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travelnotes : overseas
【KOREA-07】 2008/08/15-16 光復節の夜、大田まで高速バスで
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またしても韓国で2部リーグ。今回も勤務がそのように組まれただけの話。8/16-17の週末が休みになったのだけど、このあたりは日本は主に国体予選が組まれる週なので地域Lもお休み。ふむぅ、と韓国Nリーグのサイトに行ったら、土曜日に試合が組まれていた。で、日本は盆休みなのだけどOZのマイル枠が取れてしまったのだね。燃料代だけで行けるとなれば。

金曜の午後、時間外勤務返しでちょっと早退。常滑機場で携帯電話を借りて、軽く食事をしてから、旅券を更新して初めてのイミグレ通過。で、イミグレ通過してから気づいた。しまった、日本円を1万3000円しか持ってないではないか。他に、前回の韓国旅行で余らせたウォンは7万近く。まあ、大きな買い物はカード払いだろうし、なんとかなるでしょ。123便、ソウル行き。待合スペースの乗客は……これっぽっち?機内粗食を食べ、ぼやーんとしていたら仁川に着いてしまった。出てすぐの外換銀行で1万円をウォンにチェンジ。
今回のソウルの宿は麻浦にした。KALリムジンも停車するホテルなのだが、なんてったって高い。14000ウォンもする。機場鉄路と地下鉄を乗り継ぐと5000ウォンしない。1000円近くも違うのなら、ね。昨年のソウルで買ったTマネー====ThisIsTheErrorMessege====持ってるからそのまま乗れるし。

しかし、相変わらず乗ってないなあ、空港鉄路。ホームに降りると、停まっているのはノンストップの急行列車。====ThisIsTheErrorMessege====これ、料金が倍以上するから見送り……あれ?中間改札、ないの?乗車口の案内を読んでも、特別料金が要るようなことは書いてない。もしかして?と普通に乗り込んで空いている席に。発車すると接客掛のお嬢さんが車内をまわって来たけど、改札をすることもない。もしかして、特別料金はなくなったか?====ThisIsTheErrorMessege====まあ、金浦までしか行けないんだったら、ねえ。お客さん、乗ってないし。
金浦空港で地下鉄5号線に乗り換え。車内が平日の夜っぽくないなあ、と思ったら8月15日は祝日====ThisIsTheErrorMessege====でしたね。麻浦で降りてちょっと歩くと今回の宿・ベストウェスタンソウルガーデン。なのだけど、いやいやこんなレベルのホテルだとは思ってなかった。この値段なら、次回からはここで決定かしら。さて晩飯、と言いたいとこではあるが、宿の裏道にカムジャタン屋とかが並んでいたのにこの時はまったく気づかず。隣のビルのセブンイレブンで缶ビール2本とスナック菓子を買ってきた。部屋に入って、テレビを点ける。BSなら日本の放送も映るはず……なんだこれは。まさか韓国で点けたテレビで“サラリーマンNEO”を見せられるとは!風呂に入って疲れを取り、缶ビールを開けると花火の音が聞こえた。団地ビルの向こうに少しだけ大輪の花火が見えた。漢江で上げているのは間違いない。鷺梁津のあたりだろうか。花火が終わったんで再びテレビ。男子フィールドホッケー、韓国×ドイツ。最終予選で日本がどうにもならなかったドイツ相手に韓国代表は互角の戦いをしていた。


土曜の朝。腹は減っているが喰いたいものがあるので開店までがまん。再びテレビを点けると、韓日サッカーライバル史のような番組をやっていた。当然、ドーハの“あのシーン”は何度も画面に出てくる。インタビューに応えるカズの映像は失笑を禁じ得ないが、Jリーグの盛り上がりを表現するのにリキの親父さんが出てくるとは。チャンネルを変えると天気予報だ。日本が島根県隠岐郡隠岐の島町所属とする『あの島』の天気を律儀に放送するんだね。“普通”の住民は誰もいないはずだけど。
時間が来たので地下鉄で光化門へ。西鐘路の参鶏湯屋。烏骨鶏湯====ThisIsTheErrorMessege====が2万ウォン。前回の訪韓で食べた江南の男性健康参鶏湯と違って実にあっさり。あっさりし過ぎているくらいだけど、朝9時から喰うのならこれくらいがいいかもしれない。
喰い終えて、地下鉄を乗り継ぎ高速ターミナル。今日の観戦予定は、午後3時から大田W杯補助。はじめの予定ではW杯競技場を使う予定で、あの観客ガランガランのNリーグをW杯メインでやるのか!と激しくわくわくだったのだけど、やがて補助に会場変更。だわなあ。ま、どっちにしても大田で3時なら、急ぐ必要もない。高速バスでよいのだ。ただし、昨日が祝日ということは週休2日制なら3連休。渋滞は多少心配ではある。
窓口を見つけて「テジョン、ウドゥン、ハンジャン」。出てきた切符は10:40発のバス。おいおい、あと5分しかないではないか。慌てて乗り場を探す。見つけた大田行のバス乗り場。運将にチケットを見せて「これ?」と訊くと隣のバスだという。10:40、定刻に出発。乗客は8人しかいない。しかし、韓国の交通機関の料金は格安だ。ソウル=大田の優等バスが12000ウォンとは。仁川空港のKALリムジンより安いではないか。

すぐに高速1号京釜線に乗る。ほら始まった渋滞、と思ったらなんと最内側車線は高速バス専用レーン====ThisIsTheErrorMessege====なのだった。これは実にありがたい。ま、たしかに高速バス大全盛の韓国だもん、このくらいの施策は採らないと。途中のサービスエリアで2度休憩。その際に売店をまわってみたのだけど、日本でもお馴染みのロッテ・アーモンドチョコレートが1800ウォンだった。朝、コンビニで買った単3アルカリ電池も2本で1600ウォンだったし、一般消費財の値段は日本とそんなに変わらないかもしれない。ほぼ予定通りの時間に大田高速バスターミナルに着いた。
ここからは市内バスで大田駅と思ってたのだけど、いやあ路線図が思いっきり不親切。数分逡巡したけれど、距離を考えたらタクっても知れてるなと安直に拾ってしまった。大田駅まで2700ウォン。市内バスはおそらく1000ウォンだろうから、約3倍。200円しか違わないという言い方も出来る。

大田駅。次の移動分だけはKTXのチケを出しておいた方がいいな、とここは確実に筆談で特急券の前売りを購入。さて昼飯だ。ロッテリアは混んでるし店員あまりやる気なさそうだし、でフードコートで石焼きピビンパにした。先にカネを払うと呼び出し番号を渡され、出来上がりの番号が表示されたら呼べば持ってきてくれる、言うなれば“長田in香の香”方式か。ピビンパはともかく、附属のミソスープがホントにミソスープといったシロモノで、これちゃんとダシ取ったか?
ここからは地下鉄。“世界杯競技場”駅というのがちゃんとある。切符というよりトークンが出てきて、それを改札にタッチ。降りるときはトークンを集札器に投入して出る方式。“世界杯競技場”駅は、大田というより儒城温泉のさらに郊外にある。大田駅からだと30分かかる。思っていたより遠い。

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