cyic.co.uk 吉田鋳造総合研究所
motorcycle : motorcycle
tour:09夏・東北殲滅(第2日)
 home  index  prev next 

平成21年8月7日 金曜日

朝6時半から1階ロビーでコーヒーとパンとそうめんの朝飯…ってそうめんですか(笑)。どうやら雨は降ってないようで、すぐに出発。

まずは中央弘前駅。「知らないと行けない」状況に変化なし(笑)。いや、路地入口のアーケードが壊された分、さらにわかりにくくなったかも。====ThisIsTheErrorMessege====平日の朝7時前。電車が着くと20人くらいが降りて街中に歩いて散っていく。7時発の大鰐行に乗っていったのは高校生3人だけだった。何もしていかないのはナンなんで、駅待合室にある『津軽弁自販機』でジュースを買ったら、柔らかいおばちゃんの声で「行って来いへ」====ThisIsTheErrorMessege====と言われた。

さて、2日かけて岐阜に戻ろう。大鰐ICの手前でまた給油。ちょっと早めに動いてるんで、小坂で高速を降りて駅跡に立ち寄り。さらに思い出の“十和田大湯”====ThisIsTheErrorMessege====にも寄って一風呂浴びることにする。当時の記憶を頼りに、その時にも入ったはずの荒瀬公衆浴場ヘ。うわっ熱いぞ!上山や草津も熱かった記憶があるが、ここも相当なものかと。
さらに南下。『あんとらあ』って、当然だよね鹿角市だもん(笑)。そして八幡平に向けて上っていく。頂上まで行く時間はないので、そのまま目的地の玉川温泉へ行くことにした。

国道からそれて温泉方面の坂を下っていくと、見えてくるのは「うわわわわわわわわわわ」としか声が出てこなくなるような光景。駐車場に単車を停めて散策路を歩くことにした。岩の隙間からとめどなく吐き出されるガス。ぼこぼこと異様な音を立てて湧き出す熱湯。皆さん…川原、と呼べなくもない場所に茣蓙を敷いて寝そべっている。天然の岩盤浴だ。ぼくは悪魔基地のような散策コースを歩いてから、大浴場に向かった。
入浴料600円に、貴重品ロッカーで100円取られる。浴室は結構広い。まずは源泉50%の湯船に。お、ここはそう大したことないな。少し浸かってから、問題の100%源泉の湯船へ行く。当然だが、ここが一番混んでいる。入ってみると、全然熱くない、というかぬるいくらい。しかし、浸かって15秒かそこらでカラダのどこかから警報が鳴りだした。「これはヤバい」。ぼくが浸かっているのは“お湯”ではなく“化学薬品”だ。さすがにpH1.2の強酸性はハンパじゃあない。入浴というより『泉質と闘う』という感じ。ガミラス星に突入した際の『ヤマト』って、こんな感じだったのだろうか。100%源泉に浸かっていたのはのべ20分くらい。それでも、カラダへの影響は単車で山を降りて横手市内に入るまで続いた。

国道を走って降りて、途中で右折して田沢湖へ。“たつ子”像は西畔なんで南側を半周する。岸に近いところをウヨウヨ泳いでいるのはウグイだろう。魚が棲めるようになった====ThisIsTheErrorMessege====のはよいことだけど、これだけウヨウヨいると見栄えとしてはなかなかグロい。
角館には寄らないことにして、大曲も通らずに県道経由で横手へ。さあB級グルメだ“横手焼きそば”だ。駅近くの老舗『ふじわら』へ。入ったのは1時半、中にはカップル1組とサラリーマン1名。肉玉の大盛りを頼む。おおっ、今年のB1グランプリは横手開催なのね。出てきた焼きそばは、いたってオーソドックスで。実際、食べ歩いてみないと横手焼きそばのどこが“売り”なのかはわからないのかもしれない。
高速に乗って水沢へ。ここから東へ向かうのだけど、せっかく水沢にいるのなら、と旧・江刺市====ThisIsTheErrorMessege====の中心部に寄ってみることにした、のだけど。いやあ、想像以上の枯れっぷりで。どんより曇った天候のせいかもしれないけど、かなりへこんでしまう光景ではある。
県道と国道を走って、住田町経由で東へ。ちゃんと世田米には『駅前』の名前が残っていた。====ThisIsTheErrorMessege====ここから盛岡まで直通バスがあるってのも、なかなかのものだ。
そしてさらに東へ。やがて、唐突に線路がオーバークロスする。岩手開発鉄道だ。線路沿いに上がってみると、岩手石橋駅があった。全国でも珍しいスイッチバックの終着駅。====ThisIsTheErrorMessege====この日は平日だけど夕方も遅い頃で、貨物列車が通る気配もない。もう最終列車も出た後なのだろうね…。国道を下っていくと、日頃市駅も発見したので寄ってみたけど、こちらも列車が来そうな感じはなかった。残念……と思った矢先、構内に鳴り響く大音量のオルゴール!実は午後5時になったので地元有線のスピーカーが鳴らしただけなのだけど。あー、びっくり。

というか、5時?

今夜の宿は宮城県・唐桑半島御崎の国民宿舎『からくわ荘』。ちょっと奮発して“舟盛りつきプラン”を頼んだら「午後6時までに来てくれ」と言われていたのだ。あと1時間。まずい、これはまずい。というわけで、大船渡市街も陸前高田市街も見事にスルーしてダーッシュ!『からくわ荘』の駐車場に着いたのは午後5時59分でしたとさ(笑)。

チェックインを終えたら「風呂より前にメシを喰ってくれ」と言われ、食堂へ。舟盛りは正直言って期待はずれ(苦笑)だったけど、ホヤ酢やら牛肉やらでボリュームは十分。ビール中瓶を1本お願いしたのだけど、さすがに疲れもあってこの1本が効いた!実に効いた!結局、風呂にも入れず8時くらいに沈没(笑)。

この日の行動・時間表
  到着時間 通算キロ   出発時間
弘前駅前   1020   06:41
中央弘前駅 06:43 1021 休憩 07:08
アルカディア付近 07:22 1029 給油 07:24
小坂駅跡 07:58 1071 休憩 08:09
十和田大湯温泉 08:28 1084 休憩 08:51
玉川温泉 09:58 1137 休憩 11:20
田沢湖 12:18 1183 休憩 12:29
横手 13:30 1241 昼食・給油 14:02
錦秋湖SA 14:30 1275 休憩 14:55
旧・江刺市BT 15:30 1318 休憩 15:37
世田米駅跡 16:33 1366 休憩 16:36
岩手石橋駅 16:49 1377 休憩 16:55
からくわ荘(着) 17:59 1438    
 top  prev next