吉田鋳造総合研究所
鋳造所長雑文録
2002/03/04◆一筆啓上語学力不足が見えた(鋳造の通販生活7)
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韓国の木洞総合運動場====ThisIsTheErrorMessege====のゴール裏で、知らない間にユニフォームをかなり地味にリニューアルした安養LGの試合を一人で観ていたら、「やあ、最近どうしたの、見かけないねえ」と呂比須ワグナー選手に流暢な日本語で話し掛けられる・・・・・・


というよくわからんがとにかく摩訶不思議な夢を見た、2月12日。7時過ぎにもそもそと布団を出るとさっそくインターネットにアクセス。ネットバンキングで自分の口座を確認すると、ものすごい額の預金が消滅していた。ばんざーい、ばんざーい、ばんざーい。預金残高が一気に3分の1になってこんなに嬉しいのは当然だが初めてだ。まあ待ったぜ待ったぜ。ついに禁は解かれたのだ。与信上限突破が原因で封印されていたNH-VISAカードが使えるようになったのだ。「通販生活」第2弾を始めることができるのだ。

実はこの解禁日を迎えるにあたって事前に各サッカーサイトを巡回して、第2弾に備えていた。少しマイナーでしかもほどよいセンスと若干の受け狙いを求めてやまない鋳造、ネットで購入可能らしいクラブにいくつか当たりをつけていた。ラインナップは以下の通り。

ジュネッセ・エッシュ====ThisIsTheErrorMessege====
ヤングボーイズ・ベルン====ThisIsTheErrorMessege====
チロル・インスブルック====ThisIsTheErrorMessege====
ハイジュク・スプリト====ThisIsTheErrorMessege====

よし、さっそくジュネッセ・エッシュだ。オーダーフォームはフランス語で書いてあるけど、印刷して図書館持ってって調べたもんねーだ。ユニとかスカーフとかを注文し、たぶんこれだろうってんでenvoyeeって書かれたボタンをクリックすると

Votre commande a ete envoyee.
Nous vous remercious pour votre confiance.

というメッセージだけが出てきた。えーんフランス語わかんないーっ!上段のメッセージをじーっと見ていても、浮かんでくるのはコマンドまたはファイル名が違いますというもので、何か入れ間違えたんだろうと何度やり直してもこの画面から先に進めない。ああ冷たいのねジュネッセ。
では、と次に挑んだのがヤングボーイズ・ベルン。黄色と黒のユニはレイソルサポならくらっと来るかな?ってんでユニを申し込んだところ、こちらもわけわからんメッセージが出てきて先に進めない。ふえーん、どうしてみんなこんなに邪険にするの?ハイジュク・スプリトでも同様の扱いを受けてギブアップ。なんとかうまくいったのはチロル・インスブルックだけだった。チロルだって、最初はドイツ語でmailが飛んできたので、申し訳ないやりとりは英語にしてくれと返信してようやく交渉が成立した次第である。結局、先に進めたのはチロルだけというていたらく。なんなんだかなあ。

しかし、やっぱりどうしてもジュネッセはなんとかモノにしたい。そこで、ジュネッセのサイトで出てきた例のフランス語のメッセージを解読してみるかと図書館へ行った。するとすると、書かれていた内容は

あなたの要求は送信されました。我々はあなたの信頼に対して感謝いたします

あれ?注文は正常に終了してたの?ということは、何度も何度も注文を繰り返していたことになる。こりゃあ普通相手にしてもらえないわ。案の定、先方からの連絡はなし。St.Gallenのクリスちゃんみたいな親切なお嬢さんはいないのかしらん。

しかし、これだけ各地のクラブと交渉してみると、いろいろなことがわかってくる。ドイツ・ブンデスリーガのSt.PauliもCottbusもオンラインショップを開いているものの、注文の際にSSLでクレジットカード情報を入れさせるフォームがない。で、注文を受けると自動で確認と支払方法らしいメールが来るが、これは当然ドイツ語。全然わからない。ここまではいいのだが、申し訳ないやりとりは英語にしてくれと返信しても無視されてしまう。極東のサッカーおたくと慣れない英語でやりとりするのは面倒くさくてやってられんのだろうか。

というわけで、とりあえずチロルにはクレジットカード情報を伝えたので、あとは代金が引かれてブツが届けばOK。やっぱり英語圏以外と話を進めるのはむずかしいのだなあと再体験した鋳造なのでした。

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