cyic.co.uk 吉田鋳造総合研究所
travelnotes : overseas
【SHANGHAI-01】 2001/10/06 人民広場の午後
 home  index  prev next 
map
  • 上海市街
CLOSE

 

チェックイン後、ちょっとTVを見て休憩。やっていたのはこれがまた。日本では懐かしの「マジカル頭脳パワー」の間違い探しコーナーそのまんま。間違いの難易度で獲得ポイントが違うのもそのまんまだった。各国で日本のテレビ番組は参考にされているのであるなあ。
荷物を解いて撮影機材を用意し、さあタウンウォークに出発だ。ここで中国のマナーと交通ルールにびっくり。中国ではクルマは前方信号が赤でも右折合流してよいことになっている。何も知らない観光客が交差点で信号待ちしていると背後から突然クルマが現れることになる。かなり怖い。もうひとつ驚いたのは歩行者が信号をほとんど守らないことだ。クルマの流れが止めば当然のように横断を始めてしまう。

さて、延安路を渡るとインターネットで知った美味しい料理の喫茶店・避風塘====ThisIsTheErrorMessege====の支店を発見した。なんだ、こんな近くにあるなら安心だ。南京路も過ぎてちょっと歩くと肯德基====ThisIsTheErrorMessege====があった。日本の店と違い冷凍肉を使っているわけではないので中国のケンタッキーはうまいという話。交渉が面倒なのでセットにした。すべて英語でOK。日本でもKFCにはあまり頻繁には食べに行かないので比較しにくいが、決してまずくはない。
食事を済ませて、地下鉄静安寺駅へ。地下鉄2号線で人民広場までは2駅。運賃はたったの1元====ThisIsTheErrorMessege====だ。日本の地下鉄の初乗りが13~14元相当だと知ったら中国のひとはどう思うだろう。電車は5扉車。日本製ではなさそうなデザインのセンス。人民広場に着いた。ここで中国のマナーにびっくり・その2。中国の地下鉄では、極端に言えば乗る人が全員乗ってから降りるというのが通常の光景らしい。一応ホームには日本風に降りるひとが真ん中を通って乗る人は扉の両側でというようなことが書かれてはいるのだが。APEC開催が近いので街中にスローガンポスター(「街をきれいに」とか)が貼られているけど、こういう部分はなかなか直らないのだろうなあ。

人民広場に出た。古めの建物にカメラを向けた途端に小さな子供に声をかけられたけど無視。そして西蔵====ThisIsTheErrorMessege====中路480号、上海申花足球総会を探す。しかし西蔵路はもうヒトヤマのクロダカリ状態で、すごいものだ。スリに神経を尖らせながら歩くだけでかなり疲れてしまった。しばらく南に歩くと、ビルの壁に住所と番地が書いてあることに気づいた。ところが、進むに従って番号が若くなっていくではないか。私の目指す480号とは離れていく一方。どうやら北に向かうのが正解だったようだ。再び、ヒトヤマのクロダカリをかきわけて北に向かって歩き出すと、南京路の交差点====ThisIsTheErrorMessege====に婦人警官がいた。声をかけるとキチンと敬礼して返してくる。訓練は行き届いているね。西蔵中路480号と書いた紙を見せると、更に北のほうを指差した。もっとも更に北に行けば道路名が西蔵北路になるはずなので、ゴールはそう遠くはなさそうだ。
その建物はすぐに見つかった。前にはいかにも姑娘====ThisIsTheErrorMessege====といった感じの若い女性が2名、建物に入っていく階段を挟むように立っている。赤と青のチャイナドレスが綺麗。顔もかわいく、ドレスのスリットから見える脚もなかなかに麗しい。彼女に住所を書いた紙を見せて「Is this here?」と尋ねると、そうだ、とのこと。建物の中は暗く、誰もいないような雰囲気。しかしここで引き下がっては上海まで来た意味がない。意を決して階段を上がると、部屋の中に男性が2名いた。
「にーはお!」
声をかけると2人はぼくのところにやって来た。我想要上海申花足球隊的隊服====ThisIsTheErrorMessege====と書いて見せる。すると、その紙に「10月7号??来」と書き込まれた。??の部分は書きなぐった字なので読めない。でも、たぶん明日の10月7日にもう一度来いということなんだろうなあ、と思いながら外に出て、先ほどのチャイナドレスの姑娘に尋ねると、やはりそういう意味だった。礼を言ってから、彼女たちの写真を撮って別れる。

 top  prev next