吉田鋳造総合研究所
鋳造所長雑文録
2004/03/27◆天皇杯から見えてくること(1)
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まだ桜も真剣に咲いてないってのに、秋開催の天皇杯のレギュレーションが発表されたので、びっくり。で、その内容にもびっくり。1粒で2度びっくりとしかコメントのしようがない。


とりあえず現時点では開催日と1,2回戦の試合数と会場ぐらいしか公開されていないけれど、その発表されたレギュレーションから考えると、

ということと考えられる。なんか、ほとんどインタートト杯====ThisIsTheErrorMessege====に見えるんですけど、それはまあいい。
ここで疑問に思うのは、1回戦を戦う24都道府県代表と2回戦から登場の23都道府県代表をどのように分けるのか?ということ。1回戦の会場は既に公表されている。青森・岩手・秋田・山梨・福井・岐阜・滋賀・広島・山口・高知・佐賀・熊本。間違いなく、この12都道府県の代表は1回戦から登場だ。そして、この12都道府県と戦う12都道府県代表も当然だが1回戦からだ。どういう基準で決めたのだろう。ももももももしかして、JFAにはFIFAランクならぬJFAランクなるものが存在してたりして?!あったらあったで想像すると愉しいことは認めるが、広島にはJ1のクラブが、山梨にはJ2のクラブがいるし、秋田や高知にしても前年度の地域リーグ優勝チーム====ThisIsTheErrorMessege====が所属している。選考基準は違うみたい。

4回戦から登場のJ1はアウェースタートになる。実は10年前の天皇杯====ThisIsTheErrorMessege====ではっきりしたアウェーではないけど似たようなレギュレーション====ThisIsTheErrorMessege====を実施したことがある。10年前と言えばJリーグバブル全盛の頃だったが、しかし集客はさっぱりで各都道府県協会は多額の赤字を出し、以後の天皇杯ではJそしてJ1はホームスタートになった、と聴いたけど違ったかな。
しかし、現在の天皇杯ではJ1をホームスタートにしたところで集客が見込めるわけじゃない。秋田豊・最後のカシマとなった昨年12月の柏×鹿島で鹿島側ゴール裏が一杯にならなかったのだから。どこでやっても集客に限界があるならJ1がアウェースタートでも問題あるまい。なび杯にJ2が参加しなくなって、J2のホームにJ1が来ることはなくなってしまったのだし。

さて、今回のレギュレーションの特徴は、上位リーグのチーム数変更の影響を下位リーグのレギュレーション変更で吸収出来ることだ。かなり気の早い話だけど、J1のチーム数変更で来年はどうなる?と想像してみよう。Jリーグの目論み通りJFLからJ2に2チーム参加してくると想定すると、こんな感じになるのだろうか。

ね?かなりフレキシブルな運用が可能なように感じるでしょ。この考え方でいくとJ1が18/J2が15まではなんとか対応できそう。もちろん、これは現時点でのぼくの妄想に過ぎないけど。


レギュレーションについてはこれくらいにして、今回のJFAからの発表でもう一つ見えてくることがある。それは次の雑文で。See You Tomorrow !

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