吉田鋳造総合研究所
鋳造所長雑文録
2007/10/31◆九州リーグ最終節(の土曜日)
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さすがに先日の全社で無理言ってるので、「27と28の土日のどっちかを休みにしてくれ」という要望に対し、キチンと27日土曜日を休みにしてくれたことを感謝しなければならない。しかも前日の26日を夜勤明けにしてくれたので、朝から動くことが出来る。でもね、休みを「27日(土)・29日(月)・30日(火)」に設定するのって……いえ、まったく文句は申しません。27日を休みにしてくれてありがとう。感謝してます。感謝してるんだってば(笑)。


さて、夜勤を終えてサクサクと常滑機場に移動。板付行は10時の次が11時。こちらはマイル叩き切りなんで時間変更が出来る。11時は空いているが10時は満席、空席待ちなら出来るという。では、とお願いするとBの2番という番号が与えられた。A→B→Cの順に空席を埋めていくのだとか。
出発の10分前。空席待ちカウンター。「Bの1番の方、ご案内致しまぁ~す……Bの1番の方ぁ~?」この時のぼくは、単勝に1万円突っ込んだ逃げ馬が残り1ハロンでまだ粘っている状態。「そのまま!そのまま!そのまま!」願いは通じたのか

「それではBの2番の方ぁ~」
『はあい♪』
「では搭乗ゲートにお進みください。…10時発福岡行は、ただいま満席となりましたぁ~」
飛行機の中では大爆睡。どうせずっと雲の上なんだし。

板付から天神に出て、とりあえず先日喰えなかった『一蘭』へ。それから食後にネカフェに顔を出して、西鉄で太宰府。修学旅行生ばかりで混んでいたけど、とりあえずぼくは安心した。だって、ここんとこ太宰府に来ると聞こえてくるのは韓国語と中国語ばかりだったんだもん。ゆっくりと梅ヶ枝餅を食べて、薬院の宿に移動。チェックイン開始の午後3時きっかりに入って、とりあえず風呂に入って仮眠。
6時過ぎにいつものエスニック屋で呑む。完璧に憶えられているなあ。「サッカー好きです」という店員の兄ちゃんも、さすがに4部まで降りてくるとついてこれない香り。長崎出身だと言っていたけど、Vファーレンのことは何も知らなかった。
新しいメニューで豆腐チゲ。うまいよ。うまいんだけどさ、トンコツで作ったダシ汁が重くて。これ、ハーフサイズ作らないと店の注文減っちゃうよ。というわけで、今回もグリーンカレーにまで手が出ず撤退。すごすご。


翌日。普通にゆっくりしていたら電車の時間ぎりぎりになってしまった。博多から快速電車で折尾。もう西鉄電車====ThisIsTheErrorMessege====の跡はなくなっちゃったねえ。でも、渋い渋い駅舎はそのままで安心。もっとも、使い勝手をよくするためにリニューアルの話もあるのだそうな。
本城に前回来たとき====ThisIsTheErrorMessege====はここからバス。でも今回はディーゼルげろげろの音を聴きたかったので二島から歩くことにするが、歩いて25分くらいで着いた。競技場の隣に卸しスーパーがあって、寿司とか安く揃ってたけど、朝飯に食べたコンビニ弁当が実にまずくて、そのダメージが胃にも残ってたのでパス。
場内ではニューウェーブ北九州のDJコンビが盛んに煽っている。今日90分で勝てば、最終日を待たずにリーグ2位以内が確定====ThisIsTheErrorMessege====する。でも、客の出足はまだそれほどでも。入口に屋台も出ていた。気になったのはこの『石炭ボール』。たこ焼き器で作られる色の黒いダンゴなのかな。中身は、エビ・チーズ・コーン・ウィンナー入りで400円。テーブル前には堂々と「川筋魂」。小生、浅学につきこの概念を知らなかった====ThisIsTheErrorMessege====です。申し訳ない。コジコジじゃからん嬢はさすがに知ってましたね。食べてないんで『石炭ボール』の味は評価出来ないけど、アイディアはいいね。スタジアムグルメとして紹介してもいいかも。
陸上競技場の階段を上ると、そこには地域決勝の遠征費補填のための樽募金。昨年に池元を貸していただいて昇格出来たお礼ということで、岐阜サポを勝手に代表してレンタル料100円を納めさせていただく。
スタンドで北九州ブログのKさんを発見。じゃからん嬢は彼と陸上競技場でニューウェーブの試合を観る。ぼくは、隣の運動場でOSUMI NIFSと重工長崎の試合。すいませんねえピッチ原理主義で。「試合が動いたらメールして」と頼むと、Kさん曰く「必要ないですよ。得点決まればDJが騒ぎますから」ごもっとも。

運動場へ。おおっ、サポさんがいるではないか。野郎3人でタイコも3つ。うち1つは台つきのスネアー。重工にはこんな本格的なサポさんがいたんだ。

試合開始。タイコ演奏も始まる…が。なんか連携が合ってないぞ?しかも、この場で作っているような感じ。サポさんの一人はサガンのユニ着てトリのステッカー貼ったタイコを叩いている。どうやら本来は別働隊のよう。
試合は、前半と後半で流れがまるで違う。台風の影響か風が強く。前半は重工が風上で2点。後半はOSUMIが風上で2点。陸上の第2試合は初めから観たいからPK戦はなあ…====ThisIsTheErrorMessege====と思ってたら、OSUMIのDF最終ラインに戻ったボールに重工FW平田が猛プレス。DFは慌てて前線に蹴り出そうとしたが、平田がカラダを張ったチャージ。これが見事成功してGKと1対1、きっちり決めて重工が勝ち越し。このまま試合終了。どっちも4部標準レベルは維持してたと思うよ。
で、隣の陸上の試合。Kさんの言うようにゴールが決まるたびにDJの「ごおおおおおおおおる」という声が聞こえてきた。降格決定の熊本教員で止められる相手じゃなかったってことか。で、運動場の試合が終わっても陸上競技場に目立った動きがないので、まだ間に合うかもと階段を上がると、メインスタンドの真ん中あたりを歩いている時に試合終了の笛が鳴った。もちろん、みんな大喜び。でも、もちろん戦いはまだ続く。それも、もっとずーーーっと厳しいヤツが。

第2試合・ロック×新日鐵大分。全社で出場権を取れなかったVファーレン長崎としては、この試合で大分が90分勝ちしてくれれば翌日の直接対決でひっくり返すことが出来る。だから、ネットでは「土曜日は新日鐵のサポートをしようか」なんて書き込みも見かけたけど、結局そういう具体的な動きはなかったみたい。で、先程の重工長崎戦で『ふぞろいの太鼓たち』を披露してくれた3人組は、この試合では大分に付いて見事な演奏を展開。mixi仲間によると彼らはサガンユース隊なんだそうな。
試合。CKから水永のバックヘッド。GKのキックミスを奪ってミドルどっかん。その1分後に水永が再び。長崎隊の祈りは通じず、というかこりゃ祈ってどうにかなる差ではない。ロックの選手達から「自信と余裕」を感じる。昨年ロックはJFLで5勝した。そのうちの1つ、上位の佐川大阪に勝ったところをぼくは観ているが、その時にもこの試合のような「自信と余裕」はまったく感じられなかった。もし、ここんとこのヘタれ岐阜隊とこの日のロックが入替戦で戦ったら。あの時のような大差はつかないだろう。昇降格の行方さえ違ったかもしれない。
大分は後半にシュートの跳ね返りを三重野が押し込んで1点返す。ここんとこ三重野イチオシのじゃからん嬢は壊れんばかりに喜ぶが、反撃もここまで。3-1でロックが勝ち、これで九州から地域決勝に出る2チームが決まった。スタンドを出ると、そこには既に『地域決勝出場決定』バナーが、ででーんと。なんでも第1試合終了後すぐに張り出されていたらしい。
運動場では第3試合があるのだけど、ぼくらはパスして若松へ。北九州市営バスって「KITAKYUSHU CITY」じゃなくて「CITY OF KITAKYUSHU」って表記するのね。

若松の旧市街をうろうろ。銀天街から恵比須市場。うーむ、結構な枯れっぷりで。若松と言えば鉄道マニアには路面貨物!====ThisIsTheErrorMessege====となるわけだが、残念ながら面影はどこにも見えず。くっすん。
渡場のベンチで黄昏が近づく桟橋を眺める。ああ、以前は尾道に通ってこうして渡船を視ていたなあ…と思い出してたら、急にその時と同じようにビールが呑みたくなってしまった(笑)。こういう旧市街には酒屋は絶対にある!と確信して探し始めると、果たして2分と経たずに立ち呑み酒屋を見つけてしまう。ビールを呑みながら、たわいもない話をして、それで陽はどんどん傾いていく。ぼくにとって、贅沢な時間というのはこういうカタチをしている。

それから、湾が見える洒落た喫茶店を見つけたんでゆっくりお茶を飲んでいたら、小倉で晩飯を喰う時間がなくなってしまった(苦笑)。渡船で戸畑に行き、電車で小倉。レールスター指定席でもよかったけど、せっかくなんでN700に乗ってみた。どうだろ、ぼくにはそれほど優位性を感じなかったけどなあ。

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