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travelnotes : overseas
【BEIJING-01】 2002/10/27 違和感を抱えて胡同を歩く
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鐘楼のあたりまで運んでもらうと、目的地の近くで「馬蘭花書店」という小さな本屋を発見。なにげに通り過ぎる瞬間、ガラス窓に貼られた絵に気づいて叫び声をあげそうになった。あれは進藤ヒカル君====ThisIsTheErrorMessege====ではないか!ということは………マンガ屋?
急いでタクシーを降りて店まで戻る。しかしそこはマンガ屋ではなく、子ども向け商品をいろいろ揃えた店だった。2階は参考書問題集の類が揃っていて、1階が遊びコーナー。「名探偵コナン」や「ちびまる子ちゃん」があった。あとはゲームの攻略本。そんな中にCLAMPの画集を発見!これは誰とは言わないが間違いなく需要がある。しかしひっくり返して値段を見て腰を抜かしかけた。576元だとお!9000円近くもする。んなばかな。店員に確認すると、確かに576元だが、それは20冊セットの値段なんだとか。CLAMPの他にもいろいろな日本人作家の画集がシリーズで出ていて、そのトータルの値段らしい。1冊なら28.8元だよというのでありがたく購入した。あー、びっくり。
胡同を歩く。しかし、ここがガイドブックに載る観光スポットだというのは、なにか間違った方向のような気がしてならない。昔ながらの家並が残っているとは言うものの、これって要するに一種の貧民街なのではないだろうか。堂々とカメラを向ける性質のものではないような。もちろん、何枚かは撮ったけどさ。
鐘楼に登る。入場料は10元。入口にチャイナドレスの姑娘がいた。展示館かなにかの受付嬢なのだが、観光客も少なく暇を持て余し気味。急な階段をぜえぜえ言いながら上ると、そこからの眺めは絶景。だが、天安門と違いここには中国人観光客がほとんどいないのもわかる気がした。見渡せるのは背の低い胡同の家々。中国人民にとっては観光スポットでもなんでもないのだ。帰りがけに姑娘の一人に「さよなら」と日本語で言われた。今回の旅行で、ぼくを日本人だと見抜いて声をかけてきたのは彼女だけだった。
鐘楼の南には鼓楼がある。せっかくなのでこちらも登ってみた。こちらは20元。改装工事は終わっていた。南側に回ると、鼓楼を先頭に一直線に南に伸びる道路がある。道路の先の丘が景山公園で、その向こうに故宮博物院や天安門がある。すべて一直線上なのである。その昔は、ここからの太鼓の音で北京市民に時を報せていたそうだ。風が通り抜けるのでかなり寒い。もうすぐ昼だ。降りてタクシーを拾って、北大平橋へ。

さっきの鐘楼・鼓楼の胡同と全然違って、北四環のあたりは団地も立ち並び、日本のニュータウンとそれほど景色に変わりがない。北大平橋の交差点近くに「八番麺屋」====ThisIsTheErrorMessege====がある。すぐに見つかった。醤油麺が10元。それに泡菜4元というものを頼むと、蕪の浅漬けみたいなものが出てきた。醤油麺は、ずばり8番らーめんの定番「醤油野菜ラーメン」。味も麺も日本のものと変わらず、嬉しくなってしまった。レシートが置かれて、店を出る際に支払いをするのも日本と同じだった。メニューには「日式涼麺」と「日式冷麺」の2種類が書いてあったけれど、どう違うのだろう。

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さて、問題の奥体である。本当に足球杯準決勝があるのだろうか。とりあえず行ってみないことには始まらない。北大平橋から直行するバスはないので乗り継ぎ。北方面のバス停に、専線小巴====ThisIsTheErrorMessege====のようなバスが停まっている。車掌の兄ちゃんに「奥体中心」と書いて見せるとOKというサインを出すので乗り込んだ。ところがこのバスがなかなか発車しない。どうやらある程度客が集まらないと出さない制度になっているらしい。兄ちゃんが窓から大声で「乗るヤツはいねがー」という風に叫んでいるが、この兄ちゃんがものすごい巻き舌で、酔っぱらってクダ巻いているのと大差ないような感じだ。何本かのバスに先に行かれて、ようやく動き出した。
奥体東門から中へ。要するに日本にもよくある総合運動公園だ。体育場は場内の西の方にあるので公園内をタラタラ歩く。歩くに連れて不安が増大してくる。ひとが少なすぎる。歓声もまったく聞こえない。いくら以前は遼寧のクラブとは言え、カップ戦の準決勝だ。こんなはずはない。
そして競技場の中を目にして不安は確信に変わった。会場はここではない。試合開始予定時刻の50分前なのに、観客席には誰もいないし、トラックでは子供達がインラインスケートの練習をしている。それに、北京電視台がLIVE放送をするはずなのにテレビカメラが一台もない。通り過ぎる市民の皆さんに尋ねても、ここじゃないよとつれない返事。そして奥体西門前で警備している軍人にダメもとで尋ねた答が決定打だった。
「This is here.」と彼は言った。しかし、彼が「This」という意味で指差したのは、今日のスポーツ新聞に載っていた、準決勝第1レグの試合の写真。今日は遼寧はアウェーなのだ。
西門を出たところでタクシーをつかまえる。西直門へ。最初、運転士は勘違いしたのか東直門の方にクルマを走らせた。数元余計にかかったが、まあリスクのうちだろう。

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