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travelnotes : overseas
【SHANGHAI-01】 2001/10/07 戦闘開始
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さあ、放送開始時間は過ぎてしまった。あと5分で試合開始だ。人民広場へ急ごう。地上に降りる。すると、南京路歩行街を中国国歌をバカでかい声で歌いながら五星紅旗を振りかざして勇ましく歩いてくる連中が現れた。上海在住のサッカーサポ達だ。数百人はいただろうか。連中は西蔵中路の片側2車線の車道をおかまいなしに占拠、一気に人民広場の大画面に向けて走り出した。完全に交通は遮断。クラクションがガンガン鳴らされるけど知ったことか。ぼくも連中と一緒に広場に向かった。しかし中継は始まっていない。大画面の電源は入っているが変な色を映し出しているだけだ。故障かもしれない。一部のサポが騒ぎ出した。シュプレヒコール。ようやく警察がやってきて交通整理と事態の沈静化を図った。

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ここにいても試合が見れないことを知ったサポ達が次に向かったのは、新世界城の向かいにある第一百貨のAVコーナー。ここでテレビを見ようというわけだ。まさに押し寄せるという感じで、エスカレーターは大混雑。下りエスカレーターを駆け上がる猛者までいる。ところがAVコーナーのTV電源はすべて消されていた。こうなることを恐れていたのだろう。店員と交渉するサポ達。その姿はまるで『労働争議』そのものだ。しかしここでも交渉決裂。店の飾りを壊しだす輩も現れたが、騒ぎはだいぶ静かになった。
このままこの連中と一緒にいても試合は見れないような気がしてきたので、荷物もあるし、ホテルに戻ることにした。タクシーを使う。インターネットで「大衆タクシー」という会社は社員教育が行き届いていてボったりわざと遠回りすることはないと読んでいたので、その会社のを選んでつかまえた。英語が通じないので地図を見せてホテルの場所を案内。ちゃんと最短経路で走ってくれた。もちろんタクシーの中でもラジオで試合中継を流していたが、放送内容がわかるわけがない。
部屋に戻ると、試合は前半が終わったところだった。1-0で中国リード。引き分けでもW杯出場が決まる状況だけあって、瀋陽====ThisIsTheErrorMessege====の観客にも熱狂とか緊張とかいった感じはない。心高ぶらせながらその瞬間を待つ、といった印象。試合の方は中国がそのままゲームをコントロールして、見どころもそれほどなくそのまま1-0で中国が余裕の勝利。これでW杯出場決定だ。ミルティノビッチ監督は小躍りしながら投げキッスをスタンドに振りまいて消えていった。

ぼくは疲労がピークだった。けど、こうなったらもう一度街まで行くしかない。胸ポケットにコンパクトカメラを突っ込んだだけで飛び出した。例の空港バス専線925系統がぼくを待っていたかのようにすぐにやってきたので飛び乗った。ホテルを出たときは大丈夫だったのだが、人民広場に着いてみると雨だった。傘が必要なくらいの降りだ。そのままバスに乗って帰ろうかとも思ったが、とりあえず人民広場を横切ってみよう、そこで何もやってなければ帰ろうと思い、雨の中を歩いた。

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