海の上のチェクラプコク国際空港に到着。
でけえ。冗談のようなデカさだ。香港のイミグレを拍子抜けするような簡単さで通過した。さて、事前にインターネットで仕入れた情報では、サッカーの試合は旺角で1545キックオフということで、もう1時間半しかない。機場快線のカウンターではタコカードがクレジットカードで買える。当然ノーマルモードのをサクサクと購入。単に街に早く出るには機場快線が便利なのだが、九龍駅からホテルまで遠そうだし、やはり運賃が通天バス====ThisIsTheErrorMessege====の倍とあっては選択肢には入らない。他の客達と一緒にバス乗り場に向かうと、尖沙咀====ThisIsTheErrorMessege====方面のA21系統が発車寸前であった。慌てて飛び乗ってタコカードをピッ。これでぼくのカードからHK$33が減算された。まったく、よく出来たシステムだ。
八達通【タコカード】が使える交通機関(2000年12月現在) | |
機場快線 | MTR香港地下鉄 |
KCR九広鉄道 (ホンハム=羅湖) | KCR軽便鉄路(元朗=屯門) |
九巴=九龍バス | 城巴 【広州直通便を除く】 |
新巴=新世界第一バス | 専線小巴====ThisIsTheErrorMessege====【一部】 |
ピークトラム | 天星渡輪(StarFerry) |
八達通【タコカード】が使えない交通機関(2000年12月現在) | |
新渡輪(FirstFerry) | 珊瑚海渡輪(CoralSeaFerry) |
港島電車(Tram) |
バスはランタオ島の高速公路を70km/hくらいのゆっくりしたスピードで東に走る。空港が出来る前はただのどローカルな島だったんだろうなあ。途中、機場快線の電車と何本もすれ違うが、悲しいほどに客が乗っていない。ダンピングは未来永劫続くのではないだろうか。青馬大橋を渡ってトンネルをくぐれば、もう九龍半島の埋め立て地だ。船舶用の大型コンテナの山は、ここ香港が一大貿易&消費基地であることを教えてくれる。そして広大な埋め立て地。香港はいまでも建設進行中なのだ。かつての九龍半島西岸道路を走り、バスは九龍の街並に入っていく。香港名物の道路に突き出した看板も、昼間だからかあまり衝撃的ではない。彌敦道====ThisIsTheErrorMessege====に出た。太子====ThisIsTheErrorMessege====の聯合広場前。狭い歩道には歩行者があふれかえっている。片側2車線の道路を南へ。バスとタクシーばかり。日本の常識では大渋滞となるはずの光景だが、車両は多いものの渋滞する感じもなくバスは走っていく。先頭で眺めているうちに渋滞が発生しない理由がわかってきた。
1.駐車違反がない。
結局、香港滞在中に違法駐車車両による渋滞を一度も見なかった。よほどの金持ちでないと香港でクルマを持てないということもあるだろうけど、おそらく駐車違反は厳罰に値するものなのだろう。
2.歩行者用と車両用の信号のリンク。
横断歩道を渡る歩行者のために右折車あるいは左折車が止まることによる渋滞がない。逆に言えば、交差点を曲がる車両は歩行者が横断途中だなんてことはありえないとばかりに突っ込んでくるので、日本のように歩行者用信号が黄色になってからタラタラ渡り始めるなんてことをするとあっという間に交通事故になる。香港の交差点の交通制御の一例は下のとおり。
通天バスは電光掲示でホテル名を出してくれるので安心。もちろん普通のバスではこんな親切表示はない。ミラマーの表示が出たところでバスを降りた。香港のバスは柱にベルがついているのでこれを押す。降りたところはミラマーのショッピングセンターの前だった。少しだけ歩いてホテルでチェックイン。料金払い済の予約確認書を出す。クレジットカードを出せというので、朝食は別料金だったかな?と思ったのだが、どうやらただのディポジットだったようだ。部屋に入ったのは3時20分。もうキックオフまで30分もない。さっそく荷物を置いて出発だ。