cyic.co.uk 吉田鋳造総合研究所
travelnotes : overseas
【SHANGHAI-01】 プロローグ
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高校生の頃から上海は行きたい街だった。

「南京路(ナンキンロード)に花吹雪」====ThisIsTheErrorMessege====という、昭和初期(2次大戦前)の上海を舞台にした作品で一発で魅せられてしまった。いつか行きたい。しかし中国である。共産圏である。行くには多少の勇気がいる。それが、何回かの韓国旅行を経験し、たった半日だけど香港から中国本土である広州に入ったことで、中国に対する障壁はぼくの中で確実に薄くなっていった。

先日、何の気なしに「エイビーロード」を読んでいたぼくは、ある旅行代理店が支店開店記念で10/6~8の週末祝日3連休で上海往復の航空券を安く流していることを知った。空席待ち状態だったが「たぶん取れますから」ということで予約した。果たして、空席は1週間もしないで落ちてきた。あとは宿とビザ====ThisIsTheErrorMessege====をなんとかすればいい。

数日後。かつて勤めていた旅行系会社からHELPの要請が来た。PCの場所を移動させたらネットワーク設定がおかしくなってしまい必要な書類が印刷できないという。いまの仕事とは離れるが助けに行くことにした。1時間近くで設定変更を終えると、担当者が「呑みに行こうか、おごるよ」という。

鋳造「ぼくのために何かしてくれるの?」
担当「もちろんさ、すぐ来て直してくれたんだから」
鋳造「じゃあさ、呑みはいいから、中国のビザをNETで出して====ThisIsTheErrorMessege====
担当「…………………」

なんという極悪非道。そういえば前回の広州行きの際も難癖つけてNETでビザを出させたような気がする。
旅行代理店から料金の計算書が来た。ビザ取得料金が含まれている。電話でビザは自分で手配したからいいですと伝えた。さぞイヤな客====ThisIsTheErrorMessege====だと思われたことだろう。宿の方はインターネットで上海賓館====ThisIsTheErrorMessege====というところにした。最初はインターコンチクラスも考えたのだが、コンチ1泊で上海賓館なら2泊出来て釣りが来る。選択の余地はなかった。

出発前はネットや観光ガイドで知識を仕入れて過ごした。前回の広州は半日だったが今回は2泊3日の上海だ。知識を入手して損をすることはない。知人からは上海申花隊====ThisIsTheErrorMessege====のユニを頼まれた。どこで入手できるかもネットの掲示板でわかった。まったく、便利な世の中になったものだ。

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