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travelnotes : motorcycle
tour:讃岐うどん耐久(後)
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翌月曜日。スタートは坂出市の「山下」手打うどんの赤い幟がなかったら確実に通り過ぎるところにあった。営業開始5分前に着いたので少々待つ。おばちゃんはスポーツ新聞を持ってきてくれた。貴闘力の優勝記事を読んでいるとできたよーと声がかかる。やはり打ちたて、しかも私好みのコシ。早くも確信、今回のベストはここだ。うどん屋巡りが目標のため1玉しか食べなかった。現在激しく後悔している。
2軒目、また坂出の「彦江」。大将がいまから始めるから20分待ってくれと言うので坂出駅まで行って時間をつぶす。前回ほどの感激がなかったのは山下が凄かったからだろうか。
3軒目、綾南の「田村」。私が着くと同時に大将は軽トラでどこかに行ってしまった。高校野球の丸亀高校が気になるのか?しかしほどなく帰ってきて開店準備。9時半の開店に合わせて続々とクルマが集まってくる。ポルシェ944までいた。ポルシェに乗って1杯100円のうどんを喰う。イキじゃないですか。早く着きすぎた私は30分待ったのだが、待っただけのことはあった。
4軒目、怪しさではNo1クラスの綾南「赤坂製麺所」。おばちゃんがハサミでネギを切って入れてくれた。醤油をかけて外に出て縁側のようなベンチに座って喰う。鶏の鳴き声が聞こえる。シチュエーションは文句なし、しかしこの日はそれに麺が完全に負けているように思えた。店内にノートがあったり来客の写真が貼ってあったりと怪しさを売りにしているようなのも気になった。
気を取り直して5軒目はおなじみ綾上の「山越」。かまたまにしたが、いつもながらの剛麺を出してくれる。冷やも食べたかったがスケジュールの前に泣く泣く退席。
6軒目、琴南町の「谷川米穀店」。バイクの機動力を最大限に生かす。11時から1時までの2時間営業で有名だが、10時40分にはもううどんが茹で上がっていた。ここもかまたま。麺は山越の方が上だがここには必殺のオプション青唐辛子がある。今回は引き分け。
これより、未開の地・西讃を目指す。最初は財田町役場前の「橋村」。ここも2時間営業。着いたのは11時半で、一足早く昼飯を片づけようという役場職員で混んでいた。コシもだしもすべてちょうどよいという感じで、これを毎日食べられる役場の方が羨ましい。しかし、あまりにちょうどよいので遠来の者が「わざわざ食べに来る」というインパクトには欠けるような気がした。
続いて山本町「まなべ」。国道沿いにあって大きな駐車場があってメニューが多くしかもラーメンを食べている客も多い。いわゆる「まずいうどん屋」の条件をすべて満たしているようなのだが、しかし駐車場にやってくるのは観光バスではなく長距離トラックだ。ぶっかけを頼む。なんなんだこの強いコシは。既出「赤坂」の逆で、シチュエーションは???ながら麺に明らかに主張がある。これだからうどん屋巡りはやめられない。いやあ、まいった。
そろそろ腹の方も限界なので最後は豊中町「ふる里」。入口に近い席のカップルがカレーうどんを食べていていい香りがしたのでそれにしてみた。量が多い。麺もなかなか。これが11号沿いにあるのなら十分合格点。西讃の奥は深そうだ。

明日まで会社は休みだが、夜から天候が悪化するという情報もあり、15時に高松を出る神戸行の船で離脱することにする。まだ時間は十分にあるので国道をずーっと走る。途中、坂出市の東側で「もしかして・・・」と胸騒ぎがして左折すると、前回ツアーでは「当分の間休み」と貼り紙がしてあったS級指定店「がもう」が開いているではないか!時間は1時半、積極的にうまい麺が出てくる時間ではないが、これでS級制覇だ!と小を注文。出てきた麺は・・・・・うーむ。いくら1時半とはいえ、これはないんじゃない?麺が死んでいるはおろか死後1時間は経っているんじゃないか?といった感じで超がっかり。こんなもんじゃないだろう、という気もするが正直言ってリベンジに再訪する気にもなれない。最後がこれでは、という思いもあるがさすがにもう食べられないのでそのまま素直に東港からフェリーに乗って神戸に戻った。須磨沖でエンジン故障が発生し30分遅れるというミソもついた。名神に乗り、吹田SAのレストランで豚汁定食を食べる。米がうまい・・・・・。うどんは毎日でも食べられるが毎食食べるものではないなー、と当たり前のことを当たり前のように再確認して帰ってきた。

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