吉田鋳造総合研究所
鋳造所長雑文録
2006/03/21◆“4部なぼくら”の戦闘準備
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Jも3節が終わって、清水が先頭を走るというまったく予想だにしなかった事態にたじろいでおります。ウチの予想大会では参加10人中なんと7人が降格候補にしている有様で、まあシーズンは長いのでこのまま行くとは到底思えないのだけど、とりあえずスタートダッシュはやられてしまったかな。S氏が「さくらは“一度崩れたときの強烈なもろさ”が心配」と見事に読み切ってますが、普段バクチをまったく打たない彼の予想が正しくて、父親譲りのバクチ打ちなぼくの予想が外れるというのは愉快な出来事ではないな。
というわけで、ここらでそろそろ『ひろひろ』もビシッと当てたいところではある。『ひろひろ13』は胴元の目論見通りにキャリーオーバー蓄積中。そりゃそうだよな、清水が3連勝なんて読めないって……と、あくまでそっち方向に持って行きたい鋳造でありました。清水サポの方ごめんなさいね。

JFLも日曜から始まってるのですが、なにせ夜から当直だったもんで観戦不可能。リセットの刈谷隊はドローでスタートなら上出来ではないですか。昇格3チームは揃って苦い初戦。特にラッパ吹いてるレキオと紅馬には先輩からキツーイ挨拶があったようで何よりです。今年は都田さんが正直アテになりにくそうなので、富山勢の2チームには今年はJFLの門番として蓋をしてもらいたいものです。かつてアルビ新潟に対して蓋をしたように。


と、ここまでは有料試合の話。4月になると鋳造とかたろう氏とかS君とかのいわゆる“4部なぼくら”の出番、まさに時期遅れの啓蟄のごとくもそもそと動き出すわけで。
関西は公式にスケジュールが出た。他にも、九州と北信越と関東1部はリーク情報が晒されている。しかしまあ、その、なんだ。Kyuリーグのスタッフ連中は俺たちにケンカ売ってんのか?というくらいに新規会場目白押し。今年は地域決勝も九州開催だという話だし、何回九州往復をせねばならんのだ。北海道と東北が遅いのはいつも通りだけど、東海は早いトコ出してくださらないこと?なにせ今年が岐阜隊がその行く末を心配せざるを得ない補強をしてきたもんで、気になってしょうがない。久々に「会場本位制」からシフトする可能性があるのだ。あくまで可能性ですけどね(笑)。

さて、もう少ししたら長良川に行きます。今日は、この岐阜隊がツバイゲン====ThisIsTheErrorMessege====と練習試合をするのですよ。基本的に練習試合は観ないひとなんですが、ここは行かねばなるまい。だいたい長良川本場で開催って、どうしたんだろ。約8年ぶりだわ。あの時は緑にカズゥがいて本田にすぐりん====ThisIsTheErrorMessege====がいたはずだが。では続きは帰ってきてから。


はい帰ってきました。帰ってすぐに着手できなかったのは、WBCが9回裏だったから。いや、めでたい。たかが2次リーグ通過で国旗をマウンドに立てたお隣さん「1敗しかしていない我々が王者だ」とか言うのでしょうかね。まあ、それはいいとして。

長良川近くのコンビニに寄ったら激混みで、何が起きたのかと思ったら中日×広島のオープン戦だったのね。球場の前を通り過ぎて陸上競技場へ。あと10分で開始のはずだけど、ピッチでは長閑に練習中。数人いた岐阜サポさんも「開始は12時“ごろ”」という情報しかお持ちでない。試合は12:15に始まったのだけ、びっくりしたのは、岐阜隊がビブス着用で試合に臨んだこと。スポンサー様の関係かしらん。それとも、まだ背番号が決まってないのか?
わかる範囲でしか選手をお伝えできないけど、システムは綺麗な4-4-2。トップはゴリ若頭とカタギリ。右がコジコジで左が田中大輔。中盤に平岡がいて、右SBは中尾でCBに小嶺。出来の良さを見せたのは左の田中と右の中尾。カタギリのキープ力は使える。ここでタメが出来るので両サイドが思い切って仕掛けられる。コジコジもクロスの精度はかなりのものを見せたけど、1部で10番背負ってたのならあれは入れなさいねというチャンスを逃しもした。
前半途中で女性スタッフが勝野GMに近づいて時計を示す。あれ、勝野さんテレビインタビューに応えるのか?と思ったら、ゴリ若頭が交代でピッチを去った。代わりに入ったのは誰だ?ユニで試合してくれ、番号を早く公開してくれよお。ゴリ様は慌ただしくロッカー方面に消え、テレビカメラも追いかけていった。
前半は、カタギリがキープして中に戻したところに田中がドカンの1-0で後半へ。ツバイゲンは中盤を制圧されて、こう言ってはなんだが手が出ないという状況。寺内くん====ThisIsTheErrorMessege====もあまり球に触れない。

後半始まって少しして、ゴリ若頭が戻ってきた。どうやら、件の中日×広島のオープン戦で始球式を勤められたらしい。「ぶつけなくてよかった」とか言っているから、つつがなくこなされたご様子。
すると、再びピッチサイドに来て、今度はカタギリと交代して再びピッチへ。いいのかしらん。まあ、練習試合ですからね。しかし、若頭にここまで頼ったチーム作りしていいのかなあ。そっちの方が心配だったりする。ツバイゲンは中盤戦で勝てないとみたかロングボールで打開を見いだそうとする。これが効いてPK奪取、しかしGKが見事な反応で弾き出し得点ならず。ロングボール勝負になったら寺内君に出番はなく、残念ながら途中交代。結局、試合はそのまま1-0で終了した。


さて。昨年までの岐阜隊と比べると、やはりキープ力は比較にならないくらい向上している。パスやクロスの精度も。しかし、まだチームで崩すようなシーンは視れない。東海1部には書生さんもいるので、スピードで引っかき回されたら大丈夫だろうか。あとは、べったり引かれた時かな。ガシガシ練習試合こなして連携を上げてほしい。このメンツ揃えて、全社の県予選で消えたらまずい====ThisIsTheErrorMessege====でしょう。一方のツバイゲンだけど、逆にこれだけキープ出来るチームは北信越1部にはいないはずだから、いい経験になったのではないだろうか。

最後にサポさん達について。どうやらBlueHeartsを主戦にいくらしい。別のメロディで「俺たちまだまだJ4!」なんて歌ってるし、いいんでないかい?東海1部は厳しい世界だけど、気長に構えて末永くサポートしてほしいものです。

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