cyic.co.uk 吉田鋳造総合研究所
travelnotes : overseas
【KOREA-02】 1999/05/05 セマウル号に乗って
▲home ▲index <<prev next>>

ソウルの朝は霧が迎えてくれる。とロマンチックな書き出しも可能だが、これって実はスモッグなんじゃないの?

朝の6時。まだ街は動き出したばかり。今日はソウル7時半発のセマウル号で浦項に向かう。Sun'sSon氏に頼んで前売りで特急券を買っておいてもらったのだ。6時半にホテルを出て、地下鉄でソウル駅へ。

====ThisIsTheErrorMessege====

ソウル駅はごったがえしていた。平日の雰囲気ではない。日曜日の東武浅草に似たせわしさ。あとで知ったのだが、韓国でも5/5はこどもの日で祝日なんだそうだ。まだ改札も開かないので、朝飯を目当てにコンコースをうろつくものの、これといって食べたくなるものもなく、マクドナルドも開いていない。本来なら7時から開店しているはずだが?ウロウロしている間に時間が来てしまったではないか。

ホームに下りると、浦項行セマウルはなんと8連×2の16両。こんなに乗るんかいな。最後尾のトゥクシル====ThisIsTheErrorMessege====車は、空調もほどよく効いていて、渋めの配色もいい雰囲気。セマウルに乗るのならせっかくだから利用したいね。トイレに行く際に通り抜けて見たが、一般席は結構な埋まり具合。3分の1程度の乗車率。車内の匂いが両者でまったくといっていい程違っていた。
定刻に発車。新聞などを開きつつ、外を眺める。しかし、これがもう退屈というかなんというか。日本の鉄道に詳しいひとは、北陸線の福井=加賀温泉間を思い出してほしい。つまり、見るべき景色は何もない。韓国国鉄京釜線は全線非電化なのだけれど、途中に何箇所か工事途中の新線をみつけた。そこには架線柱も立っていたけど、駅間にぼそっと工事線があって架線柱立ててどうしようというのだろう?この様子では、まずW杯には間に合わないだろう。観戦客の輸送には苦労しそうな雰囲気、ではあった。
大田を過ぎて、列車はいよいよ芦原温泉=加賀温泉間のような雰囲気の中に入って行った。日本と車窓で決定的に違う点は、畑が広がるのんびりした景色の中に、突然高層マンションがボコボコと現れることだ。食糧事情のために農地の宅地転用が厳しいのか、それとも韓国の人は土地を所有するという意識が日本と違うのか。なぜこんな田舎の光景にマンションが?との違和感は、結局終点に着くまで続いた。

====ThisIsTheErrorMessege====
====ThisIsTheErrorMessege====

大邱市の中心にあるのは東大邱駅。ここで結構な数の客が降りる。ここから列車は幹線の京釜線からローカル線の大邱線に入って行く。そして、ここから食堂車が営業開始、らしい。我々は朝から車内販売のアイスクリームを食べただけ。そろそろ限界だあ、と食堂車に移動した。
メニューは数種類。駅やバスターミナルの食堂にありそうな感じ。いずれもW9500。これは韓国の食事代としては高い方だ。Sun'sSon氏はプルコギ定食、私はコムタン====ThisIsTheErrorMessege====にした。コムタンはいたって淡白、もう少しアクセントが欲しいな、と添えてあった粗塩やらコチュジャンやらを西原理恵子よろしくテキトーにどかどか放り込んでみたら、味覚のバランスがめちゃくちゃになってしまった。泣である。
列車は慶州に到着。国際的な観光都市だが、乗降客もそんなになく静かなものだ。ここで列車は進む向きを変えて浦項へ。車窓はもう完全にローカル線のそれである。仕事もなくなった車掌氏は空いている座席に座って新聞を読み始めた。国鉄ならではの光景かな?やがて、前方に大きな街並が近づいてきた。浦項に到着後、件の車掌氏にパスポートを見せて列車の撮影許可を求めたら快諾してくれた。

▲top <<prev next>>