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【SHANGHAI-01】 2001/10/06 豫園周辺にて(1)
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  • 上海市街
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次の目標は豫園====ThisIsTheErrorMessege====そばにある地図・旅行ガイド専門店の旅遊書房。ここへ行くには河南路を南下するバスが便利みたいなのだけど、観光ガイドの地図を見るとこの路線は66番しかないような感じ。このバスに乗るために地下鉄で1駅東へ。河南中路の駅に行く。駅の売店でアニメ・マンガ雑誌====ThisIsTheErrorMessege====があったので買った。
ここは南京路歩行者天国の東端。ここに上海書城====ThisIsTheErrorMessege====の支店があるので一応覗いてみたが、地図の種類は少なくしかも古い。絵葉書も置いてあったので夜景のものを買った。レジで金を払うと釣りを投げて返してくる。接客態度の悪さは噂通りだ。
バス停を見つけると66番のバスはすぐに来た。混んでいる。河南路は交通量も多いが片側2車線なのでまあまあ流れていた。が、人民路の交差点のあたりで1車線になってしまった。この道がかつての上海県城の境界====ThisIsTheErrorMessege====で、この中は租界時代も海外列強の侵略を受けずに中国の基本生活を守り通したらしい。福祐路というところで乗客が大勢降りたのでぼくもバスを降りた。
地図を片手に上海県城の中を歩く。ホテルのある烏魯木斉北路人民広場とはまるで違う光景。上海市民の市井の姿。長屋のような造りの建物の入口は狭く、細い通路の先にわずかに部屋が見える。中まで日がさすことはあるのだろうか。そんな景色ではカメラを出すのも憚られる。やがて広い通りに出た。旅遊書房はすぐに見つかった。確かに地図や旅行ガイドの専門店だったが、ここも置いてあるものが結構古い。この店の扱い商品が古いのか、最新の地図が出ていないだけなのか。知人用に何冊も買い込んだら結構重くなった。

書店を出て北に向かい、豫園商城に入る。土産物屋などが賑わしく店を並べる姿は、まさに東京の浅草だ。とにかくものすごい人混み。それでも、観光ガイドやインターネットで有名な南翔饅頭店====ThisIsTheErrorMessege====に行ってみた。情報どおり、1階のテイクアウトコーナーは長蛇の列。列の先にある階段を上がって2階の食堂へ、しかしここも混んでいる。仕方なく、一番値段が張るという3階というか2.5階というかの食堂に入った。1階では16コで8元の小籠包だが、3階まで来ると蟹肉入りになるが6コで20元と7倍近い値になる。その蟹肉入り小籠包と5元の卵スープを頼んだ。
出てきた小籠包を熱いのを承知でそのまま口の中へ。舌の上でちょっと皮を引っ張るとすぐに破れ、中から肉汁がじゅわーっと広がった。よくTVのグルメ番組とかで口の中いっぱいに広がってとか解説されてもそれがどういう状態なのかまるでわからなかったのだけど、ようやくわかった。なるほど、こういうことなのね。で、肉汁を飲み込んでから小籠包の中の肉を噛む。至福の時。しかし、肉の持つ甘さがそのまま出てくるという感じで、何かスープ以外の飲み物が欲しくなってくる。これも商売のうちか?

饅頭店を出て湖心亭と九曲橋の姿====ThisIsTheErrorMessege====を眺めた。やはり観光客が多すぎる。スリにも注意しないといけないし、ぼくはどんどん消耗してきて豫園を離れることにした。明日、もう一度やって来よう。
福祐路のバス停まで戻った。バス停を見ると、66系統の他に専線バスが上海火車站====ThisIsTheErrorMessege====まで通っているようだ。知人に中国国鉄の時刻表を頼まれていたので駅まで行くことにする。バスを待つ間、バス停そばの雑誌売場を覗いたらめっちゃカワイイ女の子が表紙の雑誌があって衝動買い。孫燕姿====ThisIsTheErrorMessege====だった。なあんだ。しかし、この娘は好みだなあ。

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