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travelnotes : overseas
【EUROPE-01】 prologue 直前まで続くぬかるみぞ
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出発直前ではあるが、いろいろ検討を重ねているうちにRochdaleがだんだん遠いものになっていった。
まず、駅から遠い。『恐ろしい本』====ThisIsTheErrorMessege====によると、Rochdale駅から2マイルとのことだが、地図で調べると2.5マイルはありそう。バスなんかあてにならないし、駅前にタクシーがいる保証もないそうだ。
次に、HomeStadium====ThisIsTheErrorMessege====のキャパ。これまた『恐ろしい本』によると、フルキャパで約9200人でシートが4800人。ってことは、およそ半分がテラス====ThisIsTheErrorMessege====ってことですかい?!もちろんテラスで観戦した方が本場っぽい雰囲気は味わえるだろうけど、自身の年齢を考えるとやはり引いてしまう。

そこで出てきた代替案がOldhamAthleticの試合。ここはDiv2で6位とプレーオフ圏内ぎりぎり。この試合に勝てば進出が決定する。そして、ここで観戦すればRochdaleにおける不安はほぼ解消される。
駅から近い。これは嘘。「遠くない」が正しい。最寄り駅はOldhamWernethだが、1.5マイルくらいの距離だ。たらたら歩けばなんとかなる。しかもRochdaleと違って電車の本数が多い。なんと1時間に3本もあるのだ!すごいだろう。Rochdaleは時間1本しかないみたいなのだ。
スタジアムのキャパ。こちらは全部座席で13000人強は入るらしい。規模としては日立台くらい====ThisIsTheErrorMessege====なんだろうか。これまでの02-03シーズンで一番入った試合で9000人。これなら当日でも大丈夫なような気もするが、なにせHome最終戦、しかも勝てばPlayoff決定。心配にはなる。で、OfficialSiteのWebmasterに「予約は出来るかね?」とメールを送ったのだが、「いまのところチケは売り切れてないので、入口で買ってね」なんて暢気な返事。困ったものだ。


しかし、これはぼくの都合によるPLANの変更なのだからどうってことはない。戦慄のイベントは出発の1週間前にやって来た。帰宅すると、留守番電話にメッセージ。「全日空国際線予約ですが、ご案内したいことがございますので」この時期にご案内ってのが、いい知らせのわけがない。もう夜だったので国際線の電話窓口は終わっていた。国内線に電話をかけて、国際線のメッセージを視てもらう。電話口のオペレータ嬢は淡々と不幸のメッセージを読み上げた。

「関西→ウィーンのフライトはキャンセルになったようです」

とひょーん。とひょーん。とひょーん。とひょーん。とひょーん。とひょーん。とひょーん。とひょーん。とひょーん。とひょーん。とひょーん。とひょーん。とひょーん。とひょーん。とひょーん。とひょーん。とひょーん。とひょーん。とひょーん。とひょーん。とひょーん。とひょーん。とひょーん。とひょーん。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。
あはははははははははあああああ。とりあえず笑ってしまう。他になにもすることがない。

にっぺりによると「関西→フランクフルト→ウィーンのルートで押さえてあります」とのことだが、このルートだとウィーン到着が1715だそうで、これでは試合に間に合わない。速攻でネットで検索かけると、伊丹→成田→ウィーンのルートが確保できそう。空席もあるようなので、安心して翌日に電話すると、成田→ウィーンはリクエストになっているので確保できないという。テメーこの野郎どういうことだ。こっちは関西→ウィーンの航空券を持っているんだぞ。交渉の結果、なんとか成田経由のルートを確保できた。


すいません、もうお腹いっぱいです。


もう出発前からイベントだらけで、正直言ってへとへとである。現地ではいったい何が起きるのだろう。気分はもう『水曜どうでしょう』の大泉さんである。帰国後の旅行記を待て!

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