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【HONGKONG-04】 2010/12/13 午前6時のキングス・ロードは~♪
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帰国の朝、午前5時半。香港はまだ真っ暗だ。チェックアウト。そして重い荷物を引きずって、地下鉄の方へは進まずに、路面電車の道へ。昨夜、最後に電車を降りる際、タコの残額がHK$2.2とわかった時にルートは決まった。中環へは路面電車で行こう。
昨日の朝食を食べたマックはまだ営業していない。何本か馬地====ThisIsTheErrorMessege====行を見送って、やって来た初発の上環行に乗車。さすがに大きなキャリーバッグを担ぎ上げて2階席というわけにもいかず、1階席で始動を始めた香港の街を見る。まだ暗い空の下、電車にはすでに立ち客もいる。でも、銅鑼湾を過ぎるとどんどん客が減って、空が明るくなり出した頃に着いた中環ではずいぶんと空席が。金鐘や中環というのはビジネス街。高収入の方が働くエリアで、初発の路面電車に2ドル====ThisIsTheErrorMessege====でやって来るということはないのだろう。ぼくは中環で降りた。タコをピッ。残額、HK$0.2。これで、失効しても未練はない(笑)。
道路脇に停めたトラックから新聞の束が下ろされ、それを大勢の男が開封して何部ずつか抱えて去っていく。新聞束を包んでいたビニール袋や紐はそのまんま。それを、緑のビブスをつけた衛生作業員がすぐに片付けていく。いいか悪いか、についてのコメントは控えたい。日本では考えられないということ、そしておそらくそれが香港のリズムだということ。

朝早いけど中環だからマックくらい開いているだろうと思ったけど、見当たらない。開店したばっかのパン屋があったんで覗いてみたけど、なんか高いぞ。で、通りを1本海側に行ってみると、あらこんなところに吉野家が(笑)。カウンターで注文、番号の書かれたレシートを受け取り、その番号が呼ばれたら商品を受け取って席で食べるというスタイル。ここにも、前日のマックと同じく日本にはないメニューがあった。並盛り丼の右半分にブロッコリーや輪切りニンジンとかの温野菜、左半分は鶏の照り焼き。日本茶がついてHK$17。これは安い。中環の朝でこの値段でメシが喰えれば上出来でしょう。実際、注文カウンターの行列が絶えることはなかった。

さ、朝飯も喰ったし、機場へ移動しよう。機場快線に乗って。とにかくイミグレも早めに通過しておこう。職場用の土産が1つ足りないことに気づいて、中国菓子店で雲呑仔というのを買った。係員のおばさんに「よんじゅうごどるです」と日本語で言われた。今回の旅行で、抵港から離港までで話しかけられた唯一の日本語だ。一度も日本語を言われずに済むかと思ってたのに。ちっ(苦笑)。

帰りの常滑行は台湾・桃園経由だ。台湾から乗ってきた女性は「国立桃園高等中学」と書かれたパンフを持っている。修学旅行だろうか。どうやら、ぼくの2つ右の席の男性と一緒のよう。彼のクリアーファイルには「信州・松代」と書かれていた。なるほど、雪を観に行くのかな。彼はツアー・コンダクターらしく日本語ペラペラ。右隣の日本人観光客と話してたけど、立山黒部アルペンルートの“雪の壁”なんかは台湾の観光客に大人気なのだそうだ。
常滑に着いた。時計を1時間進めよう。イミグレもサクサク通過。税関では2,3の質問を受けたけどカバン開けろとは言われなかった。もちろん、言われて困るモノは入っていませんよ(きぱっ)。想定してたより1本早い電車に乗れて、岐阜の自宅に着いたのは夕方の5時過ぎだった。

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