cyic.co.uk 吉田鋳造総合研究所
travelnotes : motorcycle
原チャで日本海を見るっ!
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やっと3日もーらえーるのーがなつーやーすみっ。8月中旬にようやく作れた3連休。といっても土日月だが。金曜夜に原付スクーターで神戸に行ってJリーグを観よう!と思いつく。

土曜日。目覚まし時計は6時にSETしたのに起きたのは5時半。地震があったのだ。ひと通りニュースをCheckしているとなにやら外が騒がしい。どんより曇った空、おまけにビカビカと光を発している。おいおい、朝の6時から雷ですかい?完璧に出鼻をくじかれた私はそのまま昼までフテ寝。甲子園の空は晴れているようだが、岐阜がコレでは話にならない。結局家から一歩も出なかった。明日は、当初のプランを北向きに変更。一路日本海を目指すことにする。浦和赤軍が粉砕されたのでスポーツニュースに未練なし、10時にはガコガコ寝てしまう。


日曜日。4時起床。今日は雨も降っていない。4時半に家を出て美濃に向かうが、関市の手前でガソリン残量がかなり怪しいことが判明。あわてて岐阜市内に戻り給油。1時間近いタイムロス。何のために4時に起きたのだろう。途中、高岡まで193kmの表示に少々ビビる。なにせヘタれ寸前の原付スクーター、1時間走って10分休憩を繰り返す。交通量の多い国道はダンプに煽られるので避け、長良川右岸の県道を北上。長良川鉄道万場駅で休憩中に地元のオヤジさんに声をかけられる。どこまで行くのか?と尋ねるので蛭ヶ野高原までとウソをつく。本当の目的地を言えば話が長くなるだけだ。余計な寄り道をしなかったおかげで8時前に美濃白鳥に着けた。岐阜での給油の遅れをすべて取り返したので油坂を越えて九頭竜湖に向かうことにする。原付なので油坂峠道路には入れず、旧道をチンタラ上る。県境のトンネルの入口で朝飯。これより福井県。


九頭竜湖の手前で有名バス停「大穴馬(おおあなま)」をCheck。ついでに「穴馬神社」にも参拝する。実は「穴馬神社」は九頭竜ダム建設に伴い水没した集落の氏神の集合体なのだそうだ。朝早いので神籤を引くことも出来なかった。そのまま湖畔を西進。気持ちのいいコース。大勢のバイクオヤジとすれ違う。九頭竜ダムを過ぎて、9時にはもうJR越美北線の九頭竜湖駅にいた。でも、ここが「九頭竜湖駅」を名乗るのは米谷や白根や新古河と同じくらい無理があると思うぞ。あえて大野市街を通らずに勝山へ。10時過ぎに勝山駅で休憩。

乗ってこそ/未来に残る/京福電車 字あまり。


勝山駅は以前のまま。名古屋・京都・大阪・加賀温泉・金沢までの硬券の連絡乗車券があった。駅前には電車に乗って映画を見に行こうキャンペーン担当のおじさんが乗客を待っていた。X指定でもOK?ここから再びの峠越え。原付のエンジンはますます不安になり、まさにチンタラ坂道を上る。11時に谷峠をトンネルで越える。これより石川県。


白峰村の中心部で昼飯をと考えていたのだが、いやいや食事よりもそそるものがあった。温泉だ。¥350で極楽へ。極楽体験を終えたら、クルマの流れに必死に喰らいついて手取ダム沿いの国道を北上、12時過ぎに白山下。廃駅跡は駅舎だけだが健在だった。廃線跡沿いに走って1時前には加賀一の宮駅。いつ訪れても、いい味を出してる渋い駅である。1時に鶴来駅で休憩。駅舎は渋いが駅前広場は見事に整備されてしまいコントラストが激しい。駅近くの中華料理屋は激混みで昼飯にありつけず、そのまま県道を北上しつつ「8番らーめん」を探す。ない。そんなはずは?しばらくすると「8番らーめん」ではないが「八番麺屋」なるチェーン店を発見。北陸地区は改名したのか?と思ったが、どうやら類似品らしい。メニューも値段もかなり似ている。試しに醤油野菜ラーメン大盛りと水餃子を頼んでみる。本家よりうまいかもしれないぞ。県庁から兼六園のあたりで多少道に迷ったが、2時過ぎに無事に橋場町から北上。金沢市内の繁華街を通らずにすんだ。3時に倶利伽藍駅で休憩を取る。旧国道に駅入口の標識が出ていなかったのでかなり迷った。3時半、倶利伽藍不動に参拝。「お不動さん」の日らしく、結構な混み具合。家族連れや若いカップルの姿もあって少々驚いた。ここで「富山県」の標識を探すがどこにもない。どうやら県境の具体的表示はないようである。そのままなし崩し的に富山県。


峠道を東側へ一気に降りる。4時半に高岡市内。加越能鉄道・高岡駅前行電車とすれ違う。全然乗ってねーぞ。5時近く、能町口駅。ここから新吉久・吉久・中伏木と続く区間は加越能の中でも一段とクサりが入っている区間。思わず鉄チャンしてしまう。そして最終目的地、越の潟駅または富山県営渡船・越の潟渡船場に着いたのは5時半だった。他の方々は決してそんなことはないと思うが、私には何度来ても心落ち着く風景だ。17:50発の船にスクーターを乗せた。6時半、タウンページであたりをつけたホテルに投宿。小杉駅裏のCoco’sでいつものメニューを頼む。ささやかな祝杯を挙げたいがスクーターなので酒は飲めない。帰りにコンビニでビールを買い、ホテルで飲んだらサクサクと寝てしまう。


月曜日。トシのせいか朝には強い。5時過ぎにはもうホテルを出て、再び渡船場へ。朝焼けの中の桟橋もいいものだ。5時半の船に乗る。あとはひたすら南下するだけ。7時に笹津駅で休憩。富山地鉄笹津線の廃線跡は、駅から少しはずれたところにわずかながら残っていた。ここからは国道41号。交通量が多く、ダンプや大型トラックにあおられる。怖い。やはり原付では無理だ。8時前に猪谷駅で朝飯を喰う。41号をさらに南下して8時半に神岡鉄道・神岡鉱山前駅通過。これより峠越え。スクーターはますます遅くなり、ガンガンあおられるようになる。もうあおられるのはごめんだっ!と裏道の神原峠を越えることにする。おっ通行量も少なくていいじゃんいいじゃんと喜んでいられたのは越えるまで。旧道のトンネルを抜けるとそこは・・・なんなんだこの下り坂はぁーっ!スクーターにはエンジンブレーキという概念がない。慣れない私にはマジでこわかったっす。無事に峠を越えて9時半頃に飛騨古川駅で休憩。想像より大きな駅で驚いた。10時過ぎに飛騨陸運事務所を奇襲。知人に会う。ここで『良太君のたのしい社会科』を。

お兄さん「良太君、今日は陸運事務所のおじさんの仕事を勉強しようね」
良太君「ねえねえ、誰もなんにもしていないよ」
お兄さん「そうだね、この飛騨陸運事務所というところはお客さんが少なくて日本で一番ひ・・・・・」

知人「こら、おっさんおっさん、なに言うとるんや」


11時半に高山市街を離れ、ひたすら西に向かう。休み休みでなんとか松の木峠を越える。荘川村へ。12時半にJR東海バス牧戸駅。鍵がかかっていて中には誰もいなかった。駅前の食堂は満員で通過。少し先のドライブインの食堂も満員。1時には蛭ヶ野高原に着いてしまう。ひるがの高原センターで昼飯。カツ丼を頼んだらカツ入りの卵丼が出てきた。ハムトンハムトンの明宝ハムもあったが要冷蔵ということで今回はパス。ついでに分水嶺公園にも行ってみる。一本の川が2方向にわかれ、左が太平洋、右が日本海に流れていく。一度見ておきたかったところだが、正直言って一度見れば十分だ。ここから一気に坂を下っていく。原付ではこの坂を上ってくるのは不可能だろう。前日のコース取りが正しかったことを確認した。2時に長良川鉄道・北濃駅。駅舎にあるラーメン屋で味噌辛ラーメンを食す。なかなかにうまい。これからここを通るときは寄っていきたい。あとは白鳥から昨日のルートを通って帰ってきた。岐阜市内に入ったのは4時半頃だった。


今回のツアーで確実にわかったことがある。

原チャじゃだめだ・・・原チャじゃだめだ・・・原チャじゃだめだ・・・原チャじゃだめだ・・・原チャじゃだめだ・・・

シンジ君のようにつぶやく鋳造は一念発起、普通2輪免許の取得を決意をしたのであった。つづく。

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