cyic.co.uk 吉田鋳造総合研究所
鋳造所長雑文録
2002/01/05◆2002年元日、天皇杯決勝。
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今年から、雑文を少しずつ載せていこうと思う。まあ新年の誓いというか抱負というか、そういうヤツだ。だから、第1回はやっぱり元日の話にしよう。


実はぼくは実家が東京にあるにもかかわらず、元日に国立に来るのは初めてだったりする。応援するチームがこの舞台にたどり着かないのも原因の1つではあるけれど、だいたいが年末にしか実家に戻らないのだから、その時くらいは家族と過ごせというわけだ。それはもっともな話であったし、先程も書いたように元日にぼくを呼ぶようなチームも現れなかったので、そのままで過ごしていた。元日は家族で近くの高幡不動に出かけ、帰ってからはTVで天皇杯を観る。2日と3日は箱根駅伝。吉田家の例年の正月はそんな風に過ぎていく。

2001年の年末、ベスト4に川崎フロンターレ・セレッソ大阪・浦和レッズが残った段階で決勝戦のチケットを買った。こんなメンツがここまで残ることはこれまでなかったし多分これからもない。実家にも元日にサッカーを見に行く旨を伝えた。家族を管理掌握することを自分のレゾンデートル====ThisIsTheErrorMessege====にしていたような父親は何も言わなかった。自らが目の病気で入院して以来、周囲との接し方に変化が生じていた。要するに老けたのだ。老けたことを認めたのだ。それはそれで一抹の寂しさを感じさせる事態ではあった。


元日の千駄ヶ谷駅。到着と同時に「チケット余ってない?」とオヤヂ達に声をかけられた。ダフ屋の数も20人は下るまい。さすがに決勝の日だ。国立競技場では、我が友・Sun'sSon氏とニフ仲間のくっしー氏と「あけおめーっ!」と乾杯して、国歌独唱の氷川きよしにちょっと驚いて、それからは「アンチ清水&メゾセレッソ」モードでまったり観戦のつもりだったのだけど、セレッソの「お前らそのサッカーをJ2でやる気なのか?」という驚き「お前らそのサッカーをなぜ昨年のリーグ戦で出来なかった?」という憤りがないまぜになって3人で日本酒を13合空けてしまい、後半ロスタイムでのPK獲得の場面なんか3人揃ってぶっ壊れちゃいましたわさ。結局、最後はセレッソ降格の最大要因であった「枠(イキじゃないよ、ワクだよ)なDF」でもってVゴール負けしてしまうのだけど、いやいいものを見させていただきました。逆に、J2各チームのサポ、特に昇格争いに参加しそうなチームのサポは青くなったことだろう。ぼくの愛読サイト「ウハウハ」====ThisIsTheErrorMessege====あゆみ奥様====ThisIsTheErrorMessege====も書いてたけど、モリシにユンがJ2ってのは反則かもしれない。壊されなければの話だけど。

まあそんなわけで、試合開始前は「観戦後は靖国神社を私的参拝して行こう」なんて言っていた我々だけど、とにかくこんな試合を見せられてしまったら更なるアルコールなしで済むはずもなく、ぼくの帰宅時間ギリギリまで代々木駅前のカツ屋でビールやら酎ハイやらをハイペースで空けていくことになった。でも不思議とサッカーの話はしなかったような気がする。


くっしー氏はこれから夜行列車に乗って新潟公営競馬の死に水====ThisIsTheErrorMessege====を取りに行くのだという。タフなひとだ。ぼくとは年齢差が10近くあるからなあ。自分がそれくらいの年齢だった頃を考えてみる。1992年。もしかしたら三条競馬に行ったのもその頃かもしれない。ぼくは帰宅して食事して風呂に入ったら9時過ぎに眠ってしまった。初夢なんか見るはずもなかった。父親同様、ぼくも自分が老けたということを認めなければいけないのかもしれない。

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