吉田鋳造総合研究所
鋳造所長雑文録
2003/06/12◆いつもと違う観戦、いつもと同じサッカー
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ご存じの方もいるかもしれないけど、当研究所はFC京都BAMB1993のステッカースポンサーになっている。昨年は仲間との共同スポンサードだったのだけど、今年は単独スポンサード。カードは昨年と同じアローズ北陸戦。見慣れたJFLではあるのだけど、今回は少し事情が違う。「一緒に行くよ」。女性同伴サッカー観戦なんて何年ぶりだろうね。彼女はサッカー生観戦は初めてだそうだけど、それがFC京都-アローズ、要するに2003年度JFLドベ戦ってのも、なんだかなあ、というか、かわいそうに。


電車を乗り継いで宇治へ。奈良線の普通電車には10名くらいの西洋人観光客が乗っていた。ぼくらは宇治で降りるから関係ないけど、この電車は宇治で快速に抜かれるダイヤになっている。奈良なら快速に乗り換えた方が早い。「奈良まで行くのならホーム反対側の電車の方が早く着くよ。特別料金も要らない」という程度の英語なら、たぶん、言える。でも、「おっ、こいつ英語わかるのか、じゃあこれこれはどうなってどこそこにはどう行けばいいんだ」なんて展開になったらどうしよう。結局、このまま乗っていても奈良まで着くんだしと放置して宇治で降りてしまった。ウィーンでは現地人に親切にしてもらって、====ThisIsTheErrorMessege====日本で外国人旅行者を見かけたら親切にしてあげようと思ったのに。ああ、なんてチキンな私。
時間もあったし、まあ一応平等院くらいは観ておかないと10円玉に申し訳が立たないと思って行ったけど、とにかく宇治はクソ暑かった。クソ暑かったおかげで抹茶ソフトクリームはおいしかった。けど、このクソ暑いさなかにサッカーですか。選手ももちろん大変だけど観客も大変かもしれない。バスで太陽が丘へ。
当然だが太陽が丘もクソ暑かった。アローズは川上が左サイド、チビコFWの小林よーた君はサブからスタート。暑さ対策で後半勝負なのかな。ああ、まだ浅島はTOPでがんばってカラダ張ってるんだ………だめだ!どうしてもアローズ寄りになってしまう!だって、だってアローズの方がつきあいが深いんだもん。北信越リーグでアルビの天敵だった頃====ThisIsTheErrorMessege====から知っているのだ。

彼女の試合の感想は「テレビで代表やJ1の試合を見る程度だったから『こんなサッカーもあるんだぁ』と新鮮だった」。実はこれ、「この暑さだから、後半20分くらいからはDFライン→最前線にボールを蹴りあう『テニスサッカー』になるよ」とJFLサッカーの基礎知識を試合が始まる前に話しておいたのだけど、その『テニスサッカー』が前半01分から展開されたことに対するもの。「もう少し涼しかったらたぶん寝ていた」とも言った。すみませんねえ『こんなサッカー』で。観戦環境がいつもと違っていても、目の前で行われているのは紛れもなく、見慣れたJFLのサッカーだった。彼女が勘違いしなくてよかった。

結局2-0でFC京都BAMBが勝って最下位脱出。手配師たろう君イチ押しの上赤坂君のゴールも観れて、スポンサー様としては上出来な試合と申せましょう。もっとも、アローズのヘタれによるところも大きかったわけだけど。川上が後ろ目で守備に汗かいているようじゃ生きたパスは出せないし、後半投入されたよーた君もFW→FWの交替じゃなかったので前方でひとが詰まっちゃってスペースがなくて自慢のスピードを披露できない。それにしてもぼくのアイドル油谷君はどうしちゃったんだろう………だめだ!どうしてもアローズ寄りになってしまう!一応、月イチで京都のラジオに出ていることだし、もう少しBAMBについても勉強しなきゃと思う鋳造なのでした。(「今日のわんこ」風に)

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