がかなりシビアな組になったという印象は否めない。鋳造の見解は…おっと、毎年恒例の予想大会まで待ってね。予想大会参加予定者には依頼メールなりmixiメッセなどを送る。さあ、面白くなるぞっ。夜は再び岐阜駅界隈に繰り出して、第二次の凱旋兵のノロケをたっぷり聴いた後に、場所を変えてちょっとシビアな話も。

10月30日 火曜日

西眞一引退====ThisIsTheErrorMessege====の報に衝撃。下部リーグを語るのに決して欠かしてはいけない男だ。宇都宮さん、彼を取材せずになんとする!(←真剣)

11月1日 木曜日

日本シリーズ。中日ドラゴンズ優勝。ぼくは始まる前から同僚に「ダル先発の試合は最初から捨ててしまえばよい、どうせ打てないんだから。残りを4勝1敗でいいじゃん」と言ってたんだけど、実際ダルを打ち崩すことは出来なかった。
初めて「セ優勝」「パ優勝」「シリーズ優勝」のペナントが別のチームに行くことになった。いやあ、よかったよかった。だって、せっかく作った新制度だもん。「セ優勝」「パ優勝」がCSも制してシリーズに来たら「ほれみぃ、こんな制度いらんやん」となりかねない。制度への賛否は別。決めて始めた制度なんだから生かさないとね。

11月2日 金曜日

昨夜の試合の9回表の投手交代でケンケンゴーゴー。まず立場を明確にしておくと、ぼくは交代賛成派。でも、「交代に賛成か反対か」ではない部分で、ちょっとムッとしています。なもんで、ちょっと感情的に書かせて下さい。

「53年ぶりの日本一のために、100年に1度あるかないかの記録の可能性をつぶした采配に絶望」したヒゲ氏に代表される意見を多く見かける。中には「賛成派は『中日ファン』であって『野球ファン』でない」なんて意見もあって。これ、18歳の時に読んで重衝撃を受けた名著(と、あえて言うぞ)『詭弁論理学』====ThisIsTheErrorMessege====によるところの“二分法”====ThisIsTheErrorMessege====の典型的主張、なんだろうなあ。「私に従わないものは悪魔だ」ってヤツだ。「中日ファンか、野球ファンか」。
似たような話を『NAVI』で読んだ記憶があるぞ。原発反対を唱える勢力に対して「じゃあ電気いらないんですか?」と問う、というもの。あ、これは“原発不要論”を“電気不要論”にすり替えてるんですね。でも、なぜ『NAVI』にこんな話が。====ThisIsTheErrorMessege====ってより、なんでクルマ持ってなくて買う気もない鋳造が『NAVI』を読んでるのか。本棚を見る。1989年2月号だ。18年以上前じゃないか。というか、まだ持ってるんだ。で、読み返してみると、この号をキープし続ける理由はすぐにわかった。あと20年キープしてもいい号だ。

話がずれたぞ。

『詭弁論理学』によれば、「AかBか、どうなんだ」と迫ってきた際には「居直る」という戦術がある、と書いてあったような。「はい私は悪魔です」「はい私は野球ファンではありません、中日が勝てばそれでいいんです」。
話がまたずれるけど、10月24日のACL準決勝第2試合。浦和と城南が2-2でガチバトルしてる時の2ちゃん浦和スレのタイトルが「他サポは壺応援してろ」だったのが、強く印象に残っている。浦和のことはちゃんと俺たちが面倒視るから、お前ら来なくていいよ、ホントは浦和のこと嫌いなんだろ?

今回の日本シリーズは中日と日本ハムで争われた、という事実を無視し両者のファンを置き去りにした外野からの“正論”の氾濫には「カンベンしてください」という気分。評論家は米を買ってなさい====ThisIsTheErrorMessege====って。

11月3日 土曜日

2泊夜勤明け。一度帰宅して仮眠し、単車で大垣浅中へ。「もう今年は観れないかもなあ」と思っていた、岐阜隊のホーム戦。

到着がぎりぎりだったんで、G裏への挨拶もそこそこにメインに移動。試合はねえ……。岐阜隊は開幕当初とはまったく別の試合運びをするチームになった。しょっぱい試合をするチームから酸っぱい試合をするチームへ。
「4位以内」を前提にするならもう貯金は使い果たしているし、勝ち点3を取るしかない。そんな中で2失点。2点とも左サイド。攻撃面はだいぶ変わった。大友は“子犬2代目”を襲名したように走り回るし、リュージも仕掛けめでコジが後ろでバランサー。そのコジが唯一するすると上がって1失点の直後に2点目を叩き込んだのはさすがと言うしかない。右サイドでは意識的に和正とソンホがポジションチェンジして攻撃に変化を与えていた。「2点取られたけど3点取ったからいい」と前向きに受け取るか「3点取ったけど2点取られたから不安だあ」と後ろ向きに受け取るか。どっちも可能な試合。でも、とにかく“劇的”に勝ち点3を得たことは事実だ。
ところで、試合終了後にメインスタンドで振り向くと、オレンジ色の帽子をかぶった彫りの深い面立ちの外国人が。帽子にはELSAの文字。もしかして、長野パルセイロのバドゥ・ビエイラ監督?握手を求めると、力強くゆっくりと「おめでとう」と日本語で答えてくれた。でも、何しに来てたんだろ。

さて、G裏に行くと、そこには喜びの爆発というより自我崩壊したような連中がゴロゴロと。中には大騒ぎした後に「俺の人生、一点の悔いなし…」って感じで倒れてしまう奴も。心境はわかる。彼らは大垣で宴が組まれてたらしいけど、ぼくは夜勤明けもあって単車で戻りまた仮眠。
夕方6時に起きて、バスで岐阜駅前に繰り出し『チヂミ屋』→『びったれ家』の黄金ルート。夜勤明けの打ち上げと勝利の高揚で、まあ酒が進むこと進むこと。『びったれ家』では岐阜隊のTシャツを着て現れた西洋娘さんとハイファイブをやったり。細かいことはいいや!って気にもなってしまう。いや、それじゃホントはいけないんですが、今夜だけは、ね。結局、帰りがけにもファミレスで語り合ってしまい帰宅は午前2時近く。夜勤明けだっての。

11月4日 日曜日

天皇杯をほっぽらかして、東海2部を観に浜松大グラウンドへ。着いたのは午後2時、学生の試合が終わったばかりのよう。協会の偉いさんみたいな方に伺うと、ちゃんと2時半から芙蓉クラブとFC川崎の試合があるとのこと。

FC川崎。元は川崎重工岐阜。西濃運輸がなくなってから、岐阜教員とともに岐阜社会人シーンを引っ張ってきた。というか他にいないんで引っ張らざるを得なかった…のかな。昨年も東海2部のボトム2はモリシンズと川崎だったのだけど、岐阜隊のJFL昇格と中央防犯藤枝の解散で他力残留。で、今年も東海2部のボトム2はこの2つだったような。やれやれ。ところで、川崎隊のベンチにビブスつけた女の子がいるぞ?いやいや、実はスタッフのお嬢さんみたい。試合中にベンチに入ることはなかったです、大丈夫。
で、試合はねえ……。もうね、何から何まで違うのさ。同じなのは「やってるスポーツはサッカーだ」ってだけ、ぐらい違う。でも、そんな中で20分に川崎が初めて得た相手エリアでのFK。ふわーっとGK前に蹴り入れる。普通ならキャッチして終わり、それをGKがファンブルして後ろにそらしたか前にこぼして詰めてたFWが押し込んだか。まさかまさかの川崎先制。これは面白くなったか?
そんな川崎タイムは2分間だけでした。すぐに波状攻撃喰らって同点に。もっとも、30分以降は芙蓉も攻め疲れたか動きが鈍くなり、川崎が必死のフォアプレスでボールを奪うとカウンターを仕掛けるシーンも何度か。もっとも、仕掛けているだけでゴール前にアイディアがあるでもないのでそのまま前半終了。
後半。何から何まで違うのはそのまんま。もはや川崎に防ぎきる力は残っていない。大袈裟に喩えると『地獄の黙示録』のおける「米軍によるベトコン襲撃シーン」のように攻撃を浴び続ける。芙蓉は東海2部で中位。この内容が5部標準なら、残念ながら川崎隊に居場所はない。試合終了、6−1。地域決勝の東海組次第だが、このままなら代わりにどこかが上がってこない限り、「東海リーグ」から岐阜県のクラブがいなくなる。Jを目指すFC岐阜と、その下との乖離。決していい傾向ではない。疲れもあって、前日の高揚もどこへやら。後ろ向きな気分で電車を乗り継いで帰ってきた。

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