吉田鋳造総合研究所
鋳造所長雑文録
2005/02/28◆第2回・J1/J2入れ替え予想会議
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スーパーカップも終わって、いよいよシーズンイン。というわけで、J1・J2の予想大会をやろまいと。鋳造主催であるから、当然J1の上の方はどうでもいいわけで、今回のレギュレーションは以下の通り。

【J1】下位3チームを予想(順不問)。ワイルドカードとして1チーム。大宮の順位も予想。
【J2】上位3チームを予想(順不問)。ワイルドカードとして1チーム。徳島の順位も予想。

では例によって到着順に。


右の萌え萌え氏の見解。

J1
新潟 C大阪 川崎 清水 大宮=12位

新潟は安選手の移籍がすべて。C阪は去年あまりに多すぎた取りこぼしが無くなれば浮上もあるか。今までで唯一1年で落ちていった川Fはやはり入れないわけには(失礼)。

J2
甲府 福岡 山形 仙台 徳島=10位

良さげなところを3つ挙げるとこの辺くらいしか思い浮かばん。ちなみに草津11位、ドベは鳥栖と予想します。ネタ思い浮かばんかった・・・_| ̄|○


無料試合のS氏の見解。

J1
清水 大分 新潟 大宮=14位

いやあ、J1の予想がこんなに難しいものだとは。数チームを除いて、一つ歯車が狂えばどこも降格の危険性をはらんでいると思います。まずは独断で組み分け。
まず2ケタはありえないだろう連中:浦和、横浜、磐田、吹田
可もなく不可もなく終わりそうな連中:調布、稲城、名古屋
油断はできないぞな連中:市原、川崎、新潟、広島
それ以外のチームはどこが引きずりこまれてもおかしくないと思います。そんな中で苦しくも予想(根拠つき)…
清水…韓流攻撃力は認めるも戸田・池田放出の守備が心配。
大分…毎年踏みとどまるも、戦力的にはいつ落ちても不思議ではないと。
柏……去年苦戦の要因、攻撃力に上昇要素少ない。ケガ人復帰でカバーできるか?苦しいときの年の功をこぞって退団させたこともどうか…
WC=新潟…すいません「それ以外」以外なのに入れてしまいました。根拠は弱いのですがここ数年昇格年にある程度結果を出したチームは翌年ことごとく落ち込むので…(札幌、京都、仙台、C大阪。浦和は計算に含まず)
あと大宮ですが、だいたい14位くらいに落ち着くのではと。攻撃陣はいい補強ができていると言えます。不安は奥野・トニーニョに頼りっぱなしだったCB陣、そしてGKの層の薄さでしょうか。

J2
京都 甲府 仙台 草津 徳島=9位

随分小粒になったなあ…こちらも独断組み分け。
昇格レースにからむだろう連中:山形、仙台、甲府、京都、福岡
可もなく不可もなく終わりそうな連中:横浜FC、湘南、徳島
サプライズを起こして欲しい連中:札幌、水戸、草津、鳥栖
というわけで
京都…ライバルの戦力ダウン(星、米田)に成功。不安は新外人の順応度のみ?
甲府…たけし軍団再結成でチャンス。今ならバロンよりバレーの方が上かな。
仙台…何だかんだでJ2では層は厚い方。リーダー不在のDFが心配か?
WC=草津…実力的には下位。ただもの凄い勝負運を持っているので不気味…
徳島は9位と予想。補強陣容は決して悪くありません。プロパーがJ2のレベルにどれだけなじむか?
なお昨年最上位の福岡は米田の穴を埋めきれないだろうと予想し圏外に。我が軍?ここには入れませんよ。だって私の予想は外れますから…


飛行機マニアたろう氏の見解。

J1
鹿島 清水 磐田 大宮=12位

昨年とそれほど変わらぬ顔ぶれになるだろうと考える。ただ、大阪櫻花隊については今年はちょっと攻撃がかなりハマるんじゃないかな、と当たらぬ予想をしているので、3弱から外した。磐田山葉隊は見境のない戦力投入====ThisIsTheErrorMessege====が逆に裏目になるのではと推測する。まあ、鹿島鹿角隊については願望ということで。でも、小笠原が流出などということになったら、どうなるかは分からんよ。中田浩二の移籍も結果的には痛くなると思うし。ゴール前で勝負しない、排泄物垂れ流し男君====ThisIsTheErrorMessege====はおってもおらんでも大勢に影響はないと思いますが(^^;。
《大宮松鼠隊》12位
下3つということはないだろうと思うんだけど、最後の最後で生き残るような感じはしますね。三浦監督は初期にはかなりの不評といいましょうか『頭でっかち』ぶりを発揮してくれたのですが、今回はそういうこともなさそうですしね。前半戦はちょっと苦しむかも知れないけど、後半戦はJ1の戦い方にも慣れてくることでしょうし、かなりの巻き返しが期待できるかと思いますね。

J2
福岡 甲府 仙台 湘南 徳島=7位

福岡は大していじらなかったことが却って結果に現れるのではと予測します。昨季は勢いに乗った部分も否定できなかったけど、今年は逆に昨年の成績を『実績』として具現化できるだろうと確信しています。甲府は私としても絶大に推したいところの一つ。落ちてきたクラブがない分、甲府にとっても戦いやすいのではと思います。仙台は…単に好みです(きっぱり)。好みに理由などないっ!
ワイルドカードは一にも二にも単軌かなと。戦力じゃなくって、戦い方と運とタイミングです。だったら、単軌だってば(笑)。
《徳島大塚隊》7位
そう悪くはないと思いますよ。林も残留するんだし、何より粒は揃っている。問題は長丁場をどう乗り切るかだけだけど、JFLだって長丁場だったんだからねぇ。あえて言うなら怪我人への対応だけかな。これさえ問題なければ上は狙えるんじゃないかなぁ。


Sun'sSon氏の見解。

J1
鹿島 C大阪 清水 名古屋 大宮=13位

金のかからない予想ですから、大風呂敷広げちゃいましょうか。
おそらく皆さんが降格筆頭と予想される柏ですが、私は残留できると見ています。去年怪我でいなかったキーマン3人(平山、リカルジーニョ、山下)が戻ってきますから、かなりモデルチェンジしたチームになっています。まあ、サポの身びいきもありますが…。

今年残留争いに出てくる意外なチーム、僕は鹿島と見ています。ここ数年の柏を見ても明らかなように、世代交代のないマンネリ化したチームというのは一度破綻すると非常にもろい。昨シーズンそれにあたりそうだったのが鹿島と磐田ですが、磐田は即戦力の補強が多いので、何とか乗り切れるでしょう。川口が骨折したらしいですが,去年の正GKの佐藤洋平もいるし、その前の正GK山本も戻ってきたし。鹿島はトニーニョ・セレーゾ政権が長すぎますし、なかたこもいなくなりました。いい若手はたくさんいますが、若手だけではチームはできないのもまた柏で知っていますからね。
2つ目は清水かな。山西とか、チェ・テウクとかいい補強はしてるんだけど、長谷川健太の手腕はどうかなあ…。センターバックの2人も結構マンネリ気味なんじゃないでしょうか。
3つ目はC大阪。攻撃陣は申し分ない。しかしボランチとCBの両方を、いきなり新外国人に任せるのはバクチなんじゃないかと思います。
ワイルドカードは名古屋。一番わからないチームだからです。ウェズレイの調子如何ではどちらに転ぶかわかりません。
大宮の順位ですが、13位と見ます。特に理由はないのですが、東武野田線ダービーを来年以降もJ1で見たいからです。

J2
福岡 京都 仙台 甲府 徳島=9位

J2は人の移動がわからないので予想が難しいですが、福岡が順当に1位かな。入れ替え戦で、J1とはいえ最下位のチームに2試合とも2-0で負けたのはショックでしょう。しかし同時に、上に行くためには何が足りないのか、何をしなければならないかもわかったはず。これは大きなアドバンテージでしょう。
2位は京都。黒部が抜けたのは痛いですが、アニキの采配で切り抜けることを期待。
3位は骨肉の仙山対決を制して仙台。都並監督の力量は未知数、寿人もいませんが、バロンというターゲットが加入したのは大きい。財前と息が合えば、もっと上も狙える。山形は、安定感はあるけどプレッシャーに弱い印象があります。
ワイルドカードは甲府。希望的観測です。
徳島は9位と見ます。JFLで連続優勝した力と安定感は、J2下位よりも上かもしれません。


吉田鋳造の見解。。

J1
清水 C大阪 千葉 大宮=14位

見解的には上記Sun'sSon氏と非常に近いモノがある。今年の清水には『降格する要素がすべて揃っている』としか思えない。どうしても闘将さまがペンペン草1本生えないレベルにまで粉々に破砕していった北国のクラブを連想してしまうのだ。
さくら隊も、あそこまで守備陣を真剣に考えないってのは潔いとしか形容できないんだけど。ここの場合、残留のポイントは戦力うんぬんよりフロントの忍耐力。多少成績が伸びなくても小林監督に最後まで任せることが出来るか。
柏は排除できない。昨年の不振の原因がケガ人だとは考えていないから。中途半端な洗練ほどタチの悪いものはない。泥臭く勝ちきるための人材を数多く失った損害は危機的状況になった際に現れるだろう。
で、千葉市原。いくらオシムが有能でもこれだけ戦力をぶっこ抜かれたら立て直すのは至難の業でないかい?ホントは3チームに入れたいところなんだけど、オシム残留を買ってワイルドカードまで。
逆に、磐田はいくらヤマモトが無能でもこれだけ戦力をぶちこまれたら采配うんぬんで降格争いに来ることはない、残念ですが。もちろん希望はボトム9です。
大宮は、泥臭く勝ち点を拾えるだけの戦力はある。三浦さんがどれだけ現実を見据えた采配が出来るかにかかってくると思う。

J2
甲府 京都 湘南 仙台 徳島=6位

吐き気がするほどむずかしい。上位争いしそうな各チームとも主力級をぶっこ抜かれているのでチーム構築のし直しになるかと思うが、となると監督まで交代しているところは不利かと。甲府は監督交代とはいえ復帰だし、そもそも主力級の損失がないのだからネガティブな要素が一番少ない。
山形は大島の穴をどれだけ埋められるか。京都も前線に巨大な穴があいたけど、そもそも最初から開いていた穴だとも言えなくはないし、そこはアニキの力量でなんとかしてもらう。
しぶとく勝ち点を拾い集めそうなのが単軌。昨年の福岡のようなブレイクも期待できるかな。仙台は……希望です(笑)。
徳島はとにかくケガ人次第。スタイルは確立しているし、そのスタイル自体もJ2向きだと思われる。悪くとも草津よりは上に行くんじゃないかな。


では、まとめです。

J1
右の萌え萌え氏 新潟 C大阪 川崎 清水 大宮=12位
無料試合のS氏 清水 大分 新潟 大宮=14位
飛行機マニアたろう氏 鹿島 清水 磐田 大宮=12位
Sun'sSon氏 鹿島 C大阪 清水 名古屋 大宮=13位
吉田鋳造 清水 C大阪 千葉 大宮=14位

清水が圧倒的な人気を集めています(笑)。さくらと柏がある程度の支持を集めるのは順当な気がしますが、鹿島や磐田や名古屋といったメンツが出てくるあたりが、皆さん斜めな目線をお持ちで(笑)。

J2
右の萌え萌え氏 甲府 福岡 山形 仙台 徳島=10位
無料試合のS氏 京都 甲府 仙台 草津 徳島=9位
飛行機マニアたろう氏 福岡 甲府 仙台 湘南 徳島=7位
Sun'sSon氏 福岡 京都 仙台 甲府 徳島=9位
吉田鋳造 甲府 京都 湘南 仙台 徳島=6位

甲府と仙台が圧倒的な人気を集めています。他のチームの支持状況も順当な気がしますが、山形の評価が意外と低いのは、やはり戦力的判断でしょうか。草津をリストアップしたS氏の目線は新鮮です。

さて、どうなりますやら。

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