吉田鋳造総合研究所
鋳造所長雑文録
2005/03/12◆バイアスのかかった相対性について
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朝、サポティスタで見つけた『トーキョーワッショイ!』をアマゾンで購入してから、コンビニに朝飯を買いに出掛けた。“東京ワッショイ”と聞いて記憶がキチンとエンケン====ThisIsTheErrorMessege====に飛んでいく世代はどこまでなんだろう、いやそもそも世代で括れる対象ではないのかも、なんて考えながらコンビニに着いたら弁当コーナーにオムライスがあったので発作で買ってしまう。ぼくの発想もパターン化してるな。エンケンまだ活動してるのかしらん。巻上公一がCMに出てくる世の中なんだから、まだどこかでなんかやってるだろう……と思ったら公式サイト====ThisIsTheErrorMessege====がちゃんとあった。さすがである。


巻上公一と言えばヒカシューであり、ヒカシューと言えばプラスティックスでありP-モデルであり。先日もタワーレコードのサイトでオリガト・プラスティコ====ThisIsTheErrorMessege====を買ったばかり。セットで買ったCDが入荷しないとかでまだ来ないけど。南洋でヨイショ====ThisIsTheErrorMessege====なんかも買えてしまうんだから、ネットショッピングってのはすごいねえ。店舗なんて必要ないじゃん。本やCDは靴や服と違って自分に“合わせてみる”必要なんてないんだし。
という話に佐藤淳一画伯====ThisIsTheErrorMessege====「そんなことない」と反論してきて、先週の土曜の夜は門仲でちょっと深めに呑んでしまった次第。画伯に依れば、本屋でああだこうだとうだうだ過ごす時間がたまらないらしい。なるほど、そういう愉しみ方があるのか。ぼくが本屋に求めているものは買いたい本があるかどうかだけだからなあ。


サッカーの試合観戦もそうなのかな、とこの雑文を打ちながら考えてしまった。試合の愉しみ方が、試合との接し方が、少し違う。なんて言うか、観れればいいとでも言うか。ちょっと乱暴過ぎるかな。
観戦は“消費がすべて”と公言して、サポーターとして試合の環境の一部を“生産する”ことをやめて何年になるのか。西濃が解散してから、だ。愉しみ方は、ハッピネスはひとそれぞれ、ではあるのだけど。
ぼくが日本代表の試合を少しは気にするのは、代表を応援しているのではなく、馴染みがあるから気になるという程度。Jを観戦していても、馴染みが深い方が気になる。Jではメゾレッドであると自認していたにもかかわらず、昨年のなび杯決勝ではTGについてしまったのも、馴染みの問題なんだろうなあ、なんて思ったり。つまり、どっちにつくかは相対的な問題であり、ここらへんが特定クラブのサポの皆様と決定的に違う。

で、先週の仙台×徳島。馴染みでいったら『べ』より大塚なんだろうけど、大塚の快勝を伝えるダイジェスト映像を視ても、阿波踊りの鐘の音に合わせて長い髪の女性が鮮やかにトランスしちゃってる姿を視ても、ぼくの中に湧き出てくるのは不快感だけ。もし大塚の相手が札幌や京都だったら、違うホルモンが分泌されたことだろう。ぼくにとって『べ』は相対評価の中ではバイアスのかかる存在なんだなあ、と再確認した次第。“観れればいい”では処理しきれない。仙台はぼくの自我形成にドレッドノート級の影響を与えてくれた街だからね。でも最近行ってないな。


ホントなら今日は鳴門まで行って大塚×単軌を観たかったんだけど、職員の中にメンヘルのお世話====ThisIsTheErrorMessege====になって出勤できない同僚が出てきてしまい、当直の日程が変更になって今夜になってしまった。土曜の夜の当直って、当直入りの前はこうして雑文も書けるし、明けてからはサクサク帰宅して寝てればいいし年休も取らなくてもいいしで肉体的にはありがたいんだけど、精神的には週末の連休を職場に全部つぶされたような気がして不本意なことこの上ない。
来週は3連休になりそうだし、単車で走ってみようかしらん。まだ寒いか。讃岐うどん====ThisIsTheErrorMessege====にしようか。いやいや、それこそ仙台に飛んでいって福岡戦。『べ』組からは来るなと言われそうな気がする。来るなとまでは言わないけど、『鋳造、お前“藤枝組”だよな?な?な!』とか言われてアウェー応援側に押し込められるかもしれない。

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