吉田鋳造総合研究所
鋳造所長雑文録
2005/01/23◆鹿児島で鹿児島のクラブを観る
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年末の雑文に書いたとおり、“グリーンゾーン撲滅”“その県でその県のクラブを観る”の2つの課題をまさに一石二鳥でやっつけるために鹿児島に行ったわけだわさ。九州各県リーグ決勝大会を観戦に。


どうしても朝8時過ぎには鹿児島Hbf====ThisIsTheErrorMessege====にいないとまずいので、そうすると福岡泊ではぎりぎり厳しい、ってんで熊本泊にした次第。熊本のひとには申し訳ないけど、あのスープはだめだあ。それも、以前よりもっとだめになったような気がする。

  • 熊本ラーメン自体が「本格とんこつ志向」になった
  • 鋳造が老いたので「本格とんこつ」が受け入れられなくなった
  • 単にスープが濃ゆい店だった

のどれだろう……って「2」に決まってますけどね。

Hbf前のネットカフェは活用させていただきました。ぼくはよく旅先でネットカフェを利用する。====ThisIsTheErrorMessege====時間がつぶせるし情報は得られるしで言うことなし。以前なら時間つぶしはP屋突入が多かった。当然ながらそれで経済的に潤ったケースはほとんどないわけだし。

試合会場の“ふれあいスポーツランド”へは谷山からバス。このバス情報を入手するのには苦労した。鹿児島はバス会社も多く====ThisIsTheErrorMessege====、しかも各社のオフィシャルサイトがかなり貧弱なのでネットから路線情報を得られない。鹿児島のバスマニアは何をやっておるのだなどと余計なお世話。でも、全社の路線図を載せるだけでも結構アクセスあると思うけどな。結局、3分9円弱のIP電話を活かして鹿児島交通に直接電話して情報を得た。IP電話、便利です。

試合の話もしましょう。とにかく好印象だったのが福岡県リーグの覇者・七隈トンビーズ。七隈といえば福岡大なのだが、このトンビーズってのはどうやら福大の同好会らしい。クロスをニアに蹴るときもファーに蹴るときもとにかく点で合わせようとする。対戦相手の有明SCより明らかに高好感度、それでもゴールが奪えなければ意味はないと喝破するのは簡単。でも、県リーグクラスのクラブがあんなサッカーをするなんて。東海2部の下の方がやったら粉々にされちゃうかもしれない。九州恐るべし。あ、観戦目的だった鹿児島県リーグの覇者・NSTドリームスだけど、残念だけど地域でやるには家賃が高かったかな。さらなる向上を期待します。

2日目は正直つらい観戦だった。まさか霰に降られる====ThisIsTheErrorMessege====とは思ってもみなかった。結局レキオと有明が昇格するわけだが、これで九州リーグは沖縄から3チームですかい?かりゆしの動向次第ですが。しかしかりゆしといいレキオといい何かと派手な動きの多い沖縄において、ドンズ====ThisIsTheErrorMessege====のように地域リーグに居座り続ける海邦銀行は恐るべしである。さてさて、今年の九州リーグの沖縄開催はどこかな、たぶん東風平====ThisIsTheErrorMessege====は使ってくれると思うのだけど。300人収容なら九州リーグならなんとかなる、かな。

鹿児島に来たら芋焼酎だ。ってんで上に書いたネットカフェで見つけた焼酎バー====ThisIsTheErrorMessege====でロック3杯も嗜んでしまった。佐藤の黒→三岳と頼んで、3杯目は「一番“芋焼酎”を呑んだと思えるお勧めのを」とお兄さんに訊いてみると、宝山の芋麹全量というのを勧められた。基本的に芋焼酎は芋と米麹から作るのだけど、これは芋と芋麹で作るのだ。小生浅学につき、芋麹なんてものがあるのを初めて知った。出来上がりはすごくデリケートで、年によって味にかなりの差が出るのだとか。
そんなわけで、実に気持ちよく酔っぱらってしまった鋳造である。高知や新潟の酒場は「行けば必ず訪れる店」になったし、「次に訪れた時にも必ず行く」という店は弘前や益田にもある。そして今回の旅でそんな酒場が鹿児島にも出来てしまったというわけだ。
バー近くのラーメン屋で魚系のダシの香りが実に効いているあごだしラーメンを締めに堪能し、“鹿児島一石二鳥計画”は鮮やかに完遂されたという次第。道楽だねえ。


今年の各地域リーグの陣容もだいたい明らかになったのではないだろうか。レキオや有明はもちろん、東北1部のグルージャや北信越2部の松本山雅や、話題性のあるクラブが多いのは悪いことではない。もちろんたかが4部や5部ではあるのだけど、近所でやってたら観に行ってみてはいかが。無料だし。

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