吉田鋳造総合研究所
鋳造所長雑文録
2005/06/08◆アニマル・ファーム
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注意※今回の雑文は、ある特定のクラブに関する批判的文章です。悪意のある表現も含まれていますのでご注意ください。

横浜FCに企業の大株主が出来るという話。笑ったというか脱力したというか。いや、やはり笑ってしまったと言った方がいいな。誰が“ナポレオン”だったのだろう。====ThisIsTheErrorMessege====新たに誕生した大株主様は「チーム名を『横浜フリューゲルス』に変更します」と宣言するのかな。そんなことを思い浮かべてしまった。


1998年の横浜フリューゲルスの吸収合併が事件だったのは間違いない。しかし、その時に衝動的に集められたのは『横浜フリューゲルス再建基金』だったはずなんだけど。再建基金っていまはどうなっているんだろう。あの資金集めは実は“振り込め詐欺”の始祖だったのではないかという悪意に満ちた解釈も、現象だけみれば完全に否定出来るものではない気がする。

フリューゲルス吸収合併に対する形で生まれた横浜FC。憶えていますよ。熱病のごとき勢いで日本サッカーを席巻していった、“理念無罪”の暴走。
自分たちは特別だから、被害者だから、理念があるクラブだから、市民でつくる市民のクラブ====ThisIsTheErrorMessege====なんだから、Jリーグ参加させて。だめなの?どうしてもだめ?じゃあJFLに。1年目は準会員、成績如何で2年目からは正会員。でも1年目でJFL優勝。ほらやっぱり、ぼくらはJリーグに相応しいんだ。もう1年JFLにいる必要なんかない、来年からJリーグだ。サッカー協会に手紙を出そう、そうだそうだ手紙を出そう。

ぼくは横浜FCサポの方々が集う掲示板に「ルールを守ろうという方はいませんか」ということを書いた。それに対する最初の反応が「何しようと自由でしょ」という書き込みだったことは、いまでもはっきりと憶えている。その掲示板で何度か意見交換をしたのだけど、そうそう“公安”と呼ばれたこともありましたっけね。


横浜FCはJFLを2年で通過してJリーグメンバーになったけれど、その後すったもんだのあげく、理念を叫ぶ市民の皆様はクラブからある意味排除通告を受けてしまったらしい。理念はいつか消え去り、そして今度は親会社である。クラブ創設から6年半くらいで、まったくただのJクラブが出来上がったわけだ。Jクラブを作ることにどれだけうまみがあるのかは知らないけれど、仕掛け人の方々はうまくやりましたね。おめでとうございます。6年前に市民!市民!と叫んでいた皆様、お元気ですか。ほら、こどもたちが泣いていますよ。

正直に言います。もし横浜FCが神奈川県リーグからスタートする宣言をしていたらぼくはソシオになって年間3万円払っていたと思う。しかし、いまとなっては「よくぞ特例に執着してくれました!」と感謝したい気分だ。おかげで、ぼくは貴重な私資金をビールや競馬やパチンコに浪費することが出来た。本当に、感謝してもしきれない。


6年前に“理念”と“理想”を声高に叫んでいた市民の皆さんには、是非とも今回のオーナー会社誕生についての意見と、まさに理念が消滅した件についての総括====ThisIsTheErrorMessege====をお願いしたいところだ。あの時に中心的活動をしていたひとにとって、それは“義務”なんじゃないかと思うのだけど。次の『横浜フリューゲルス』を作らないために、次の『横浜FC』を作らないために。

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