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travelnotes : overseas
【EUROPE-01】 26/04/2003 ピカデリー7時
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再びManchesterVictoriaに戻ってきた。もう18時あたりなのだけど、雨も上がって日が高いのなんの。ちょうどローカル列車が出発するところだったので、ベンチに座って眺めながらしばし休憩。Oldhamでいろいろ買い過ぎたか、荷物が相当重く感じる。
Metrolinkで中心部PiccadillyGardenへ。ここは近郊各地へのバスターミナル====ThisIsTheErrorMessege====にもなっていて、2階建てバスがぞろぞろ。でもぼくの目的は違った。ここには香港で惚れてしまったMarksAndSpencerがあるはずなのだ。店は確かにあった。しかし、そこはただの食料品店で、衣料品なんか置いていない。MarksAndSpencerは英国ではメジャーなスーパーマーケットだということを思い出した。残念。うろうろ歩いてたらPRIMARKという安売り衣料店を見つけた。パンツが3枚4ユーロ、靴下が5枚3ユーロ。要するにユニクロ。ぼくも下着を2セット買った。これまでは例によって着た下着はホテルで捨ててきたのだ。ところで、英国だなあと思ったのが営業時間。中心街の店で土曜日なのに午後6時半に閉めてしまうのだ。ぼくがこの日の最後の客だったかもしれない。
手配師たろう君から電話があり、Saleのホテルに向かうという。Metrolinkに乗ってSaleに着いたら電話してくれと言われOKしたが、試しにこちらからかけようにもどうにも電話がつながらない。連絡がつかない以上Saleに行っても合流はむずかしいので、空港のホテルに戻ることにした。というわけで再びPiccadilly駅へ。

18:53発車のLondonPaddington行特急が出発準備中。おじいちゃんと男の子が発車前の列車を見ている。すると運転士が「坊や、乗ってみるかい?」と声をかけた。男の子は喜んで運転台へ。いい思い出になることだろう。彼らは列車が見えなくなるまでホームから見送っていた。
次の空港行列車までちょっと時間があるので本屋に行くと、“When Saturday Comes”という雑誌を見つけた。紙質がちょっと悪いけどちゃんとしたサッカー雑誌。ゴールキーパー特集ということだったが、パラパラめくっていて驚いた。2ページに渡って、我らがテソ君====ThisIsTheErrorMessege====のレポートがあるじゃないか。彼は試合には出られないけどEnglandにいることに満足している、というようなことが書いてあった。なかなか貴重な号かもしれない。

19時を過ぎたPiccadilly駅は喧噪とも言い切れない中途半端な雰囲気。無料配布の時刻表を適当に集めてから、空港行列車に乗った。まあまあな乗車で「ほほー」と思ったのだけど、空港から市街に出た時に乗った列車と違ってこれは各駅停車なのだった。途中駅で土曜の午後を市街で過ごした市民が降りていく。空港まで乗っていた客はわずかだった。

空港のホテルのロビーで待機していると、たろう君から電話が鳴った。空港にいる旨を伝える。15分ほどして彼らはクルマでやって来た。とりあえず部屋へ。「テレビ見ましょう」と誰かが言う。何かやってたか?とつけてみると、おやおや。これが“Who Wants To Be A Millionaire?”====ThisIsTheErrorMessege====ですか。照明効果やBGMから「Final Answer?」まで同じでなんとなくおかしくなってしまうが、同じなのは当たり前で、日本で放送する際に「極力同じにするように」というのが契約条件だったのだそうだ。司会者の持つ雰囲気にまで言及していて、それでPickUpされたのがみのもんただった、とか。ただし、本家の放送ではFinalAnswerから正否発表までのにらめっこはなかった。


さて、遅くなったけど食事に行こう。ホテルにもレストランはあるけど、クルマもあるしここは外に行きましょうということになった。

「“たんぽぽ”行きましょう」
「たんぽぽ?」
「サイトのネタに持ってこいですよ」

なんだろう、どんな店なんだろう。

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