cyic.co.uk 吉田鋳造総合研究所
travelnotes : overseas
【HONGKONG-01】 2000/12/29 クリスマス電球
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教えられたところとはちょっと離れていたが、なんとかユニ屋====ThisIsTheErrorMessege====を見つけることが出来た。特に怪しい雰囲気はないので日本人にも安心だ。香港リーグのものは充実していたが、期待していた中国リーグのユニは大連のみ。今年モデルがHK$450で、昨年モデルがHK$250。決して安くはない。ということはバッタ屋ではなさそうだ。いろいろ見ていると、アルビレックス新潟が置いてあって驚いた。なぜだ?値段も驚愕のHK$1100。欧州モデルはやはりプレミアとセリエ。レア物としてはラピッド・ウィーンとクリスタルパレスか。カードもVやMは使える。Sun'sSon氏に頼まれた大連のユニと、自分用には快譯通====ThisIsTheErrorMessege====の昨年モデルと、昨日の試合で感動したお礼で晨曦の今年モデルを買った。

さすがに疲れてきたのでホテルに戻ることにしよう。でも、ただ戻るだけでは面白くない。有名な北角の路面電車折り返し====ThisIsTheErrorMessege====を見てから船で戻ることにした。銅鑼湾まで来れば北角行電車はガラガラという情報だったのだけど、やって来る電車はぎゅうぎゅう詰めの満員。なんとか2階席にたどりついたものの、こちらは右腕が塞がっている。荷物を左手に下げてなんとかバランスを取って立っていたら、地元のおじさんが席を代わってくれた。席を譲られたのは人生で初めてのことだ。ぎゅうぎゅう詰めの車内も、さすがに終点が近づくと空いてきた。問題の北角の折り返し線に入る。昔はもっと凄かった、ってんだから恐ろしい。

北角の終点で降りて、しばらくドタバタを楽しんだあと、渡船場まで歩いた。北角からは新渡輪====ThisIsTheErrorMessege====だけが出ている。紅九龍城====ThisIsTheErrorMessege====へそれぞれ20分ヘッド。目の前で紅行が出てしまったので九龍城行に乗ることにした。船が九龍側に近づくと、右側になにもないのっぺらな空き地が広がっている。これがかつて世界一着陸の難しい空港といわれ、そのために逆にほとんど事故がなかった『啓徳空港』の跡地だ。その頃は、この船からひっきりなしの離着陸が見られたはずで、航空マニアな人たちも大勢利用したはずだが、いまでは地元客もあまり乗らない鄙びた航路になっている。

九龍城の桟橋に着いた。桟橋前の広大なバスターミナルに人影もバスの姿も少ない。ここから尖沙咀まで直接行くバスはないので、油麻地====ThisIsTheErrorMessege====まで行く。ここの本屋で、イングランドサッカーの本「クラブ・カラーズ」を探したが見あたらなかった。香港には大きな本屋というのはあまりないらしい。地方指南の2001年版を買った。まだ少しだけ時間があったので、地下鉄で尖沙咀まで出て、裕華百貨店====ThisIsTheErrorMessege====の土産物コーナーや音楽無限====ThisIsTheErrorMessege====などをひやかし、黄昏時の海岸に行ってみた。香港文化中心の裏側。缶ビールでも呑みながらゆっくり時間が流れるのを楽しみたい、そんな風景だ。
ホテルのロビーに戻る。今日は先発隊にとっては最後の夜。湾仔のレストランで中華を喰らう。連中が行きつけだった中国大酒楼はつぶれていたとの話で、今回は少し離れたところの龍門大酒楼で行うことになった。地下鉄で移動する。1日九龍と港島をウロウロして、地下鉄で海峡を越えるのは実は初めてだったりする。金鐘====ThisIsTheErrorMessege====で乗り換えて湾仔へ。駅からすぐのところにその店はあった。地元の中流クラスの家族連れが利用するような感じの店。5人だ、と仲間の一人が身振りで示すと、店員さんの中でヤップンという言葉が聞こえた。日本人だとすぐにバレたようだ。適当に料理を頼み、サンミゲルで乾杯。ここまで読んでくれた人はわかると思うけど、実は鋳造はホテルの朝飯以来何も食べていないのだ。右腕が使えないクセにまあよく喰ってしまった。日本で食べる中華料理と違って油が全然カラダにもたれないのはなぜだろう。締めで頼んだ炒飯もなかなかの品。やはり炒飯はインディカ米だな。値段は一人¥3000くらい。中華大酒楼の頃は¥2000で済んだとのことだが、これだけ飲み食いして¥3000ならOKでしょう。

連中はホテルに戻って部屋で2次会だとのこと。私は尖沙咀の駅で彼らと別れ、有名なクリスマス電球====ThisIsTheErrorMessege====を見に行った。香港島の夜景はヴィクトリア・ピークからのものが有名だが、この時期はやはりこっちだ。行ってみると、先程の黄昏時の光景とはまるで違う絢爛たる世界が広がっていた。ゲロ袋オハユニ氏によると、2年前より電飾は派手になっているとのこと。30分近く、港島の景色を眺めていた。ホテルに戻る途中、重慶マンションの前のインド人にニセモノ時計ロレックスと声をかけられた。このインド人は、香港人にはまったく声をかけないクセに、日本人にはニセモノ時計ロレックス見るだけOKと声をかけてくるらしい。私もしっかり見破られた====ThisIsTheErrorMessege====というわけだ。
ホテルで先発隊の感想戦にまぜてもらう。信和中心のH系の店で1枚HK$10の安ソフトを買ってきたというヤツが持参のPCで鑑賞会をしようとするが、マシンがディスクを認識しない。どうもおかしい、とCDを取り出してみると、そのCDには溝というものがなかった。パイパン・ディスクを売りつけられたようだ。彼はその店で5枚購入したのだが、なんと5枚ともパイパンだった。ラベル面にはそれなりのシールが貼られていたので、なかなか芸が細かいことをする。彼らは明日帰国、朝早いようなので私も自室に戻った。ちょっと疲れたけれど、いよいよ明日は中国広州だ。寝坊するわけには行かない。

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