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travelnotes : overseas
【TAIWAN-01】 2000/04/30 於衛星電視完成移動
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TGの台北経由バンコク行。乗っている日本人は私だけではないかと思われる。機内食は鶏肉飯と魚系の2つ。最初、英語がうまく聞き取れなかったがCAさんは紙に書いて示してくれた。鶏肉飯を選んだ。東南アジア系の辛目の味付け。なかなかうまい。赤ワインとの相性もいい。例によって付随の食器類は失敬してしまった申し訳ない。
私の隣の客は、映画とか刑事ドラマとかで最後に射殺されるヤクザの幹部といった感じのコワモテ。体格もがっしりしていて英語の発音もいいし声にも凄みがある。少し恐いがかっこいいおじさんだ、あんな風に歳を重ねられたらいいなあと思っていたのだが、そんな彼がCAさんから砂糖の紙袋を5つももらうとそれをすべてカップの中に開け入れ、そこに中国茶を入れてさらにミルクをたっぷり加えておいしそうに飲み始めたではないか。おおおおいおやぢいいいそれは一体どんな味なんだああああ。ゲロ袋オハユニ氏から「台湾の飲み物は甘い」と聞いていたが、これは想像を絶する甘い物好きの国民のようだ。もっともこの射殺幹部氏が極端なだけの偶然なだけなのかもしれない。そうであることを祈りたい。飛行機は徐々に高度を下げていく。下はひたすら雲が連なっているだけだ。時計を1時間遅らせた。

台北郊外の中正国際機場====ThisIsTheErrorMessege====は雨である。いかにも台湾らしい天気、なのだろう。イミグレを通過。ついに日韓以外の印が押された。名古屋からの荷物が出てくるまでに円を新台幣(NT$=元)に交換する。3万円が8160元。韓国では1やら5やらの単位のコインはほとんど役に立たないが、この国では違う。とにかく小銭入れの中は細かくしておかなければならない。
荷物を受け取り、税関はサクサク通過できた。空港バスのカウンターは会社ごとだ。私の宿はMRT====ThisIsTheErrorMessege====民権西路駅のそば。台湾情報サイトで長栄通運のバスが便利だとは知っていたので、長栄のカウンターに行き早速の筆談。とは言っても
「民権西路====ThisIsTheErrorMessege==== HotelSunrouteTaipei」
と書いて示しただけだが、もちろんカウンターの職員氏にはこれですべて通じた。会社のルートマップを示し「2nd」と教えてくれた。このバス会社は台湾情報サイトではお勧めの会社。ゲロ袋オハユニ氏も通天巴士====ThisIsTheErrorMessege====は台汽より民間の方がいいと教えてくれたが、たぶんその通りなのだろう。実に快適なバスだった。バスは雨の高速道路をものすごいスピードで台北に向かう。中正機場は台北の西にあって40kmほど離れている。高速道路は片側4車線くらいあるかの大幹線だが、それでも台北市近くの泰山料金所の手前ではノロノロ運転になってしまう。料金所では中央部分が回数券利用車専用になっているのに驚いた。台北市の北部から市内に入り、2つめの停留所がMRT民権西路駅だった。雨は相変わらず強く降っている。荷物をひきずって5分。ようやくホテルに着いた。8時半だった。

早速、タクシーで晶華酒店====ThisIsTheErrorMessege====台北で讃岐うどん屋を見つけたと恐ろしい情報を教えてくれたが、結局日本語が通じる台湾料理屋で閉店まで飲み喰い。2人で1390元だから一人2400円くらいか。少々食べ残してしまった。思っていたより量が多かった。彼と別れ再びタクシーで私のホテルへ。11時半頃だっただろうか。「0時まで起きていて速報J2を視て寝よう」とがんばったのだが、0時になっても始まらない。また時間が変わったか?と思った瞬間に気づいたのだった。日本は午前1時なのだと。これまで韓国しか行ったことがないので時差という発想がとっさには出てこないのだ。
移動は完成された。明日は早い。スイッチを切ってすぐに眠ってしまった。実はこの日の速報J2は午前3時からで、時差を認識していても視ることはかなわなかったのだが、そんなことは知る由もなかった。

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