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【HONGKONG-04】 2010/12/11 match:2-南華×傑志@大球場
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初めての香港大球場は、くそバカでかくしたレベスタ。3階席は空けていない。2階席もそれほど入っていない。1階席はほぼ埋まっていた。両チームにちゃんとサポ集団がいる。ゴール裏に展開ではなく、メインスタンドをホームの南華、バックスタンドがアウェーの傑志。そんな感じ。まだ空いてそうな傑志側で観ることにした。
初めて香港で観戦した試合が実は南華×傑志====ThisIsTheErrorMessege====で、あの時はカウンターの傑志が善戦するも結局は地力で南華が押し切りという試合だった記憶がある。そりゃ南華といえば香港を代表する伝統も実績もあるサッカークラブ====ThisIsTheErrorMessege====だ。ぼくは長良川メモリアルで南華を観たことがある。====ThisIsTheErrorMessege====しかし、いまは南華に数では劣るものの傑志====ThisIsTheErrorMessege====にもちゃんと太鼓&チャントのサポがいる。南華のチャントは「ちゃんちゃんちゃちゃちゃん、SCAA!」とか「ぱーぱーぱぱぱー、ぱぱぱぱー、なんふぁ!」とか。『大脱走』も歌っている。傑志は「ぱぱぱ、きっちー!」。前半はそのまま0-3で終了。
売店に並ぶ観客。一番手前の売店は空いていたので覗いてみたけど、なんか値段が高そうだった。自由競争なのかしらん。席に戻って電光掲示を視ていると、「香港スタジアムは太鼓禁止」なんて出てきて。でも、よく読むとリーグが許可したらOKみたい。
後半開始。南華の左からのクロスを傑志GKが鮮やかなフィスティング・ミスでボールは後半から出場の南華・7番====ThisIsTheErrorMessege====の目の前に。ただヘッドで無人のゴールに押し込むだけで南華が1点返す。一気に盛り上がるメインの南華サポと観客。しかし、南華は右2列目の8番====ThisIsTheErrorMessege====が警告2回で退場になってしまう。やがて、傑志は左サイドを抜けた20番がいいクロスを上げると相手ゴール前に単騎で突っ込んできた18番の佐迪====ThisIsTheErrorMessege====にピッタンコ、ヘッドで豪快に叩き込んで1-4。これで試合は見えたかな?と思った。傑志はボランチの10番====ThisIsTheErrorMessege====がいい。うまくボールを散らしている。一方の南華は1人少ないのでとにかくアーリークロスで1トップにDFラインを抜け出してもらうしかないのだけど、それが奏功して残り10分くらいに胸トラップから右足で蹴りこんで2点差。ここからは叩きあい。傑志のFW19番が何度も南華の浅いDFラインを抜け出そうとするが微妙な判定でオフサイド2回。アツくなったバックの傑志寄り観客は副審を指差して「それ違うだろ!」と大声。傑志GKが何回も壊れて(笑)試合が止まったこともあってアッドタイムは8分!必死の反撃を行う南華。結局、また7番が左からのFKを直接入れたかで1点差まで詰め寄るも、そのプレーがラスト。3-4でなんとか傑志が逃げ切り勝ちだ。

内容的にも雰囲気的にも圧倒的に小西湾より面白い試合だった。あとで知ったのだけど、この試合は香港甲組で首位と2位の対決だったようで、勝った傑志が勝ち点で並び得失点差で首位になったのだそうな。ちなみに公式では観客数4,522人。でも、もうちょっと多いような気がしてた。
そしてもう一つ、「やっぱり中国のヒトなのかなあ…」と思ってしまうのが、乱闘の発生。小西湾の試合でも流浪隊GK退場の直前に乱闘が起きてるし、この試合でもセンターライン付近での接触プレーをきっかけに両チーム乱れてのガヤガヤ。その際にものすごい勢いで傑志GKが走ってきて乱闘に参加したのには笑ってしまったが、日本だったら両チームに退場者が出てもおかしくない状況だ。

試合が終わってぞろそろとスタジアムを出てくる観客。出てすぐ右側に堅尼地域行『5B』臨時バスが停まってたので発作で乗車。しかし、なかなか発車しない。スタを出た大勢の観客が道路を歩いて銅鑼湾の方に下っているのでバスが動けないのだ。うーむ、無法地帯(笑)。数分は停まってたろうか、ようやく警察が整理したようでバスが動き出した。銅鑼湾まで降りてしまうと渋滞がやっかいな気がしたで、手前の邊寧頓街で降りて数分歩いて、銅鑼湾から地下鉄を港島線→将軍澳線→観塘線と乗り継いで九龍湾まで移動する。

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