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travelnotes : overseas
【HONGKONG-01】 2000/12/28 旺角大球場にて
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旺角====ThisIsTheErrorMessege====大球場の場所はわかっている。尖沙咀の地下鉄駅から太子へ。スリが多いという話だったのであえてボロボロの服を着ていったのだが、それでも地下鉄の車内では警戒してしまう。太子駅で外に出てふと思い立った。まだぼくは香港のカネを1ドルも所有していない。これではサッカーのチケットが買えないではないか。まあ、でもこの街では銀行を見つけるのはコンビニを見つけるより簡単かもしれない。中国商業銀行を見つけ、ビルの壁に埋め込まれたATMでHK$900をキャッシング。これで準備OK。
でも結局キックオフの時間には間に合わなかった。15分の遅刻だ。しかたない、これでも結構急いだのだから。途中でみつけたサークルK====ThisIsTheErrorMessege====でミネラルウォーターを買い、さあて角を曲がれば旺角大球場………………閉まっている。ひとの気配がない。あれ?旺角大球場ってのはここじゃないのか?しかし所有の地方指南====ThisIsTheErrorMessege====から考えるにここしか考えられないが。ここは裏口か?とスタジアムを半周。中から歓声が聞こえるでもない。この時アタマに浮かんだのは、「日程変更」「会場変更」という最悪の事態だった。とりあえず情報を仕入れなければならない。結局スタジアムを1周し、さっきのサークルKで香港の新聞を買う。話には聞いていたが、香港の新聞は毎日が元日の全国紙といった感じで冗談のように厚い。逆に言えばスポーツ欄は独立しているので見つけてしまえばラクといえばラクだ。香港リーグカップは旺角大球場で第1試合は17時45分で第2試合は20時よりとのこと。なあーんだ、要するにどこかで約2時間つぶしてくればいいわけだ。

では、と旺角周辺のタウンウォークとしゃれこむことにした。こちらはなにせ右腕を固めているのでそうそう派手な行動は出来ない。ゲロ袋オハユニ氏の旺角情報では、とりあえず電脳屋の星際城市とアイドル屋の信和中心は必須だな、と。太子駅の近くで場外馬券売り場====ThisIsTheErrorMessege====が開いていた。沙田====ThisIsTheErrorMessege====馬地馬場====ThisIsTheErrorMessege====も開催してないはずだが、マカオの場外売りでもやっているのだろうか。太子から南に歩けば星際城市が先に見つかるはずだったのだが、気づいたら信和中心====ThisIsTheErrorMessege====に着いてしまった。ビルがまるごと芸能系と日本サブカル系(バッタもあり)で占められている。4階まで上ってみたものの、自分が買いたくなるような商品には出会えず、人の波にあてられただけ。ここからKCR====ThisIsTheErrorMessege====旺角駅まではそう遠くないので、30日の広州行きの切符を買いに行った。直通列車が停まるわけでも地下鉄の乗換駅でもないのにかなり立派な駅舎に少々驚いた。直通列車専用の窓口で筆談。8:25ホンハム発の広州東行き列車の特等を1枚。左手で書いたたどたどしい字体だけど、ちゃんと読み取ってくれた。でも駅員から見せられた切符は特等ではなく1等。特等席はない、という。売り切れなのか?そもそも特等の設定がないのか?とにかく1等席で行くしかない。HK$190を払う。

のは強いねえ。でも、台風とかは大丈夫なのかな?" id="messe104">

そうこうするうちにサッカーの試合開始時間が近づいてきた。会場に売店があるかはわからないし、夜の10時までサッカー場にいるのならちゃんとした夕飯を食べておきたい。ゲロ袋オハユニ氏の情報では、太子の始創中心====ThisIsTheErrorMessege====の地下1階に屋台市のような食事コーナーがあるという。行ってみると、まだ夕食の時間には少々あるせいか、店内はガラガラだった。ベトナム料理専門のコーナーがあってここの越式海鮮炒飯がうまいということだったが、時間がないので屋台街の普通の?海鮮炒飯にした。言葉が通じないのでぶら下がったメニューを指差すだけ。店のおばちゃんが話し掛けてくるがまるでわからない。するとおばちゃんは蓋付きのポリ容器を取り出した。テイクアウトか?と尋ねていたようだ。後ろの飲食用スペースを指差すと、おばちゃんはわかったというような身振り。

炒飯は出来上がるまで少々時間がかかる。他の客は定食のようなものを頼んでいた。主食は白飯・粥・炒麺などから選び、おかずは店に並べられた作りおきのものから2品選ぶ。それにスープ。このセットがHK$22。おかずを3品にするとHK$24らしい。次からはこれだなと思いながらHK$30の海鮮炒飯を待つ。出てきたものはまさに普通の炒飯だったが、さすがにインディカ米は炒飯に合う。火力のせいか油のせいか、くどさもない。しかもまた量が多い。ガツガツと平らげてしまうと試合開始まで10分くらいだ。例のサークルKで再びミネラルウォーターを買ってサッカー場へ。当然、門は開いていたが、入り口に近づくと係員に呼び止められた。ペットボトルの持ち込みがいけないらしい。カバンの中に入れろ、という。言われた通りにデイパックに入れてゲートへ。チケット売り場はなく、入り口でHK$80を払うと券をもぎって通してくれた。2試合通しの料金だ。カバンの中身検査があるわけでもないし、なんともアバウトな話だ。

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