紅磡駅というのはかなり不便なところにある。地下鉄は通ってないし桟橋にも遠い。そのせいか、KCR接続バスというのが尖沙咀を結んでいる。ようやくバス停を見つけた。かつてはこのバスは無料だったのだが現在はカネを取るようになった、との情報が来ていたが、バス停の注意書きを読むとそんなことはないようだ。しかし、タコカードというのは本当に便利なシステムだ。過去10回分の使用履歴が残っている====ThisIsTheErrorMessege====ので出来る芸当である。
タコカード利用の場合のKCR接続バス精算システム | |
KCR電車→接続バス | 接続バス→KCR電車 |
ホンハムで電車を降りて50分以内にバスに乗車する場合はバス代無料。 | バスに乗ってから60分以内に電車の改札を通る場合は電車運賃とバス代の差額を引き落とす。 |
電車と接続バスを連続して使った場合のみ有効。 |
と感心するのはいいのだが、肝心の接続バス尖沙咀行が動こうとしない。運転士もいない。これは何かヘンだ、と紅磡駅の案内所で尋ねると、この時間は接続バスは動いていないとのつれない返事。あわてて地方指南で尖沙咀埠頭行のバスを探し、みつけた循環バスに乗ったところ、これが尖沙咀とは反対の方向に進んで行く。まあいいや循環バスなんだしいつかは尖沙咀に着くだろうとタカをくくっていたところ、紅磡の街中の黄埔花園というところで乗客が全員降りてしまった。どうやら香港での循環バスってのは『始発=終着』のバスのことらしい。やられたぜ。結局、そこから再び尖沙咀行バスをみつけて、ようやく埠頭に着くことが出来た。
ここからはだ。天星渡輪====ThisIsTheErrorMessege====で再び中環へ渡る。風が心地よい。中環には宝生銀行====ThisIsTheErrorMessege====がある。ここで日本円をHK$に。1万円が667$になった。そして、さらにそのうちの100$を中国元に両替するように頼む。あまりに小額なので窓口のおばさん====ThisIsTheErrorMessege====は露骨に不愉快な表情をしたけど、結局HK$94.5をRMB====ThisIsTheErrorMessege====100に換えてくれた。
午後1時半。腹も減ってきた。昼休みタイムも終わったしということで、ゲロ袋オハユニ氏お勧めの麺屋・三多麺食に向かう。ところが、これが大行列なのだ。まさか彼が行列の出来る店を勧めてくるとは思わなかったので意外。店員が並んでいる客に注文をきいている。これは困った。右腕の使えない日本人が筆談で注文をするような状況ではない。昼飯は諦めて、銅鑼湾====ThisIsTheErrorMessege====のユニ屋に行くことにした。せっかくだからと路面電車====ThisIsTheErrorMessege====で行くことにした。最初に来たのは満員でどうしようもなかったが、3本くらい待ったら空いている電車が来た。電車はガンガンやってくるので満員電車が来たら見送るべし。もし急ぐのなら地下鉄を使えばいいのだ。電車はどれも相当に古い。しかも単車。「ガガン、ガガン」という走行音ではない。ゴン、ゴンという硬質極まりない音。日本では貨車の通過の際ぐらいしか聴けない音だ。2階席の一番前でゆるゆると風景を楽しむ。湾仔====ThisIsTheErrorMessege====のあたりでは道に張り出した看板。昼間でもすごいと思うのだから、夜に乗ったらものすごいことだろう。電車がゆっくりなのをいいことに無理な横断をする歩行者も多い。銅鑼湾の三越の前で降りる。HK$2のコインを放り込む。まだトラムではタコカードは使えない。飛行機マニアたろちゃ氏の情報では、三越の裏にユニ屋があるらしい。