cyic.co.uk 吉田鋳造総合研究所
travelnotes : overseas
【KOREA-09】 2013/07/28 ソウルの韓日戦
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両チームの選手が練習を始め、ぼくの周囲にも韓国応援の皆さんがゾロゾロと座り始める。周囲に日本人観客はごく僅か。ぼくの前の方には大宮ユニの方がいたけど、えーと、ヨンチョル?(笑)====ThisIsTheErrorMessege====ぼくの席は階段通路の隣だったのだけど、上がっていった中で西野朗氏と松葉杖姿のテセ====ThisIsTheErrorMessege====は判別できた。あ~ケガしちゃってるんだ……。テセと気づいた韓国人観客は一緒にケータイで写真を撮ってもらったりしてた。
ぼくはトイレに行き、着ていたTシャツを日本サッカー後援会でいただいた青Tシャツに着替えた。吉田鋳造が代表グッズを身に纏って代表戦を観る時が来るとは(笑)。

選手入場の後の国歌斉唱。『君が代』の際にブーイングが出てたという話がtwitter等で広まってたと知ったけど、現地での感覚ではたしかにあったけどそれはごく少数かつ散発的なもので、周囲から指摘されてブーイングを止めてたという印象を受けた。

EAFF EastAsianCup
KOR 1-2 JPN

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前半開始からの韓国代表の「この試合が終わった後のことなんざ知らねえ」とばかりの鬼運動量のサッカーにただただビックリ。この暑さこの湿度でこのサッカーを90分やられたら、そりゃ負けてもしゃあないわ相手がスゴ過ぎだけど、出来るの?ホントに出来るの?という感じ。普通なら「そんなの出来るわけないから、日本は耐え凌げれば勝てる」という判断になるのだけど、この日のぼくはそうはならなかった。それは、場内の9割5分は埋めてたかと思われる韓国応援の人たち。そこから発せられる「必勝コリア」や「てーはみんぐ」の凄まじいばかりの圧力。テレビで視て知ってたはずの『ソウルの韓日戦』のナマの雰囲気にぼく自身は圧倒的にやられていた。その後押しに力と勢いを得て攻めきってくる韓国代表。しかし、DFからのロングフィードに見事な反応を見せて冷静に左隅に流し込んだのは柿谷だった。なんという落ち着き。おそらくは日本のファーストチャンスを見事に結果にしてみせた。
それでも、蚕室の95%を支配する赤い塊の勢いは失せず。綺麗なミドルを右上隅に入れて同点になった時は当たり前だけど周囲は総立ち。そのまま1-1で前半を終えるのだけど、いやあ「よく同点で凌げたモンだ」という感じで。繰り返すけど、これが『ソウルの韓日戦』かあ。ぼくは、震え上がるような圧力の中でサッカーを観れる幸福を味わっていた。

ところが、後半は会場の雰囲気が変わる。ノンストップ・フルパワーで圧力をかけてくる韓国の応援が綺麗に消え、聞こえるのは日本代表サポのチャントだけという時間帯も少なくない。その理由が『あのダンマク』にあることはすぐにわかった。

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ぼくは試合と並行してtwitterにほぼリアルタイムで書いていたので時系列で追えるのだけど、あの『歴史を忘れた民族には未来はない』ダンマクは前半開始すぐに掲示された。ぼくは韓国語は一部の名詞と副詞くらいしかわからないので「歴史を(●●●)民族には未来は(●●)」としか読めなかったのだけど、事前の情報もあったので●●の部分もある程度はわかった。そのダンマクは開始5分で一度引き上げられるが、その5分ほど後にもう一度掲示され、今度は前半終了までずっとそのままだった。そのダンマクがハーフタイムだか後半開始すぐだかに引き上げられ、それと同時に韓国代表の応援をリードしていた韓国側ゴール裏の応援が消えたのだ。
結果、スタジアムの95%が静寂になり、日本のチャントのみが聞こえる時間が生まれた。「これではいかん!」とばかりに日本側ゴール裏の脇にいた韓国応援グループとかから「必勝コリア」「てーはみんぐ」が始まりスタジアム全体に広がっては行くのだけど、リーダーが仕掛けているわけではないので続かない。かくして、前半のカラダ中のすべての毛穴から侵入してくるような『ソウルの韓日戦』の雰囲気はなくなってしまった。そして、同時に韓国代表のサッカーから迫力も消えていったように思う。

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後半アッドタイム、原口が左を突破してシュート、GKが弾いたところを再び柿谷が今度は左足で流し込んだ。まだアッドタイムは数分残っていたけれど、観客の少なくない一部は帰り始めた。おいおいちょっと待ってよ『韓日戦』だろ?まだ追いつけるじゃん、勝ち越せるかもしれないじゃん。なんで帰っちゃうの?その後のセットプレーで韓国同点の可能性もあったけど、グバが『G線上のクリア』を披露====ThisIsTheErrorMessege====して、試合は1-2で日本の勝利。東アジア大会は初優勝らしい。

ぼくは試合中にチャントを歌ったりはしなかったけど、柿谷がゴールを決めた際にはもちろん立ち上がって叫んで喜んだ。勝利が決まった瞬間にも大きく叫んで喜んだ。でも、ぼくの周囲は全員が韓国人だったけど襲われたり怒られたりはしなかった。帰りがけの一人の韓国人男性からは「おめでとう」と握手を求められたくらいだ。あまりに予想外だったんで咄嗟に『かむさむにだ』が出てこなくて「Thank You」と応えてしまったのは、ちょっと後悔している。

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